パプリカのアグロドルチェ | イタリア料理レシピと旅記録 un piatto pieno di ricordi

イタリア料理レシピと旅記録 un piatto pieno di ricordi

2007年から4年半のイタリア生活を終え2011年に帰国。30ヶ国以上の国とイタリア20州全てを旅して各地で食べた思い出の料理や
気になったレシピを元に家庭で手軽に作れるようアレンジして日々お料理を楽しんでいます。

 

パプリカのあざやかな色味は料理もさることながら、撮影するのもたのしいなーバレエ

撮影といっても私はずっとiphoneなので立派なカメラで撮った写真には遠く及びませんが、

最近のスマホってほんときれいに撮れるもんやなとつくづく思うのです。

解像度が多少低くともアマチュアの私にはじゅうぶんです乙女のトキメキ

 

写真のお話ついでに、ネットで料理の写真を見てますとプロ顔負けの素敵な写真がズラリなんてことはザラですよね。時折テレビでも「きれいに料理の写真を撮るコツ」の特集とかやってますが、やはりみなさんレフ板とかお使いなんでしょうか?私は小道具類はいっさい無し、iphoneだけで挑んでいるので、窓からの自然光が頼みの綱。そして大切なのは晴れていること。夏なら12:30から13:30頃、冬は11:30から12:30の約1時間が勝負時。この時間帯の光が一番撮影しやすいと感じるんです。

じゃあなにか?毎日毎日、昼間の貴重な時間に太陽を待って張り込めってか?とお叱りの声が聞こえてきそうですが、薄曇りや雨の日は室内の蛍光灯をつけて撮ります。じっと太陽を待ってばかりいられませんしね。おなかも空きますし、料理も冷めますし。

我が家は白熱球と蛍光灯の昼光色と併用しているので、両方スイッチオンです。

料理の写真を撮りはじめて数年、なんとなく出来上がった自分のやり方にそって惰性で撮ってますが、一度立ち止まってちゃんと研究してみようかなあと思ったりしてます。

 

前置きが長くなりましたが、本日のレシピはパプリカのアグロドルチェです。甘酸っぱい味付けの料理をアグロドルチェと言うので、少し前にきゅうりの酢の物を私なりの解釈で「日本のアグロドルチェです」とイタリア語で書いている別ブログに書きました。せっかくなのでこっちにはイタリアのアグロドルチェをば。作りたても良いですが、保存容器に入れて冷蔵庫で冷やしてワインや泡のお供にもおすすめですシャンパンロゼワイン

 

 

 

 

‘・:*:・。,材料 4人分,。・:*:・゚'

パプリカ赤          1個

パプリカ黄          1個

にんにく           1/4かけ

黒オリーブ          12個くらい

松の実 (あれば )         適量

イタリアンパセリ        適量

砂糖             大さじ1.5

白ワインビネガー       大さじ1

オリーブオイル        大さじ1

塩              適量

コショウ           適量

 

 

 

 

‘・:*:・。,作り方 ,。・:*:・゚'

【1】パプリカを縦半分に切り、ヘタ、タネ、芯を取り除いて、1cm幅に切る。

 

【2】熱したフライパンにオリーブオイルをひき、にんにくとパプリカを加えて中火で焦げないよう混ぜながら7-8分ほど炒める。

 

【3】黒オリーブ、松の実、砂糖、白ワインビネガーを加え、弱火にしてさらに約10分炒める。
塩、コショウで味をととのえる。もし水分が飛びすぎている場合は大さじ1から2くらいの水を加えてください。最後にパセリのみじん切りを加える。