ヘルタースケルターは、岡崎京子の漫画のタイトル、りりこはそれに出て来るトップモデル。



全身整形で得た身体ひとつで成功しているかに見える彼女、だが内面は白鳥が水面下で足をばたつかせている如く。

そんな彼女が整形の歪みで転落して行く様を残酷に華麗に描いた作品だ。



涙を流し呪いながらはいつくばって生きるりりこに、ぞくぞくしなが読んだ。

なにもかもを恐れながらも喰うように睨むりりこ。

孤独なりりこ。



自分を重ねるには境遇はあまりに違い過ぎるが、人間の本来の姿を見るようで、大好きだ。



強くて弱い。

そんなもんだよね。


『あたしは絶対しあわせになってやる

じゃなかったらみんな一蓮托生で地獄行きよ

ちくしょう
さもなくば犬のようにくたばってやる』


泣きながら笑い叫ぶりりこは異常か?





私はそうは思わない。