






厚田港は今、ナマコとシャコ漁の最盛期に入りました。
ナマコは酢の物にして、内臓の塩辛を「海鼠腸(このわた)」「このこ」として、かなり昔から食されてきました。
古事記の中にも海鼠(こ)として記述があるそう。
そして、海鼠瓦や海鼠絞り、海鼠壁などと物の名前に付くほど身近な海産物のはず・・
けれど・・この一見も二見も不気味な生き物。
最初に食べた人は勇気が要っただろうな・・
そして現代、生のナマコの内臓を取って、自分で酢の物を作って食べる人がどれほどいるだろうか・・
小料理屋や寿司屋の「突出し」、居酒屋の「お通し」などで加工された物をわずかに食す人が圧倒的に多いのでは・・・
そう言う私も以前はそんな程度。
後は中華の高級食材としての「干しナマコ」。
厚田のナマコもほとんどがこの材料として出荷されています。
シャコ(蝦蛄)はと言えば、これもまた・・エビに似てるけど何故か、不気味・・。
そして普段は握り寿司の種の一つに過ぎない地味なもの。
しかし、今こちらはかなりの人気。
浜茹でしたばかりのシャコが朝市に並ぶ頃、途端に朝市が大賑わいになります。
観光地小樽では、シャコ丼が人気メニューになっているそう。
海老、蟹は大好きだけどシャコは苦手と言う人も結構多いし、どちらかと言うと実は私もその一人。
ナマコもシャコいずれも、好き嫌いが大きく分かれる食材かな~。
このナマコとシャコ漁が終わる頃、厚田は本格的夏を迎え、海水浴シーズンに入ります。
写真:1~3 ナマコ漁の仕掛けと水揚げ
写真:4 内臓を取って酢で〆たナマコとスライスして三杯酢で和えた酢の物
写真:5~7 賑わう朝市で飛ぶように売れるシャコと剥き身
写真:4 内臓を取って酢で〆たナマコとスライスして三杯酢で和えた酢の物
写真:5~7 賑わう朝市で飛ぶように売れるシャコと剥き身