こんな不条理な法案てないのですよね
この持続化給付金は個人事業主や中小企業で
コロナ禍で前年度を下回ったりした場合に出るのですが
個人は100万まで企業でも200万まで
しかも世帯主にしか出ません
私のように音楽を教える個人事業主は
独身か扶養を外して仕事をしていたら出ます
扶養に入っている奥さんが音楽を少し教えていたら出ないのです
それを法を潜り抜けてよくも~10億もという感じですね
夫婦で音楽の仕事をしていて、コンサートやライブ活動が0
レッスンで教えていた生徒さんがコロナで辞めたり
休んだり(本来は休んでもレッスン料は戴くのですが、コロナ禍は
それが出来ない、発熱で休まれても戴けないし、代替えレッスンも必要)
生徒さんが激減、収入がほぼ無くなった家庭も多いのです
ご主人が300万ほど・奥様が扶養に入り100万ほどあったとします
個人事業主ですから、そこから国民年金や保険を払います
子供が居ない場合ならばなんとかなりますが
レッスン場所の家賃等の経費
コンサートやライブのキャンセル料、伴奏者などのスタッフのキャンセル料
そこから負担せねばなりません
その400万の年収が100万以下になったとしても
ご主人にしか出ませんし最高100万しか出ないので、この家庭の年収が
200万になってしまいます
なんとかなるやろ?と思われるかもしれませんが
音楽は衣装など経費が凄いのです
1回の演奏に1万~5万貰えたとしても
衣装代5~10万の世界なのです
やればやるほど赤字・しかも最近はボランティアで演奏してよ
みたいなのが多いのです
プロに無料は無いですよね
それが一般の趣味の方々がボランティア演奏してしまうので
演奏=無料 の概念が出来てしまっています
都道府県によっては有償ボランティアもあるのですが微々たる物
音楽は芸術家の個人事業主には冷たい政府ですが
パートやアルバイトの給与所得者にはコロナ禍シフトが減った等は
休業支援金や給付金が出る事があるのです
だったら、音楽等も扶養に入っていてもちゃんと前年度年収と比較できる
物があれば出してよ~と思います
実際、私の場合でも90%減ですから