
今回は諦めたピアノのを再開したときの話を書きたいと思います。
是非読んで下さい。
再婚で、夫の家に引越すときに電子ピアノを持って行きました。
子供の頃からの夢だったので、どうしても捨てられなかったんです。
以前にも書きましたが、連れ子同士の再婚なので、家族になる為、子供との信頼関係を築く必要がありました。仕事もしていたので家にいる時間は出来る限り子供と遊び、もちろん夫との時間も大切にしていました。
毎日とても忙しかったんですが、充実した時間を過ごし、精一杯幸せになる為に生きていると実感していました。
再婚して1年が経ったある日、夫から「この電子ピアノ弾かないの?」と突然聞かれて、昔少し習っていたこと、ここ数年まったく弾いていないことを伝えました。
夫から「何か弾いてよ」と言われて、ショパンのノクターン9-2を途中まで、間違いながらなんとか弾いてみました。
夫に笑われると思っていましたが、真剣な顔で「凄いね!」って言ってくれました。
夫はクラシックが大好きなので耳が肥えているはずなのにそう言ってくれました。
何度も何度も「もう一回弾いて」と言って聴いてくれたんです。
今までの人生で、私が頑張ってやっていることを興味を持って真剣に見てくれた人がほとんどいなかったので、心から嬉しかったです!
つっかえてばかりで全く音楽になっていないのに、こんなに喜んでくれるなんて驚きと嬉しさでいっぱいになりました。
以前、子供時代の話をブログで書きましたが、両親は私に関心がありませんでした。
スポーツが得意でしたが、試合の応援は1度きりでした。それも顧問の先生に言われてやっときてくれた感じでした。
恐らく、私の親だけが一度も来ないので先生が言ってくれたんだと思います。
子供のときから、私は自分だけのために、自分の喜ぶことをしてきました。
誰かに認めて貰うことなんて考えていませんでした。
と言うより諦めていました。
親から「スポーツなんてくだらないものは辞めろ」と言われないだけ良かったんです。それで満足していました。幼い頃、鏡に向かって〇〇ちゃん(自分のこと)かわいい!天才!って一人で褒めている時期がありました。誰にも認めてもらえなくても、私自身で褒めてバランスをとっていました。今考えると笑えますよね。
そんな環境で育っていたので、下手くそなピアノを真剣に聴いて褒めてくれる夫がとても嬉しかったんです。
今度はちゃんと練習して、もう一度聴いて貰いたいと心から思いました。
承認欲求が芽生えた瞬間でした。
その日から5分でも、10分でもという気持ちで少しずつピアノを再開しました。
何週間かして最後まで通しで弾けるようになったときに、もう一度夫に聴いて貰いました。
凄いね!って沢山褒めてくれました。私は小さい子供のように飛び跳ねたりしながら喜びと感謝を全身で伝えました。
夫の「またピアノやればいいじゃん!」の一言で再開することにしました。
過去を振り返ると人からの影響で人生が大きく変わりました。
夫とのその時間が無ければ今ピアノを趣味に幸せを味わうことが出来なかったと思います。
そのときからあまり成長していませんが、そのとき弾いたノクターン9-2を是非聴いて下さい。