先日、ハンブルクで2日間、日本から整体協会コンサルタント西森先生を招いて、活元運動、愉気の実習などを開催してくださる方がありました。活元運動についてわかりやすいページを見つけましたので、リンクを貼っておきます。

私、活元運動とのお付き合いは長く、かれこれゆうに30年(自分でビックリ!)は経過しています。とくに独りで外国暮らしをしていた時期は、自分で自分の身体のコンディションを直接に感じられる活元運動を習っていたことに、感謝しました。

活元運動のいいところは簡単なこと、一人でできること、奥が深いこと、頭も感情も経ずに身体に直接働きかけて、ストレスが勝手に解消されてしまうこと、などなどです。活元運動をやっていることで、未然に防げていたトラブルは数多いのではないかと思いますが、こればかりは経験しなくて済んでしまったのでわかりません。

2日間、朝と夕に活元会、合間に愉気の会、個人指導がありました。まるで、日本にいた頃、ン十年前に参加していた会のようで、先生とも参加者とも初対面なのですが、とても懐かしく感じました。

参加者は意外と遠方から来られた方が多く、ヘルシンキから参加なさったご夫妻、南ドイツから参加なさった方がありました。私もせっかくの貴重な機会なので、ハンブルクに宿泊してすべて参加しました。

1人でも狭い場所でも、合間時間にできてしまう手軽な活元運動ですが、他の人と集まってすると、その場の空気が生まれ、その時にしか出ないような運動の発展の仕方をします。この時の身体の状態も、運動も、まさに一期一会です。

10人にも満たない小さなグループでしたが、すべて参加した人たちの顔ぶれが決まっていたためか、まるで日本の本部道場で連続活元会に参加したような気分でした。回数を重ねるにしたがって、運動も雰囲気も練れてくる感じがあるのです。

西森先生は気さくな方で、今回子連れのお母さんが何人かいらしたのですが、子どもの叫び声が聞こえても気にせず、活元運動が終わって目を開けてみたら、西森先生の膝に女の子が座ってたりしました。

今回は子どもは隣の部屋で、シッターさんも時間帯によってはお願いしていましたが、日本で西森先生が開く活元会には、子どもも一緒に会場にいるそうです。小学生くらいの子は一緒に参加するし、先生が参加者の活元運動を誘導していると、2歳くらいの子が一緒についてきて、真似して参加者の背中に手を当てたりして、それがまた参加者に好評なのだそうです。

子どもは、身体も心も素直で敏感、変化も早いので、子どもがいるから参加できない、というのは、本当はもったいない話で、西森先生の話になるほど、と思いました。一方、子どもがうろちょろしていると、とくに親御さんは無心になりづらい、というのも事実ではあるんですが。

この2日間が楽しかったので、なんとか続けて、この会を発展させていきたいね、という話になり、宣伝も兼ねてこの記事を書いています。

西森先生は、アムステルダムで連続活元会によばれ、その機会を狙ってハンブルクもお願いしたとのことでした。次回の2月は、ハンブルクは開催できるかな?