大阪市平野区
喜連瓜破駅から歩いて10分
まんだいピアノ教室
万代理恵です
密かにウエストリンギアも咲く
朝
学校へ行こうとした息子が
玄関開けて
「うわぁ、おかあ!」
と言うので
バッタの大群でもいたのか?
と思ったら
私に増して虫が怖い男
木枯らし一号のせいで
階段に並べていた
ミニバラの鉢が
ドミノ倒しに落ちて
土がばら撒かれており
朝からせっせと
お片付け
少し枝も折れた
木枯らしって
こんな突然吹き荒れましたっけね?
ミーミーミミーファーミードーミー…
レー…………


そして
ついにファンヒーターも
出しました。
一昨日蚊にかまれたのに



で
そんな引っ張るほどの話でも
ないんですが

「まんだい初めてコンクールに出る」
の巻
続きです

そう、あまりにも
自分がコンクールに出るという
実感がなかったため
つい普通に
上着も着ずに
生徒さん付き添いモードで
家を出て来てしまい
家の前から生徒さん家の車に
同乗させて貰ったので
もちろんカイロも持たずで
出番待つ舞台袖で
さむ

となっておりまして
生徒さんには
身体硬くなるし
寒うしたらあかんで
と

言うてるくせに
何やってんやろなー

でももうしゃーないしなー。
どうせ毎度
思うように弾かれへんのは
夏でもそやし
寒さの問題でも無い気もするし
楽譜見たところで
何も変わらん気もするし
要らん不安材料見つけたりするし
結局
いつもの感じに終わるやろなー
みたいな

こういう
先日の練習会とかでも
そうなんですが
私が
自分を冷静に観察してる時
ってのが
緊張してる時なんで
ヤバいんですよね

これを落ち着き爆アガリ状態と命名
自分を冷静に見てるのは
左脳ですしね。
この時点で
もうダメダメなんですよ。
還暦の名を借りて?
コンクールに出てみようと
思いましたけど
賞とか結果は
私、別にどうでもよくて
目指しはするぜ?
小さい時から
ピアノをやってて
本番で弾きたいように弾けたことが
ほとんどないことを
それは
テクニックが無くて
自信が無いから
ピアノ以前に
自分を表に出すことが
苦手なキャラやから
それはもう仕方ないんやと
ずっと思ってたんですけど
奥底では
音楽が好きで
こんな長くやってきてるのに
自分に満足できないままで
終わるのは嫌やな…
克服できひんのかな…とも
実はずっと思っていて
でもまぁ
本番で緊張するというのは
大抵の人にあることで
私だけに特別なことではなく
だから
メンタルトレーニングという
分野も発展してるんだろうと
思ってるんです

が
一般の人の緊張やアガリと
私のアガリは
微妙に一部
種類が違う気がしており
人様の内面はわかりませんので
何ともですが
上手く言えないですが
イメージとして
身体にある
なんとなく
演奏運動回路みたいなものと
脳内の指令との
接続がおかしくなる
というような
頭の中は
真っ白でもパニックでもなく
冷静に回転してるのに
本番で突然
右脳機能がフリーズするので
練習時とは違う
別人身体感覚に
翻弄されて
練習全く活かせず終わるみたいな
なんか
そんな感じ?

本番だけ滑り止め効果発動できたり
一言で簡単にいうと
運動神経の鈍くささが
災いしてると分析しており
芸術や人の技の最終形なんて
言ってしまえば
感覚が全てですやん?
その感覚という運動機能が
人前では
使い物にならなくなる
という鈍くささが
我ながら
一体なんやこれ
となるのが

まんだい的
落ち着き爆アガリ状態
なんですね

おわかり頂けただろうか
楽譜見ていいからとか
簡単な曲だからとか
本番という場では
何の救いにもならんので
メリーさんのひつじだろうが
ラ・カンパネラだろうが
アガリ度は
同じな訳なんですよ。
むしろ音少ない方が怖い
はい、そこで
たまたま出会ったのが
ロシアピアニズムです

私、別に
ロシアンに興味あった訳では
なくて
音がきれい汚い位の判断は
できるけど
倍音を聴くとか
どういうことやねん

と
ずっと思ってまして
実は一緒に鳴ってる音あるんやでという
倍音の理屈はわかりますが
ドミソ弾いたらドミソしか聴こえんし
自分の鳴らした音群しか
私はキャッチでけへんねんけど?と
ロシアンの人、謎の能力集団と
思てました
なので
たまたまの御縁がなければ
ロシアン習おうなんて
思ってなかったんですが
いや
どうせ演奏家キャラちゃうねやし
もうしみじみ
一人家で弾いて暮らして
また定期的に習おうとすら
思ってなかったんですが
ほんと
たまたまの御縁で
大人になっても
ピアノ頑張ってるみなさんを
目の当たりにする機会が増え
影響されたことと
S先生の
不思議面白着眼点レッスンが
めちゃ興味深くて
私のピアノ聴いて下さった最初の一言が
テクニックどうこうじゃなく
「めちゃ色気ありますね」
でしたので
ファッ??
となりました

私、別に
↑このフレーズ多発
ロシアピアニズム広め協会に
所属した訳でも
S先生教室広報係でも
何でもないんですが
ロシアンに拘らず
みんな
自分の弾きやすい
ピアニズムを追求して
弾いたらええやんかいさ派
ですけど
なんか
まだわかりませんが
この
いろんな情報が
入手しやすい時代に来て
私の落ち着き爆アガリに
ロシアンの身体遣いが
なにかしら効果あるような
そんな気がとてもして来ており
そういうこともあって
なので
賞はどうでもよくて
本番を
たくさん経験してみたく
なってるだけの
次こそは
満足演奏に
手届くかもしれんやん
という

微かな期待&チャレンジ魂と
あと
冥土の土産活動を
頑張りたいというだけの
そんな動機の
コンクール参加なんでした

続く(笑)
どんだけー