「ボッテガ」(広尾)へ。コースも有るけど基本的にはアラカルトのお店。
まず前菜はメカジキのカルパッチョ。脂の乗った身に良い切れ味のビネガーを纏わせ、バランスの取れた美味しさに仕上げてる。この店の看板料理の一つ、内臓色々煮込みの様なインパクトには欠けるが、カルパッチョなら有りとも思う。
次のパスタは白魚と唐墨のタリオリーニをチョイス。ま、名前だけ見ればもうよく有る組み合わせ。しかし食べてみると、、、
たっぷり入った白魚と塩味を担う唐墨との絶妙なコンビネーションに傍を彩る葉葱の旨味。更にそれらを見事に絡め取るタリオリーニのしなやかな食感。パスタの味自体も上々で、皿全体は完璧なハーモニーに包まれて素晴らしい!やっぱイタリアンはまずパスタ料理で唸らせてくれないと。これ第一関門、文字通りプリモね。
しかし驚愕の主役はその後に姿を現した!入荷次第の皮付き豚すね肉のマルサラ煮込み。
キタッ!これは凄い!!コラーゲンたっぷりでとろっとろに煮込まれたスネ肉は、正に旨味の塊。そこにスープとも思えるマルサラベースのソースの酸味と甘味が絶妙にマッチンッグーッ!更にはオレンジピールとバターが乗って、苦味やコクまでもがプラスされておる。いや〜、この一品だけでもこの店の存在価値が有ると言っていい!
こりゃやられたわ!久しぶりに俺のイタリアン史に刺客現る。ボッテガ恐るべし!
とんかつ「丸山吉平」(浅草橋)へ。狙うは勿論フラッグシップの吉平リブロースで、4千円超という破格のお値段!
前回は吉平が売り切れだったのでNo.2の丸山リブロースを食べたのだが、揚げの甘さに閉口した。さらに分厚い吉平リブロースがそれより良く揚がる筈もない。そう見切ったつもりだったのだが、最近は前より揚げがしっかりしてるとの噂をキャッチ!
そしてもう一つ。“チャンプ”「檍(あおき)」のご主人が(ちなみに丸山吉平のお師匠さんが檍)、蒲田本店にも大門店にも居ない時があるのだ。試しにお弟子さんが揚げたリブロース(檍のフラッグシップ)を食べたが、若干迫力に欠けてる。これは痛い!今は昼だけお弟子さんに任せてるのかもしれないが、やはりご主人が揚げてくれないと価値が下がると言わざるを得ない。
そんな訳で今回かなり気合いを入れてやってきた丸山吉平。食券機には吉平リブロースに売り切れランプは点灯していなかった。ラッキー!逸る気持ちを抑えつつボタンをポチッとな。
ま〜30分くらいはじっくり揚げてくれてるね。俺より後から来た客数人へ先にとんかつが出されてる。フッフッフ。こりゃ吉平リブのデカさ・厚さはハンパ無いね!ワクワクしながら待ちましたよ。
さぁ、出てきた出てきた。大盛りライスと味噌汁をカウンターから下ろし、間髪入れず置かれるとんかつもすかさず下ろす。その吉平リブのビジュアルは、、、
す、凄い!かつてこれほどまでに雄々しく鎮座しているとんかつが有ったか、いや無い!物凄い迫力である。
だが、さらに大事なのは揚げ。確かめるべく最初は何も付けずに、小さい方の端のカットにかぶりつくと、、、
これだよ!これ!!完璧なる揚がり具合!無論揚げ過ぎ・焦げなんぞはゼロ。
続いて中央のカットに進むと中側にまだ赤みがかったままの部分が。嫌な予感はしたが天然塩を少しふりかけてガブリ。と、、、
いや、イイ!素晴らしい!確かにレアっちゃレアだが生ではない。ちゃんと火が通ってる。若干噛み切りづらい部分もあるがご愛嬌。これなら文句無いよ〜!
あとはソースをかけて、わしわしと食いまくるのみ。この俺をして「もう少し小さくてもいいかも」と、生まれて初めてとんかつで弱気にさせられるほどの凄まじいデカさに、そしてその爆発的な旨さに感激の嵐!
これは檍を超えたか!?揚げの安定感と吉平リブの存在確率がキーだな。
1.世界に発信する東京の日本料理店
ナンバーワンの「まき村」(大森)に久々のライバル出現!「しのはら」(銀座)です。価格帯毎のお気に入りも定まりつつある。
進捗度:6→7/10

2.寿司のオンリーワン
「あい澤」(渋谷)と「麻葉」(乃木坂)の両翼が安定。「なんば」(阿佐ヶ谷)と「初音鮨」(蒲田)は予約困難〜!他には移転してさらに高くなった「いちかわ」(白金高輪)と出藍の誉れと言える「鈴木」(銀座)を見極めたい。
進捗度:9/10

3.和食各ジャンル(とんかつ、蕎麦、天麩羅、鰻、焼鳥、河豚、鼈、おでん)のベスト
4ジャンル(とんかつ、蕎麦、天麩羅、焼鳥)におでんがコンプリートに加わる。残る鰻、河豚、鼈にも若干の進捗有り。
進捗度:6→8/10

4.南イタリア料理のお店
南イタリア料理は難しい〜。なかなか進まん。
進捗度:4/10

5.イタリアンのオンリーワン
「プリンチピオ」(麻布十番)を脅やかす様な存在を探しているんだが、、、なかなか。イタリアンは足踏みしてしまったな〜。
進捗度:5/10

6.グランメゾンNo.1
“ニュー”「レカン」(銀座)に行きそびれてる間にシェフが変わってしまったみたい。他にも行きたいお店は絞れているのに、全く手つかず
〜。
進捗度:0/10

7.オー・グー・ド・ジュールグループ及び同価格帯フレンチ→フレンチ激戦価格帯の今(オー・グー・ド・ジュールグループの事はもう外します。)
圧倒的な存在の「ブルギニオン」(西麻布)に久々に挑戦者が。「カラペティバトゥバ」(麻布十番)の三代目シェフ、馬堀氏恐るべし!
進捗度:6→7/10

8.第三次焼肉大戦
「ジャンボ本郷店」、「ビーフキッチン」(中目黒)、うしごろグループ、の3本軸は不動。低価格帯店では「肉小僧」(鶴見)が凄い。一気に佳境か。
進捗度:5→7/10

9.韓国各料理のベスト
今年も全く進展無し。
進捗度:0/10

10.中国四大料理
四川料理は結構進んだかな。広東料理も取っかかりは掴んできた。
進捗度:0→2/10

11.ビストロ低価格
「Wine Cafe 別邸」(大森)がイタリアン店になってしまい、状況が流動化。デグレードか〜。
進捗度:10→9/10

12.新技法追求系
今年も手付かず。
進捗度:0/10

13.スペイン料理のお店
「サル・イ・アモール」(代官山)に姉妹店「パンサ」(銀座)が出来てそのままツートップという状況。
進捗度:5→6/10

14.エスニック(特にタイ料理)のお店
インド系はかなり進んできました。他は足踏み。
進捗度:2→3/10

15.餃子
総合「神田餃子屋」。ジャンボ餃子部門「一圓」(吉祥寺)。リーズナブル部門「東京餃子軒」(大森)、「王将」、「日高屋」のコンプリート状況に変化無し。
進捗度:10/10

16.焼きとん
「久遠」(中野)に移転後未訪とはいえ、「豚小家」(小岩)や秋元屋系の充実ぶりで、コンプリート継続としてよいでしょう。
進捗度:10/10

17.老舗寿司店
進捗無し。
進捗度:1/10

合計進捗度は79→88。進捗0のテーマの底上げ(グランメゾンと新技法系等)は出来ず、全体としてはようやく半分を過ぎたところな訳で、遅れている。。。
ただ!昨年は食べ歩き仲間がグッと増えた。最大の収穫はこれか。
今年も色々繰り出しましょ。