2016年12月24日(土)
渋谷RUIDO K2
なぎさりん1st.Birthday ONEMAN〜アイドルっぽい公演&アイドルっぽくない公演〜
クリスマスイヴ
たくさんのイベントがある中、私のはじめてのソロワンマンライブ来てくれた皆様本当にありがとうございました!
ここからは
ワンマンまでのいろんな話を書きますね
まず、
皆様ご存知の通り
私は12月12日から急遽1週間入院することになってしまい、退院後も通院という形で
CANDYGO!GO!としても、自分としても1番大切な時期に治療休暇をいただいてました
病名はずっと伏せていましたが
理由もわからずに、応援してくれる大切な皆様を待たせてしまうのは私が納得いかなかったので
ワンマンのラストでお伝えさせていただきました
「左顔面神経麻痺」です
簡単にいうと
顔の左側だけが動かなくて
左耳がちゃんと聞こえない
口があけられない
瞬きができなくて目がとじれない
めまいがする
下が痺れる
治るのに最短で1ヶ月ですが
個人差があるので半年ぐらいかかってしまう人もいるらしく
良くするためには
ひたすら薬飲んで
顔の筋肉をできるだけ使わないようにして
常に顔をあたためて冷やさないようにして
時間があればひたすらマッサージでほぐす
顔の筋肉をできるだけ使わないようにして
常に顔をあたためて冷やさないようにして
時間があればひたすらマッサージでほぐす
大きな音をさける
ストレスをためない
しっかり睡眠をとる
しっかり睡眠をとる
カラダは元気なのに
顔の半分が動かないってだけで本当に不便で
ワンマンをなんとかやりきれた今だからこそいえますが、18日に退院してすぐに家で歌ってみた時はもう絶望的でした
音が聞こえにくくてとりずらいし
左の顔が3曲歌ったら舌が痺れるわ顔がつって歌えないわ
社長からは最悪中止にした方がといわれ
その場合はCANDYGO!GO!のライブをいれるとも言われていましたが
前日までに決断させて下さいと言い
万全な状態でない姿でステージに立つのに対して自分的にかなり迷いはありましたが
自分が決めたことを途中放棄したくはなかったので、どんなヒドイ姿でもやりきってやる!ってそれこそ最後は根性論でした(笑)
退院してからはもう準備がとにかく大変で毎日睡眠時間2時間とったかとってないかの日々
しかも19日にいたっては39度の高熱でてフラッフラになりながら、ハモリのレコーディングをしに行ったりで本当に神様にいじめられすぎだろ自分って思いましたよ
それと何より
映像関係が一切終わっていない
ただ、ワンマンの構成はすでに入院前から決めていて
映像をカットしてしまうとライブの流れがつながらなくなってしまう
なのでたった5日間しかないけれど
なんとかスタッフの星さんに編集作業をお願いして
ハードスケジュールの中にも関わらず了承してくれました
映像関係は
私が携帯で紙とかを使って実際の流れの説明ムービーを撮って
それを星さんに送って作ってもらうみたいな感じで作っていきました
効果音とかBGMとか背景とかも全部自分で探してきてて、このタイミングでこの文字!とか
時間ないのにいちいち細かい私のオーダーに全て答えてくれた星さんに本当に感謝です
そのおかげで最高傑作が今年もできました
今回のワンマンで
1番負荷がかかったのが
①瞬きができなくて強い光を浴びるとめまいがしてしまう&見た目がかなり痛々しいので眼帯で片目を隠したこと
②大きい音を聞くと耳がおかしくなって音が途切れて聞こえてしまい集中できなくなってしまうので、左耳に耳栓をしていたこと
これが本当に予想以上にキツくて
とにかく歌いにくい
ワンマンまでの数日の練習は全部
片目、片耳ふさいでやったけど
とにかくとんでもないぐらいの集中力が必要で、どんなにやりこんでも慣れないどころか
今度は右目と耳への負担がかかって
練習が終わったら目の周りが痙攣したり
もうね、とにかく大変だったの一言です(笑)
ただ私もシークレット主義な性格なので
どんなに危機的状況でも
「絶対にバレてたまるか」
っていう気持ちで挑んでました
病気だからミスしても仕方ないかって思われたくなかったから
だから
マイクの持ち方も口を隠すような持ち方を研究したし
眼帯もそれぞれ衣装の一部に見えるようにしたし
黒の眼帯にいたっては、レースの生地でわざわざ手作りした(笑)
2部で私の口から病名言うまでは
きっといつもの「なぎさりん」をやりきれていたと信じてます!
そんな感じでワンマンまでの秘話はここまでにして
次の記事からは
〜アイドルっぽい公演〜
〜アイドルっぽくない公演〜
それぞれの解説とかをしていきますね