いたみ | かぞく

かぞく

私の母は、精神疾患を抱えています。

そんな母との日常や嬉しかったこと、嫌だったことなどを書いています。


ある方が、こんな話をしてました。

...刑務所に入った息子に対して、その母が面会に行ったときの言葉です。
「息子よ、大丈夫だ。かーちゃんはお前のおかげで、普通の人がめっったに、来れない場所に来て、また新しい世界を知ることができている」
...

これを聞いて私は思いました。


たしかに!
一見不幸な出来事を通して新しいものを得る、、

私も母が精神疾患を持っているからこそ

精神病院の中の特別な入院部屋に入ったり
救急車に何度も乗ったり、
心の病について学んだり、

素晴らしい心理カウンセラーの先生とお話しできたり、
母や私達姉妹のことを気にかけてくれる方の温かさを感じたり、

今まで知らなかった世界をみて、人生が広がりました。

母が病気であるからこその、数え切れない恵みがあることを改めて感じました。

1番の恵みは、
人の痛みを万分の1でも分かるようになったことです。

痛みが分かるって、すごくいいことだと思うんです。