入院2日目⑤
- 息子との時間
助産師さんが赤ちゃんを連れてきてくれました。
白い箱の中に入ってガーゼが被せられた小さい小さい赤ちゃん。
顔に跡がついてしまうので連れてくるギリギリにガーゼをかけてくれたそうです。
赤ちゃんを見て、こんなに小さい身体で頑張っていたのに何も気づいてあげることが出来ず涙が出てきました。
でも、赤ちゃんの前ではあまり涙は見せたくなかったので泣かないように頑張ります。
「先生たちが見てわかるくらい胎盤が感染していたけど、この状況で2日前の健診でも心臓を動かしていたなんてすごい生命力だねって褒めてました。」
と助産師さんが教えてくれました。
この子は本当にたくさん頑張ってくれたんだ。
すごいね、えらいね。
手形足形も持ってきていただきました。
助産師さんに
「手の指が長くて綺麗だね、足は大きめだよ。脚も長いし背が高くてスタイルいい子になったかもね。あとちょっとなで肩ちゃんかな?」と言われました。
母と夫と赤ちゃんの手足をじっくり見ました。
赤ちゃんは手を胸のあたりで重ねていて、そこから下はガーゼが被せられていたので少しガーゼをめくる形で足を見ました。
赤ちゃんの手は小さいながらも関節があって爪がちゃんと生えていました。爪の形はどちらかというと丸くて、指が長めで完全に夫の手でした。
足も夫似。私と母は外反母趾なので、「これはうちの(家系の)足じゃないね」、夫に「ちょっと靴脱いでみてよ」と言って夫の足を見て「これだね、完全に夫くんの足」と盛り上がりました。
なで肩も夫譲りです笑
助産師さんに赤ちゃんのお腹が少し傷ついてしまっていたことを伝えられました。
なので足元からめくる形で「ちゃんと男の子の印がついてたよ」と見せてもらいました。
2日前に確定ではありませんが男の子の判定をされていました。
そっか、君は本当に男の子だったんだね。私は男の子のママになる予定だったんだ。
お腹が傷ついてしまっていたこともあり、
「本当にママが早めに赤ちゃんの異変に気がついてくれて、辛かったと思うけど早めに出す決断をしてくれて良かった」とおっしゃっていただけました。
最後にママらしいことできたかな?
助産師さんに「抱っこしてみる?」と言われて息子を抱っこしました。
息子の身長は23cm、体重は220gでした。
抱っこと表現しましたが大きさ的に両掌にのせてもらう感じです。
220g、意外と重たかったです。色んな重みを感じました。
お顔は私と夫どっちに似ているかはまだ分かりませんでした。でもじっくり見ると眉毛や、顔に産毛が生えているのがわかりました。
夫に抱っこを交代して少し経った頃に、助産師さんに「写真撮りましょうか?」と言われました。
息子の写真を撮るかはそのときの気持ちに任せようと思っていましたが、私も夫も判断できません。
助産師さんに「撮りたかったらで大丈夫!ごめんね」と言われました。
そこで母が、「ママのスマホで撮ろうか?」と言ってくれて母のスマホで撮ることに。
母も写真に残すことは肯定派ではなかったと思いますが、私たちが後悔しないようにしてくれたんだと思います。
息子のお顔の写真と、私と夫で息子を抱っこしている写真を撮ってもらいました。最初で最後の親子写真です。
その後、助産師さんに促されて母も写真に入ることができました。
最終的にはせっかく撮るんだったら母のスマホが壊れたりしてデータが消えたら嫌だなと思い、私、夫、母のLINEグループを作ってそこに送ってもらい、「会いたい時だけ会いに来ようね」とトークは非表示にすることにしました。
その後は息子の手を触ってみたり、助産師さんに「こんなに細いけど太ももはちゃんと筋肉ついてるんだよ〜」と言われて、ぷにぷにの太ももを触ってみたり。
可愛い我が子とたっぷり家族の時間を過ごすことができました。
でもずっと一緒にいてあげることはできません。
「会いたくなったら産科の病棟においで。夜でもいつでも会えるから」と言われました。
夜、寂しくなって赤ちゃんに会いに来るママは多いそうです。
息子を連れて帰る時に助産師さんに
「今はまだ全然考えられないかもしれないけど、もし産む時にはこの病院を選んで欲しい。私まだまだ辞める気ないんで!」と言われました。
また次、ここで元気な赤ちゃんを産みたいな。
少し希望を持てました。
入院2日目続きます。
次は赤ちゃんのお洋服について書こうと思います。