厚田村☆猫家便り -160ページ目

厚田村☆猫家便り

北の日本海に面した小さな漁村に移住してからの日々

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二匹の仔猫で紹介した内の1匹、オスの子猫が実はまだ猫家にいます。
8月の末に、めでたく決まっていた里親さんに届けて、良いご家族にめぐり合ったと胸をなでおろしたのもつかの間、翌朝引取りに。一晩で、五人家族のご主人にアレルギーが出たためです。
完璧に迎え入れ準備をし、お子さん達も奥さんも待ち望んでいてくれていたのですが・・・。
その後、これ以上仔猫にストレスをかけないようにと、益々慎重に里親探しをしています。
キャンセル待ちだったご家族には、一家全員で出向いてもらい、猫と数時間触れ合ってもらい決めることに。すると運悪く、数十分もしない内に中学生のお子さんにアレルギー症状が出ました。
あきらめていただいて、また一から里親探しをしています。
今回のことで改めて思ったのは、動物と子供時代を通じて全く接触しない、またはその機会が無かった人が結構いるんだという事実。
長年飼っていたり、触れているうちに発症した人は、私もかなり知っていますが、それとは別に、すでにアレルギーがあることに気づかずに過ごしてきたわけですから。
根っからの動物好きには信じられないことですが、動物好きが陥ってしまう「可愛い物は皆が可愛い」という傍迷惑な錯覚にも改めて思い至りました。
それはそうと、可愛い盛りの仔猫、早く良い里親を見つけないと・・猫家でその他大勢の中では、十分な愛情が得られず憐れです。神経質で排他的な先住中年雌猫もいます。(移住を共にした唯一の可愛い一人娘猫ではありますが・・)
これを読んだ、北海道の方、厚田村から,二時間以内の方、どなたか可愛がってくださる方いませんか~

写真上二枚:出戻って?からスッカリ甘えっ子になり膝で寝たがります。
      (おいおい、間抜けずらしてるよ~)
写真下二枚:カメラを構えるといつもは、ストラップを狙ってカメラ目線。賢そう?なんだけど~
      (おいおい 今日は眠そうだし鼻の頭汚れてるよ~)      

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この日は、残暑の暑い一日でした。夕方になっても風がなく、夕日も平凡そうです。
夕涼みがてら猫の写真でも撮ろうと、いつものように片手にビール、首にカメラで港に。
けだるそうに、二匹の猫が着いて来ただけで、後は家の周囲の日陰で長くなっており、鎌首をもたげて、「またか・・」と見ただけ。
何かつまらないけど、まあせっかくだから一枚と、ダラーと長くなる猫達を撮り、ふと見ると夕映えの雲の中から何やら・・・
このところの世の中、テロや、殺人、天災等など、殺伐とした出来事ばかり。
見兼ねたよろずの神様が、平和の使者を遣わしてくれたと思いたい。
そして明日は選挙、どんなささやかな意思表示であったとしても、一人一人の一票が政治を作るのだと思いたい。そして平和な世の中も・・

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厚田村は今、鮭の定置網漁が始まり、港は毎朝活気にあふれています。
漁船が着くたびに、荷揚げ、雄雌の選別、出荷の準備をします。
これを十月末の終漁まで、しけの日以外は一日も休まず続けるのです。
この時期の漁船は、一見小さく見えるリフト付きの作業船ですが、海面下に隠れているところは予想外に大きく、写真の船で2千7百~8百本ほどの鮭が入るそう。
と言っても、どんな量か想像が付きませんよね。大きな鉄の水槽一杯で3百本ほど入るそうですから、約9個分。
まだ漁が始まったばかりで、今日は一漁船平均5,6百本の水揚げでしたが、盛漁期にはこの十倍も水揚げされることも多いそうです。
そんな時は二度三度と、漁船は漁場と港を往復して午後までかかるようですが、今朝はあっという間の作業で終了。7時半に着いた船が一連の作業を終えるのに、十五分程しかかかりませんでした。
それは、熟練した選別作業と、チームワークで初めて成り立つことのようで、ゆっくりカメラを構えていたらすぐ次の作業に入ってしまいます。
その選別作業の中心には必ず女性がいて、その判別の素早いことと、力があるのに驚かされます。
5キロはあろうかと思われる鮭を、軽々と両手にして捌いていきます。
そして、ゴムのつなぎや作業着の彼女たちが、いつも以上にすばらしくカッコ良く、まぶしく見えます。

こうして出荷された鮭が、長い道のりを経て、コンビニのシャケ弁や寿司屋の「いくら」になって、これを読んだ人の口に入るかも・・想像するとちょっと楽しい♪

写真上:婚姻色が入りかけた、いくらを取るのに適した鮭。身は「おまけ」程度で脂が少ない。(ぶな系と呼ばれている)
写真二枚目~最後:「おお~!」と見とれている内に作業は進み、氷をかけて出荷を待つばかりに。