みなさん、こんにちはー

防音専門ピアリビングの店長ふーこです。 
 
よく趣味はなんですか?と聞かれて
昔からずっと答えに困ってました。 
 
というのも
生きるのに、自分のためという感覚なんてなくて
目の前に大きな壁があるのを必死に壊して
「自分の楽しみ」という感覚なく今まで走ってきた感じだったんで。。 
 
防音の仕事も
たまたま扱えた防音カーペットを
ヤフオクで出した時
「助けてください!」というお声で 
 
何もできない私でも何んとかしてあげられないだろうかと
まったく畑違いの建設業に女という立場を忘れて
突っ込んでいって探したり作ったり。 
 
ただ、ただ「なんとかしてあげたい!」
その想いだけで
今みたいに女性が上にたつなんていうのもまだまだ世間では驚かれる時代でしたから
片意地張って生きてましたね。  
 
そんなこんなで25年。。 
 
でも2年半前にたまたま読んだ
笹本恒子さんの本。
「いま101歳好奇心ガール」というタイトル。 
 
「へぇーすごい!日本初女性フォトグラファーなんだー!可愛いおばあちゃんだなー」と思ったんです。  
https://books.google.co.jp/books/about/好奇心ガール_いま101歳_しあ.html?id=6RGDDAAAQBAJ&printsec=frontcover&source=kp_read_button&redir_esc=y  
でも読んでるうちに「おばあちゃん」なんかじゃない!
どんどん引き込まれていきました。 
 
朝からラジオ体操して、お化粧して
「だってだれがくるかわからないじゃない?」って。
若い時からぜったい朝はパン。
夜は赤ワインとお肉も。 
 
「そして一緒に月を見てワインを飲む人がいたら素敵ね」と書いてて 
 
なんて可愛らしい女性なんだろうって。 
もう、キラキラしてるんです。
 
彼女の撮る写真も生き方も本当に素敵で 
私も笹本恒子さんみたいに生きてみたいと。 
 
たとえ100歳超えても
ちゃんと自分の足で凛と立っているような。 
 
もちろん私はプロのカメラマンを目指してるわけでもなく
波乱な人生を歩んでしまって
もちろん人生の後悔もたくさんあったり。 
 
それでも今も私はこうして生きている。 
誰かのお役にたてるようなお仕事をさせていただいて、今も相変わらず、
今ももともと強くもないはずが
気がつくとゴツゴツしたものがぶつかってきたり
たくさんの重りが体にのったまんまだったり。 
 
それでも気がつくと友達とかスタッフとか
お客様とか
たくさんの愛情をまわりからいただいてありがたくて
涙もろくなったなぁと思うほどです。。 
 
今日ブログを書いたのは
ずっと大好きで憧れていて落ち込んでたりしてた
私に「はっ」とさせてくれた恒子さんの言葉。 
 
なんか片意地はってたなーって。
25年。 
 
そっか…何業とか関係なく
自分は自分の感性で想いを伝えたり
お客様のお役にたてることを真剣にむきあって
進んでいいんだって。  
 
 
私にはどうしても守らないといけないものがある。 
弱くなったり落ち込んだりしてる時間も
本当にもったいない。 
   
 
恒子さんは現在104歳
もっと生きたい。やりたいことがある。 
まだ写真も撮りたい。
恋もしたい。
そう書いてる内容がせつなくて
私は恒子さんの半分以下の年齢なんだと。 
 
まだ「お前はやりたいことがあるだろ!」と目を覚ましてもらったのと
たくさんの勇気をいただきました。 
 
恒子さんにお会いしてみたいなぁって。 
激動の人生を歩んでそのいろんなものを残してくださった笹本恒子さん。 
 
 
私は恒子さんの足元に及ばない。  
 
たくさんの方にご迷惑をおかけしてしまったこともたくさん。 
感謝とお詫びと。。 
  
 
人生をもっと
原点にもどって歩んでいきたいと思いました。
たとえ自分勝手な進み方であっても
 
 
  
 
誰にでも「生きてきた意味」が必ずあるから。
 
一点集中しかできない私の性格。
器用ではないし、周りをみたり振り返ったりできない。 
 
 
たとえ途中で倒れるような事があったとしても
前のめりに。
倒れても前向きに倒れたら、背の高さだけは少しでも前に進んでいるから。
  
ピアリビングの店長として  
大好きお客様から喜んでいただけるように
「わたしの使命」と思って
これからも走っていきたいと思います。  
 
 
本当にいつもありがとうございます(;_;)