夏休みの間にとんかつ三昧。普段の平日じゃ、昼にしろ夜にしろ定時フライングが必要ゆえ。
まずは昼に「丸山吉平」(浅草橋)へ。新たなフラッグシップとして”吉平リブロース”がメニューに加わったと聞いたのだが、あいにく品切れ。致し方なくNo.2の”丸山リブロース”をチョイス。
迫力は大したもんだが、肝心の揚げがやはりイマイチ。レアだか何だか知らんが、ロースの脂身が溶けるようになってないなら、結局ダメよ~。吉平リブも推して知るべし。
気を取り直して、翌日の昼は「檍(あおき)」(蒲田)へ。注文はもちろん最高峰のリブロース。と、メニューに前まで書いてあった(レア)の文字が消されてる。
実はこのレア、火の通りのレアでなく、希少メニューの意味のレアだったのだ(これを知っている人は少数派)。
だが、俺は敢えてそこに揚げ加減の変化を感じ取った。今日は違う!と。
そして出てきたリブロース。相変わらず横綱級のデカさで迫力満点!
まず中央部の断面を観察。ムムッ!マーベラス!赤い部分はほぼ無く、うっすらとしたピンク色で、中心部までちゃんと火が通っているではないか!(言っておくが、よく揚げの事前リクエストは全くしていない。)
そして中央部のひと切れを注意深く戻し、あらためて端っこから頬張る俺。なぜ端っこからだって?フッ。とんかつは食ってる間にも余熱が通るから、より分厚い中央部は後から食うもんなんだよ。覚えとけっ!
さて、かぶりついた肉塊。す、素晴らしい!溢れる肉汁、溶ける脂身と衣。これだよ、これ!天国から見ていてくれてるよね、本家(大森)のおやっさん!丸一系、丸一リスペクト派は、総じてこれを目指すべし!
まだほんの少し脂身が溶けていない部分はあるにはあったが、これはご愛嬌。いや~、揚げが格段に良くなってる。あるいは余熱時間をより長くとるようになったのか。
うん!こりゃ檍が当代一かな。蒲田丸一は最近イマイチ迫力が足りないからなぁ。
「イルーチ」(白金台)へ。
前菜は十数種類に及ぶ魚介のマリネにそれぞれ違う味付けを施した物。これは手が込んでるし贅沢!味も一つ一つ美味しい!!いや~、こんなマリネは初めてだわ。
パスタは穴子の燻製とズッキーニのスパゲッティ。茹で加減の良い滑らかなパスタに力強い味に仕上げられた穴子が絶妙にマッチ。この店を薦めてくれた人が、特にパスタを褒めていた事に、おもいっきり合点がいった。
そしてメインは和牛腿肉のロースト。火の通し方が絶妙で素晴らしいかった!久々にこういうストレートな肉を食べたけど大満足!
デザートも美味しかった筈なんだけど、ソムリエの方が合わせてくれた色んなグラスワインをくいくい飲んでしまい、忘却の彼方~。
いや~、オシャレないわゆる東京イタリアン系で、これほど丁寧で良心的なお店はなかなか貴重だと思う。
薦めてくれた方に感謝です!

「鯛樹」(浜松町)へ。

焼物、揚物、炊合せ等々は相変わらず美味しい。トドメの鯛茶漬けも流石看板と言える出来栄え。

只、刺身盛り合わせに少しだけ唐辛子がふりかけられてる。魚自体が美味しいので、正直これはどうかと思うのよね~。

板場2人&ホール1人で、お店が混んでくるとサービスは若干滞らざるをえない状況だけど、リーズナブルに抑えているので、これはご愛嬌。接客自体は丁寧だし。

トータルでオススメできるレベルなのは間違いない!これからも頑張って欲しいお店です。