田舎あるある・・・・ある? | ぴーぞうな日々 

ぴーぞうな日々 

もはや還暦というのに、落ち着きも成長もみられません。
猫2匹、息子2匹、実母・・・難あり

田舎暮らしの楽しさと
普通の日々の徒然を
記しておきます



「東京で働く人のベッドタウン」

というような言われ方をするようになったのは

ワタシが小学生のころだ。

 

かれこれ50年前にはそんな感じで

大きな場所が宅地開発されて、どんどん新しい家が建った。

夏休み終わりの集会で「転校生」がずらりと

数十人単位でならんでいたこともあった。

まさに、私の住む町は昭和大開発時代だった。

その後も粛々と道路は幅をひろげて、

大きなショッピングモールができることになって

増えた車をさばくためのバイパス工事があちこちで

みられるようになっても

 

うちの周りの風景は

昭和のころと

代り映えしていない。

 

微妙に、その開発路線からずれているらしく

一ミリもうちの土地は開発にかかることはなく

うちの前の農地は、

いまはもう耕されることはなくなったけれども

耕作放棄地としてずっと大きな草むらのままだ。

 

そんなだから、どうしようもなく不便な田舎状態は

50年前となんら変わっていない。いいのか悪いのか。

 

昨晩、夜更かししてドラマを消化していた。

1:25と、デジタル時計を確認したところで

「ほっほ。ほっほほっほー」

とそとから鳥の声がきこえた。

ほっほ といえばフクロウだろうが、まず

そんなものがうちの周りにいるわけない。

 

いるわけないけど、さきほどから何度もきこえる。

ずっときこえる。

 

念のため、とスマホをとり

「ふくろう 鳴き声」と検索するとすぐにでてきて

鳴き声を再生したら

 

おなじじゃん!!!

 

ほんとにびっくりした。

ふくろうが、いる!

割と近くに。

 

そういう事実に心躍らせながら

夜更かししていた。

 

フクロウさん。

夜中にうごめく小動物をねらっているのだろう。

野鼠とか。

 

先週天国にいった白猫も、よく狩りをしていた。

カーポートわきにちいさなネズミの死骸があったっけ。

あるときは玄関にモグラがおいてあったり。

 

あまがみして、生きたままのすずめを

私の部屋まではこんできて

部屋でリリースして、室内で狩りごっこされたこともあった!

いやいや、最悪だったのは

白猫爺が部屋で一点をみつめて、狩りをする目つきだった時に

見つめた先を確かめたら、

 

デスクの裏に生きたネズミがいた!

という事件もあった。

 

ほんとに、そういう獲物は、

ママはうれしくないから、

まじでやめてほしいんだけど

何度もあった。

 

令和のいまになっても

相変わらずフクロウのなく田舎であることは

なんだか、うれしいと思ってしまう。

しかし、屋根裏にはいりこむ蜂やすずめのこともある。

よろこんでばかりもいられない。

 

還暦ボディには、精々むちうって

きたるべき災難にも負けないように備えよう。

 

いつまでできるか、わからないけれど。