「しのはら」(銀座)へ。
かしこまり過ぎず、陽気で気さくな接客。まだお若いご主人を中心にお店のスタッフみんなが元気に頑張ってる。
さて肝心の料理。やや意地悪だが、コース2万を軽く超え何ヶ月も前に予約要とくれば、どんだけ旨いもん食わせてくれるんだ!?とこっちも手ぐすね引いて臨んで来た。で、、、
結論から言うと、凄まじく美味しい!!!
無論今の時期、黒鮑や鮎と言った夏の食材を駆使するのだが、その組み合わせに川の様な流れがあるのだ。
例えば鮑から。最初は冷菜で煮鮑と雲丹を見事な味のバランスで纏め上げ、暫く後には煮鮑をすっぽん出汁のリゾットと一緒に食べさせる。その後コースの後半になると思い出したかの様に、今度はすっぽんがフカヒレと一緒になって鍋で登場。
並行して鮎の流れも。2つの川で獲れた立派な鮎をまずは塩焼きで出す。そしてクライマックスの御飯物がこれまた堂々たる鮎御飯。1杯目はそのままだが、2杯目はさっきの鍋のすっぽんとフカヒレの残りスープで茶漬け風、3杯目はそのスープの餡かけ鮎御飯ときた。いや凄いわ〜。まるでオーケストラで旋律が引き継がれていく様に鮑→すっぽん→フカヒレ→鮎と繋がって、最後は渾然一体となって昇華しちゃうのだ!
もちろん花形たるお椀(毛蟹の真薯・おくらのすり流し)、お造り(真子鰈、鱧、障泥烏賊)、八寸(絶品・珍味のオンパレード。記述できず。)等も見事な完成度で流石!
さらには途中、鮪の手巻きやフォワグラとマンゴーを挟んだ最中といった、遊び心のある変化球も交えてくる。
1回で判断するのは早計かもしれないが、“至宝”まき村(大森)に超ド級の対抗馬現るか!?
次で結論が出るじゃろう。けど、半年先まで予約一杯。。。南無〜。
京都も基本的には友達任せ。

ランチは「壹銭洋食」(祇園四条)へ。レトロ感溢れつつ愛嬌もある雰囲気が面白い。
食べ物メニューは壹銭洋食一本やり。お好み焼きの地とソースに具の大部分には蒟蒻という、なかなかに考えられた構成。
そして食べてみれば濃厚な味が口の中を支配する。なるほど、どこか懐かしい感じがする。

夜は肉鍋「千葉」(木屋町通)へ。
出てきた鍋は、ヒモ、レバー、ハツ、正肉がてんこ盛り〜!つくねも入ってる。
スープは白味噌仕立てで、ここら辺は京都らしさか。濃厚な旨さを湛えているのに、どこかすっきりした優しさがある。これは相当旨い!当然ながらスープが染み込んだ肉もメチャ旨!!しかも気に入ったのがセンマイが入ってない事。モツ鍋でもセンマイは具として要らないと思う常日頃なのです〜。
旨くて旨くて白米がどんどん進み、気づけば三杯飯を平らげた。おかげで〆の麺or雑炊をわ食べ損なってしもうた。
ま、でも大いに満足。今回の関西旅行でのMVP飯はココです。
大阪・京都に遊びに行った。まずは大阪食い倒れ編。

初っ端はやはりたこ焼き。連れて行ってもらったのは「はなだこ」(梅田)という人気店で、いつも行列らしい。
友達オススメのねぎマヨを注文。ソースと上にかかった葱とマヨネーズが程良く絡み合う。生地は柔らかくもフニャフニャし過ぎではなくいい感じに焼けてるし味良し。そして何よりも蛸がグッと存在感有り!噛み締めると筋繊維を断ち切る歯応えが質感十分。いや流石に本場ですわ。並ぶのもわかる気がした。

お次は串揚げ。「てんぐ」「八重勝」(動物園前)という隣接している2軒で食べ比べ。衣からしてかなり違う。きめ細かい系のてんぐとザックリ系の八重勝。どちらが王道なのかわからんくらい甲乙つけ難し。でも俺の好みとしてはてんぐかな。
どて焼きも食べ比べたけど、すじの一番脂がついている部分だけを使うてんぐと、色々な部位を使う八重勝ではこれまた違いがある。ま、これも味噌が円やかなてんぐの方が好きな感じ。
値段は同じくらいで、種類は八重勝の方が多かったかな。
八重勝は行列だったけど、回転が早いのでそんなに待たない。あ、これは「はなだこ」も同様。

うどんも行っときました。「笑卵」(梅田)。出汁は透明系だけど、肝心の麺が弱し。これは残念な気がした。

さて、日も暮れてきて(一軒別のワインバーを挟んで)「ダイニングあじと」(難波)へ。
良いワインを置いている料理の美味しい店らしく、予約で一杯。
メニューにはなかなかユニークな料理が並んでる。じーまみー豆腐はピーナッツの風味が広がる滑らかな一品。確かに美味しい!クレソンとベーコンのサラダや軟骨入りの鳥つくねも安定した旨さ。
雰囲気もカジュアルな中、調度品が渋く落ち着いた上品さがある。なるほど使い勝手の良いお店でした。

1日目の〆はひと口餃子「天平」(北新地)。なんでもひと口餃子発祥の店との呼び声も高いらしい。
注文の頼み方は、ひと口餃子20個一皿単位。マジか!?と思ったが、意外やパクパク食べれてしまう。美味しさも抜群で、パリパリした食感の皮とバランスの取れた旨味溢れる餡が相まって素晴らしい!
この日は正に食い倒れた。宿に戻ってバタンキュ〜。

ちなみに3日めの帰る日は、フレンチ風おでん「赤白(こうはく)ルクア大阪店」へ。
ポルチーニソースの大根とかはまあまあ美味しかったけど、なんか魅力には少し欠けてたかな。

色々連れて行ってもらって、大阪は全般的に実質重視の印象。余計な虚仮威しはあまり無く、あくまで味自体で勝負!という潔さがある。大いに楽しめる都市ですわ〜!