膠原病との初めての出会い。 | ピア 人工関節と難病と猫と

ピア 人工関節と難病と猫と

・・・
人工関節の脚、肝臓の難病、慢性疼痛と闘っています。
時々は保護猫出身の愛猫のことも。
人生終盤、余生を悔いなく送りたい。
ブログを綴って、脳の衰えを緩やかに。

 

 

三十代後半、会社員のころだった

 

当時は景気が良くて、管理職が個室を持っていた

なぜそんなことを覚えているかというと、
部長の部屋で、私の病気について報告したときに
すごくしんどくてつらかった思いが、いまだに心に残っているから

 

その上司は自分は適当なのに、部下には過大な要求をする人だった
彼の思い付きで、みんな、アップアップしていた

 

そんな役にも立たない余計な仕事に追われているころ、、

まず、両足首がすごく腫れた

 

「私の足首、腫れてない?」  と同僚に聞くと
「いつもそんなだよ~」  と言う

 

痛みも出てきたので、近所の病院に行った

悪いほうの足だけならわかるけど、両方はおかしいね、と言われ
血液検査をして、湿布もらって帰った

 

翌々日、ふくらはぎに赤い斑点がいっぱい
水玉模様のようにできた

 

皮膚の病気だと思って、近くにある大学病院の分院の皮膚科へ行った

診察室の奥で、私を診た医師を中心に、数人の医者が話している

ちょっとただならぬ雰囲気だ

 

「すぐ本院(大学病院)のほうへ入院してください」

「命にかかわる病気ですか?」

「そういう可能性もあります」

 

膠原病の知識など何もないから、

皮膚科入院って皮膚の病気と思っていた
 

 

家族への説明は
ベーチェット病もしくは、全身性エリトマトーデスの疑い

 

ステロイドの点滴で、倦怠感が取れ、噓のように元気になった

 

仕事のストレスと原因のはっきりしない体調不良で、

沼の底に沈んでいたのが、水面に浮かび上がった

 

気分も最高で、まさに「五月晴れ」

数十年前の五月のことだった

 

 

 

 

 


難病 ブログランキングへ

 


股関節症・股関節脱臼 ブログランキングへ