大阪市平野区

喜連瓜破駅から歩いて10分

音譜

まんだいピアノ教室

万代理恵です


昨夏の暑さでみるみる枯れてたのですが
小さく植え替えて復活咲きの
ヤングリシダス


バラのお世話をサボりがちで
大量カイガラムシ発生に
立ち尽くしている
まんだいです凝視

赤薔薇

ピティナ予選翌日は

久々の

お休みデーだったのですが


初ピティナでは
自分の理解以上に
疲れたらしく

当日深夜から始まった頭痛が
翌日まで丸一日続き

グズグズダラダラと
一日無駄に潰してしまいました

たくさんの方々から
おめでとうLINEやメールを頂き不安

ブログのいいねも
普段より多く頂いてしまい

コメントも頂き

倉内先生は
私のことをたくさん
ブログに書いてくださり

坂元先生は
リブログしてくださり

なんか
いろんな方々が
私のピアノ人生
応援してくれてる感じがして


ピティナ予選落ちを
こんなにも祝われた人間が
私の他に
かつていただろうか?キラキラ叫び


なんと幸せな
ピアノ人生であることよ…

感動なのでしたえーん
みなさまありがとうございます!


当日は疲れてたけど
奨励賞ハイアップ
生々しい気持ちのまま
ブログを書きたくて
投稿したのですが

朝になって
倉内先生のブログを
読ませて貰ってたら

私なんぞに
よくこれだけ
一生懸命になってくれたものよ…と
感極まってたところに

先生からLINE来てびっくり

昨日の私のブログには
とりあえず感があったと笑い泣き
考察が無かったと!

半分以上眠りながら
見直しもできず投稿したのを
見抜かれていて
妹の勘の鋭さよガーン

とか言っちゃって

さっきも書きましたが
いろんな人に祝ってもらえた
初コンペだったので

感謝の気持ちと
倉内先生のブログへの返礼と

相変わらずの私のへっぽこぶりを
もう少し詳しく書きたいなと
思ってたので

続編書きますね爆笑

星


まず倉内先生には
コンペの先輩として

申し込み前から
いろいろ戦闘法?を教わっており

長くコンペに出て
わかっておられるからこその
気遣いもたくさんしてくれてて

でも私は完全
還暦メモリアル祭
つもりでしたけど

倉内先生は本当に
ずっと前から
私よりも緊張してくれてたと
思う滝汗


当日
私の演奏まで
聴いてもいいのかと聞いてくれて
めちゃ忙しいのにこっちこそいいんか?

コンペの空気感を
ご自分の時の
起爆剤にして貰えたらと思って
それは全然構わなかったんですが


私は
雰囲気に呑まれると
バカ緊張するし
訳わからんまま出てしまいたいから
受け付けギリギリに行くと
伝えていたつもりなんですが

家から駅に向かう途中にはもう
「まだ着いてませんか?」
とのLINEがゲラゲラ

いや、先生
先に会場行ってて
進行時間もわかってるはずやし?
と思いながらも

自分事のように
ドキドキしてくれてはるんや
嬉しく思ってたんですが

近鉄電車に乗り換える時点で
「まだですか?
前のカテゴリーが始まってます」
という追いLINEが
来たため

これはさすがに
私が時間間違えてるんやろか?ガーン
急に不安になり
すでに暗譜わからんようになって
青ざめてた上のW青ざめ

とりあえず慌てて
発車待ちの電車に乗ってから
参加票を確認したら
やっぱり
余裕で間に合うやん?ショック

しかし
早くホールに着いて
とにかく倉内先生に
安心して貰わなければならない。

などと考えていたら
ハッハッ
車内アナウンスに気が行き

行き先違うやん!と気がついて

8番線に乗り込んだつもりの
7番線だったことに気付き

慌てて降りて
事なきを得たのですグッド!


それでも
受け付け開始20分前には
ホールに着いてしまい

前に弾いてる人の演奏が
耳に入ってしまう悲しい
同門の方の曲…上手い


討ち死に覚悟で来てるけど

上手いってわかりきってる
他のコンペ参加者の演奏なんか
直前に聴いてしまったら

自分弾く前に
切り捨てられますやんか?笑い泣き
やーナイフ

そんなこともあろうかと

自分の曲に集中できるように
イヤホン持って来たぜパー音譜
イヤホンで自分の録音したやつを
聴き始めるも

幽体離脱が激しく
聴けば聴くほど

「え、ここ何の音やったっけ?
え?わからん魂
となり

人の演奏聞こえてくる方が
まだマシやんかもやもやとなる
大パニックまんだい真顔
結局全然関係ない曲の録音を聴く

実は
早目に会場に来てた
倉内先生に

プログラム(演奏順)を
まだ家にいる時点で
教えて貰っていて

その時の
倉内先生の無言味?で

あ、こりゃ
勝ち目ないメンバーなんやなと
勘づいていたので

家からすでに
開き直ってはいたのですが

今からコンペに向かう自分に
とにかく現実味が湧かないため

一旦家を出て
もう本番まで弾けないという間に

今までたくさん弾いて来たことも
夢の中のことように
みんな頭から消えるんじゃないか?
みたいな


不思議なんですが

スクリャービン
メンタル緊張状態で
脳内再生すると

なんか
頭の中でその音は鳴って
指も動いてるのに
聴音でけへん人みたいに
霧の中に音名消えていくのでネガティブ


通過は
できんでええねんけど

舞台の上で
どの鍵盤を弾いたら
頭の中の音が鳴るのか
わからんようになって
アワワになるのが
恐ろし過ぎるドクロ


家の鍵を閉めてから
ホールに着くまで
ずっと怯えていたのですチーン


怖くなるだけなので
頭の中で音を追わないように

「発表会でも
倉内先生との練習でも
生徒さんに聴いて貰った時も
ちゃんと弾けたやん!」

「いや、でも最後のレッスンの時も
消えて弾き直したんよな…」

「そうなったらまた
最初から弾いたらええやんか、
そもそも受からんねやし」

「いや、受からんでもええにしても
2小節目からもう
頭の中で鍵盤わからんねんー泣

「ほんならもう楽譜見いや!
見たとておんなじやけど
アホやな」

という
一人脳内会議を
ホールのロビーの椅子にて
繰り広げていると
前のカテゴリーが終わり

中から
倉内先生が出て来たので

お互いに心あらずな会話を
少しして
舞台袖に向かいました。


舞台袖でも
ピアノとメンタルと私🎵について
考察を続けるも

とにかくパニックなので
あの音何やった?ばかり
思い出そうとしてしまい

それを止めたくて

風太くんのミッキーを
一生懸命
頭で鳴らしていたのです笑い泣き


チリンチリンが鳴って
前の方の演奏が終わり

係の方が
優しく送り出してくれまして
その優しさがピティナの恐怖を物語る

弾き始めさえすれば
きっと勝手に
鍵盤に指がいくはず…

あばよ!(誰に?)
弾き始めたのですが

怖くて鍵盤を追っちゃうと
そういう演奏になりますよね悲しい

あんなにあんなに
響きを作る練習をしたのに
何やってんだかなーチーン

自分に呆れたことで
途中から開き直れた瞬間が
あったのですが

後で聞いたら
それが倉内先生には
わかったそうで

ピアノ恐るべし真顔
メンタルバレバレ汗


後になって思うに

今回はなんかまた
経験したことのない
アガリ方をしてて

いつもなら
ミスりがちなとこ来た!
とか
あと1ページ耐えたら終われる!
みたいな
余計なことを考えるのに

ずっと集中は
できてたんですよね真顔

ブラックホールに吸い込まれそう
っていう怖さだけで

まんだい定番の

キラキラ緊張しょーもな
なんでそこ音外すかなキラキラ弾きは
発生しませんでしたキョロキョロ

そして
あんなに怖かったのに
今回は
手も足も震えてませんでしたアセアセ

これは一体
何を意味するのか…。

多少の
ステージアップ症状だと
いいのですが。


んでも

弾く曲との相性も
あると思いますし

前回弾けたから
次も弾けるとも限らないし

結局は
ただひたすら
真摯にピアノに向き合い続けるしか
ないのだという結論に
達しましたのよ昇天


幽体離脱が恐ろしくて
現実に戻ろうと
必死で音を追ってた結果

講評には
「音が現実的」とあり笑い泣き

意識だけ現実にしたかったのに
皮肉なもので
ございますお茶

でも
本番への向き合い方法が
だんだん
明確になって来たような

そんな気もしています。


友達先生の

「すごい!
生きてる実感があったでしょう?」

って言葉が
とても印象に残りました。

本当に

誰に迷惑かけるでもなく
命に関わることでもないのに

脳も心臓も
フル稼働させて
ここまで自分に向き合ってるって
つまり泥水も飲む

ピアノを弾くって
人生なんやわ笑い泣き
思いましたですパー


長々と
還暦コンペ奮闘記を
読んで頂き

たくさんのいいねを
ありがとうございましたお願い