夏川草介の「レッドゾーン」を読み終わって | 四季の風

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日記代わりにあれこれ書いています。
3羽のインコがみんな亡くなって、寂しくなりました。
それでもあれこれ書き進めていきます

夏川草介の「レッドゾーン」を、昨日から読み始め、きょう読み終わった。


令和2年2月に始まったコロナウイルスとの戦い。


 医者の立場からの検証。


テレビで大型クルーズ船が橫濱に入港し、その中にコロナ患者がいて、日本に上陸させて治療を、となり、長野の200床の病院が、それよりも大きな病院が受け入れ拒否で、患者を受け入れた。


人員も設備も調ってもいない中で、ワクチンも治療薬も無い中で、やらざるを得ない、と思った医者が担当につくのだが、コロナ患者が入院している事を、伏せ、ただひたすら治療に当たる医者と看護師たち。


医者の大変さを、思いを中心に書いている。


看護師はもっと大変だったのでは、と思えてならない。


夏川草介の本に出てくる看護師たちはみんな女傑で、使命感に燃え、自分の生活全部仕事に注入できるように描かれている。


そんな筈はない!


医者の立場からはきっとそう見えるのだろう。


だが、キット違うだろう!


良い本だ!