「鮨竹」(銀座)へ。
つまみ:平目、蛸、蝦蛄、鰆、牡蠣、塩辛
握り:平目昆布〆、墨烏賊、赤身 、中トロ、小肌、鰤ヅケ、赤貝、〆さば、蛤、車海老、雲丹(紫&バフン)軍艦
〆:玉子つまみ
つまみも握りももう堂々たる安定感。特に嫌みの無い甘味を付けた蝦蛄や、じんわり来る旨味を湛えた鰤のヅケの握りなんかは素晴らしい出来栄え。
この日何人かは外国のお客さんで最近増えてるらしい。でも魚介の名前がズバリ英語に無ければムリに英訳せず、どんどん日本語でネタの名を言っているとの事。似たような魚の英語名で伝えても本来別物な訳で、なるほどと思った。
とにかくカウンターは満員御礼。さらに五月雨式に二回転三回転は当たり前と大繁盛である。
この寿司と接客の心地良さなら当然と言えば当然か。値段も銀座とは思えない程リーズナブルだし。
いや〜、この辺りだけで「しみづ」「太一」「新橋鶴八分店」そしてこの「鮨竹」と、よりどりみどり。やっぱ銀座界隈は凄いや。
「ブルギニオン」(西麻布)でランチ。
前もってジビエの”魔王”雷鳥を頼んでおいての来店。とはいえ前菜の新作も食べたくて、今回雷鳥は半身にした。
まず最初の冷前菜の新作は、鰤のカルパッチョ。コンフィされた鰤のほぐし身との組み合わせは面白かったけど、ドレッシングのオイリーさが全てを覆ってる感じで、鰤らしさが影を潜めてしまってる。らしくないわ〜。
だけど温前菜の新作は凄かった!それはスッポンのロワイヤル!料理名だけで言えば、師匠の「マノワール・ダスティン」五十嵐シェフのスペシャリテである。が、ブルギニオンのは銀杏を添えてより茶碗蒸しらしくし、ソースはヴァンジョーヌを効かせたブールブラン。そして何より存在感を放っているのが、ゼラチン質をたっぷりと纏ったスッポンの肉塊4つ。風味といい食感といい、ま〜凄い!色々な味が渾然一体となって迫ってくる!こりゃ傑作だわ!
そしてメインの雷鳥はもちろんロースト。ネズの実を効かせた二色のソースに囲まれ、下にはキャベツが敷かれた必殺の盛り付け。全般的に苦味を湛えながらしっとりとした身質の胸肉と腿肉。そして頭とハツと砂肝も正に珍味たる個性的な美味を存分に味わう。この風味、流石!流石じゃ!
デザートはさっぱりめにブランマンジェ・巨峰のコンポートとゼリー寄せ。巨峰の深い果実味を従えたブランマンジェの安定した味わいにしみじみ浸った。
何回来てもその味に感動してしまう。結局今年もブルギニオンがナンバー1&オンリー1。森鳩、青首鴨、猪等々、この冬は集中攻撃したくなってきた!
「麻葉」(西麻布)へ。
つまみ:平目、毛蟹、縁側炙り、白海老・イバラ蟹の内子和え、酒盗、鰹、白子焼き、帆立の燻製
握り:鰤、皮剥、〆鯖、中トロ、小肌 、バフンウニ軍艦、車海老、穴子
〆:バラちらし、玉子のつまみ
デザート:黒糖のシャーベット
(何品か洩れがあるかも)
もう殆ど常連さんで席が埋まる状況らしい。それも宜なるかな。工夫されたつまみと味のあるシャリの握り。今回は必殺の毛蟹の他、白海老の和え物、皮剥、中トロが素晴らしかった。
その上、軽妙なご主人のトークが小気味良く楽しめる。なんでも他のお店でやっている事はあまり参考にしないとの事。苦しくても自分の味を創り出すのが大事で日々工夫を重ねているという。ここらへんのとこは、他のお気に入りの寿司屋と共通してる。
何ヶ月も先まで予約が取れないという極端さも無いので、比較的来やすいのもイイ。これからもちょくちょく食べに寄りやす!