今の勤務をしていると生活が脅かされる……このまま働くと健康か家庭が崩れる……
疲労困憊しているため、些細なことで怒ったり泣いたりすることにもう疲れました……皿洗えていないとか、家事の段取り悪いよとか夫にイライラする……てゆうか、一方的に当たり散らしています……夫は遠く離れた異国の土地で慣れない仕事をはじめ、いろいろ気を使って今まで以上に家のことをやってくれるのに、自分なんて完璧じゃないのに何様なのだと自分にも自己嫌悪……
もしこのままなら、来年転職もすべき??そう思ってまず転職活動を始めてみました。
医師の転職、転勤というものは、医局(大学病院、会社)に所属している場合、教授(社長)が紹介してくれます。そして、スキルを育ててくれ、最低限の生活を保障してくれます。ところが、医局で満足のある結果を得れない場合であれば自分で探さないといけません。
私の場合、健康、生活、通常の精神状態が脅かされるような勤務体制、聞いていた転勤当初とは大きく異なる状況であったため、この状態が続くのであればいろいろ厳しいためです。
どうするかというと……
転職サイト(●3や●●●キャリア、メディ●●など……)や医局を離れた知り合いの紹介
などで転職活動を始めます……
夫の転職活動も経験してますが、ピンポイントで優秀なエージェントを紹介してもらい(知り合いが利用していたため)一度お話をすることに……
さきほどの話の続きです……遠く離れた沖縄で研修医(インターン、卒業してからの二年、医師の卵)をしていた時代、だいぶ自分のキャパを超え働いていました……
注;研修医というのは医学部を卒業して2年間、専門を選ばず、さまざまな科、内科や外科、救急を選び?(選択の余地はなく)医師の卵として、ぼろ雑巾のように働きます。
2年間終了しなければ、保険医として普通の病院(大学病院、総合病院、通常の治療を行っているクリニック)では働けないのです……美容クリニックでは働けるけど、まともな医師として、患者さんに治療が出来る医師にはなれない、ここでドロップアウトするわけにはいかんのです…
さて、極端に長期間(人によるが、数か月以上)キャパを超えて働くとどうなりますか?
答;精神に異常をきたす。
①鬱になる
②大切なものを大切にできなくなる
③結果、なにかに依存する……
一食しか食事がとれず、一か月で5キロ体重が落ちたこともあり……家族の体調が悪くて、関西に帰りたくても帰れない……帰ったらダメといわれ(別に研修医の私が病院にいてもたいしてなにもできないのだけど)それにより、精神崩壊、結果、恋愛依存に至りました……
特に、判断基準が落ち、自己肯定感が低い状態のままだと、自分を大事にしてくれるような人と良い関係が築けず、相手のかたも大事にできないので、恋愛面での負のスパイラル……(見る目ナシ!!)本来の私の良さを良いと言ってくれる人ではなく、従順でただ、若くてかわいいと言ってくれるだけの人にハマリ、大事にされず……という研修医時代は黒歴史です…笑
今は通常状態ではなくて、まともな判断ができない状態だから、嵐が過ぎ去ればなんとかなるさ…とわかっていれば良いんですけどね……わかってなかったから、どんどん悪循環にハマリ……
唯一学んだこと……
これ以上働いたらダメ!!
休みをもらえる交渉ができないなら、働くべきではない!
実は今かなりギリギリのところで働いています……このままだと、家族も自分も大事にできない……転勤当初だとそうでもなかったのですが、徐々に状況が変わり、生活を脅かされる状況です……
医学的に正しいこと、必要なことではなく、それ以外のことが大事にされる状況です……
日本の医療は安すぎます。
しかし、最近はそれにつけ込む人が多いように思います。医療の原資は我々の税金です。
皆さん、常識の範囲内で、医療者に接してほしいです‥‥
治療のための医療であり、ホテルとしてのサービスではないのです‥‥
その素晴らしい医療、サービスは世界一と思います。しかし、それを悪用する人、医療者の善意につけ込む人が後をたたず、本来の業務に差し障ります‥‥
ブログを書きつつ……これ以上は無理というところまで結構来ていて……これ以上働くと、精神崩壊を来たす、まだなにかに依存はしてないけど、家族に影響が出そう、実際出てます……人からキャパ小さいと言われようと、やりがいがあろうと、何をしようと、もう絶対やめてやる!!自殺は絶対しないけど…次働く先ももう確保したし、辞めれる準備はばっちり……笑 でも実際辞める、明日から病院に行かないというカードを切るほどの、勢いはない……うーん、ダメだな……まあ筋を通して来春まで働いてしまいそうです……
あの黒歴史、あのときの可哀そうな自分を絶対に無駄にしてはいけない………逃げるは恥だが役に立つ……
周りになにをいわれようと、皆さん、自分そして家族、大切な人を大事にしてください。仕事はその次です。