「ペガソ」(南青山)へ。ちなみに付近のどの駅からも遠く、一番近いのは広尾駅。
前菜1:鱈の白子と佐波賀大根のスープ
前菜2:軽く燻製した鰆とフルーツトマトのサラダ仕立て
魚:平鱸の炭火焼き・ふきのとうのバーニャカウダ風ソース
パスタ:香草を練り込んだパッパルデッレ・十勝ハーブ牛のラグーソース
肉:仔鹿腿肉の炭火ロースト
デザート:フルーツのタルト・ベリーソース
お店は二階建て。一階はカウンターとテーブル、二階はテーブルと個室数部屋で二階丸々でパーティも可と、相当幅広い使い方ができる造りになってる。
京都にあるお店の姉妹店との事で、料理にも心なしか京風な雰囲気が漂う。素材を大事にしてるのがとてもわかる感じなのだ。
とはいえシェフ自身の出身は北海道十勝。メニューにも十勝産の食材が並んでる。それにちなんでパスタは十勝ハーブ牛を使った物、肉は十勝産の仔鹿を選択した。
初っ端の白子と大根のスープは、あくまで淡い味わい。スターターとしての役割が意識されつつも、白子の質の良さにも感心。美味しさの中に真摯な姿勢が表れててイイ!
続く鰆がまた立派な身質。燻製の香りを纏いつつ、フルーツトマトのソースと見事に調和してて、鰆の風味が際立ってる!
魚系の質の良さが確信に変わってきたところで、平鱸は真っ向炭火焼き。ふきのとうの苦味がアクセントになったバーニャカウダ風ソースと共にその身を頬張ると、これまた素晴らしい味わいだよ~。もう魚はパーフェクト!!!
そしてパスタ。看板の十勝ハーブ牛のラグーの出来は、流石に半端無い!これがパッパルデッレに絡まれば、そりゃ旨さは保証付きだわ。無論茹で加減で味噌をつける筈なんか無く、パスタ料理にも死角無し!
ここまでほぼ完璧だが、やはり最大の山場は肉。じっくりと焼かれたやや控えめな色合いの分厚い仔鹿腿肉2枚が、中央に鎮座した皿を見ただけでは、その素晴らしさはわからなかった。が、ひとたびその一片を噛みしめると、、、
なんというまろやか且つしみじみとした味わいなんだろう!きめ細かい肉質の中から、仔鹿しか持ち得ないであろうデリケートな旨味が溢れてくるのだ。これには唸った~!
あまりに美味しくて楽しくなり過ぎ、グラスワインを頼みまくった。ソムリエさんの好みなのか、イタリアワインよりフランスワインが幅を利かせている、イタリアンにしては珍しいラインナップ。特に泡はほぼ全てシャンパンで、その品揃えには驚いた。
上機嫌で酔っ払い、最後を飾るデザートが良く思い出せない。が、確かデザートもなかなかの味だったとかすかな記憶が。。。
ともあれ久々に”イタリア郷土色の無い”イタリアンを食べたが、これほどとは正直思っていなかった。いわゆる東京イタリアンもここまで美味しければ全然イイじゃん!
ペガソ、今後も楽しませてくれる期待大!

「いまむら」(白金)へ。
つまみ:平目、平貝、煮烏賊(子槍槍烏賊)、白魚茶碗蒸し、太刀魚焼物、鰹塩〆、みる貝ひも串焼、赤むつ蛤出汁旨煮餡かけ
握り:障泥烏賊、白海老昆布〆、赤貝、赤身ヅケ、トロ、小肌、煮蛤、トロ沢太巻、鯵、車海老、紫雲丹、穴子
握り追加:鯛、春子鯛
〆のつまみ:玉子
デザート:林檎のアイス
つまみ、握り、どれも素晴らしい!中でも子供の煮烏賊のネットリした旨味、太刀魚や赤むつの焼き加減、赤貝や車海老の鮮烈な風味には唸った。
平目や鯛の白身、鮪のレベルにも全く隙が無い。味わい深いシャリとのバランスも流石の按配。
やはり寿司屋で人に薦めるならココ。トータルで安心できる、極めて貴重な逸軒です。
今年も正月に自分の食べ歩き全17テーマ(合計進捗度170点満点)への取組み状況を整理。

1.世界に発信する東京の日本料理店
気合の入った「澤いち」(六本木)、復活の「車力門ちゃわんぶ」(四谷三丁目)は心に響きました。他にも追いかけるべき店が見えてきた感じ。一歩前進。
進捗度:3→4/10

2.寿司のオンリーワン
マイベスト3の一角「あい澤」(渋谷)には行き、変わらず味わい深い寿司を楽しんだ。けど「なんば」(阿佐ヶ谷)には2年行けず仕舞い。「いちかわ」(上野毛)行きもサボってしもうた。う~ん、トータルでは足踏みだな。
進捗度:8/10

3.和食各ジャンル(とんかつ、蕎麦、天麩羅、鰻、焼鳥、河豚、鼈、おでん)のベスト
鰻、河豚、鼈は、今年も開拓できず~。これも足踏みか。
進捗度:6/10

4.南イタリア料理のお店
「イタリアニタ」(大森)の健闘を再認識。それとこのカテゴリーに留まらない感じだけど「サローネ2007」(横浜山下町)は流石だった。けど、トータルで進めた気がせず。。。
進捗度:4/10

5.イタリアンのオンリーワン
気鋭の「アンビグラム」(広尾)が食い込んできた。けどそれ以外は何か見えてきた訳でも無し。足踏みか。
進捗度:3/10

6.グランメゾンNo.1
アカン。このクラス、5年間手つかず。
進捗度:0/10

7.オー・グー・ド・ジュールグループ及び同価格帯フレンチ
オー・グー・ド・ジュールグループを巣立ったシェフは、それぞれの新天地で羽ばたいている。感慨深いな~。新たな出会いもあった。このテーマ、半ばまで来たとして良いでしょう。
進捗度:4→5/10

8.第三次焼肉大戦
「ジャンボ本郷店」、「ビーフキッチン」(中目黒)、「零」(鶴見)、うしごろグループ、ここら辺が自分としての軸かな。一歩前進。
進捗度:3→4/10

9.韓国各料理のベスト
今年も全く進展無し。
進捗度:0/10

10.中国四大料理
グランメゾン同様5年連続後回し~。
進捗度:0/10

11.ビストロ低価格
新たに「Wine Cafe 別邸」(大森)がキタ~ッ。キャッチアップできてます。
進捗度:10/10

12.新技法追求系
今年も手付かず5年連続0。グランメゾン、中国料理、新技法は0御三家だわ。
進捗度:0/10

13.スペイン料理のお店
今年一番力を入れたのが、スペイン料理。米料理、アルボンディガス(ミートボール)、トルティージャはほぼ把握できた気がする。
進捗度:1→3/10

14.エスニック(特にタイ料理)のお店
インド料理が少し進みとっかかりができた。タイ料理にも若干の進捗有り。
進捗度:0→1/10

15.餃子
今年、狙いの店数軒を把握して結論を出す筈が、イマイチ行ききれんかった。代わって新店舗「東京餃子軒」(大森)を発見。意外やここら辺が王道かも。
進捗度:6→7/10

16.焼きとん
西の「久遠」(中野)、東の「豚小家」(小岩)。この両横綱の座に揺るぎ無し!
進捗度:10/10

17.老舗寿司店
「新橋鶴八」の優しいシャリ、「第三春美」(新橋)のネタフリークぶりは興味深し。
進捗度:0→1/10

合計進捗度は58→66/170。年間17は進めたいのに、2年連続でダメじゃ。
今年はどうしましょ。ま、何テーマかに絞って攻めるのが、俺には合ってる気がする。
やはり原点に戻って、日本料理、寿司、フレンチ、イタリアンの4ジャンルかのぅ。