大阪市平野区
喜連瓜破駅から歩いて10分

まんだいピアノ教室
万代理恵です
御座候が好き過ぎて震える

ガワも素晴らしいが
赤(小豆のあんこ)も美味いが
白(あん)がもう



マメの味してたまりませんのでね


はい、取り乱しましたけど
先日ひな祭りってことで
帰りに
御座候を買いました

楽譜も買ったのだが
なんの帰りかって
伴奏を引き受けていた
管楽器生徒さんの
コンテストの帰りにです

生徒さん
2つのコンテストに
チャレンジしていたので
計4回の本番が
あった訳ですが
まんだい無事に
ミッション完了しました

一つは部門1位
という

素晴らしい結果となり
もう一つは
地区グランプリ
通過

からの
その次のステージは
いきなり
通過率3%という難関で

ファイナルの前でこんな狭き門て
実質ファイナルやんと思うけど
前回よりホールは小さくなり
ピアノもショボ化
東京ファイナルへは
進めなかったとのことでしたが
金賞はしっかり貰ってました

おめでとう!

管弦打楽器のことは
全然わからないのですが
いろんな楽器を総合して順位出すとか
ピアノ人からしたらちょっと謎
聴こえた限り
さすがに前回より
みんなレベル上がってる

とは思いましたが
ピアノと同じで
技術もやけど
音楽的な演奏が私はええなと思う

と
感じましたし
伴奏した生徒さんは
とても音楽的だったので
練習していても
楽しかったです

はい、練習では

やはり私にとっては
コンクール伴奏は
思ったより激務でしたね…

弾くのは全然ええんですよ、
プレッシャー面でね

自分の体調管理についても
プレッシャーでしたが
主にパックリ割れ管理など
依頼された時は
頑張ってるから応援したい
という気持ちからだけの
まぁ部活の延長のお手伝い的な?
みたいな
補助的な位置付け?
みたいな
アガリヤンだけに
甘くは見てなかったですが
そんな感じで
引き受けてたんですが
初回からグランプリとか
生徒さんの目指せるレベルが
想像以上に高かったもので
そこから
アガリヤンに
ビビリヤン追加

有望な若者の行く手を
私が阻んではならない

という
2回目以降の
本番の恐ろしさよ…

アタクシ
演奏活動なんかしてませんし
コンクールなんか
出たこともないですからね

自分のコンクールじゃないけど
自分も出るという
微妙な立場に
やたらソワソワするし
ソワソワからの
変な緊張で
現実味が無く
自分だけの演奏の時のように
開き直りの術も使えないという
冷静パニックとでもいいますか
夢の中の必死感みたいな

でも
私で評価される訳じゃないし!
と
自分に言い聞かせて
3回目の本番で
1位になった生徒さんの講評を
見せて貰ったら
↓
こ、これはもしかして…
ピアノも褒められてる?

↑君の名は風にBGMは前前前世
となり
私を知らないプロに
演奏を褒められるなど
人生初なんで
2秒ほど
天使のハーモニーも
脳内に流れたのですが





即
やっぱ伴奏も聴かれてるんやん

と
急に
修羅の道に立ってる自分に
ピントが合いましてですね

うすうすは感じてたけど
伴奏いうて
一つの音楽を
一緒に作る訳ですから
やっぱそうかーー、
そうやわなー

と
ここから突然
結構な冷静パニック状態に
なりましてね

この次の本番が最終目標だったので
ゲシュタルト崩壊って
音楽でも使うのか
わかりませんけど
ゲシュタルト博士が
名付けたんだか
ゲシュタルト地方で
発生したんだか
ゲシュタるっていう
ドイツ動詞なんだか
何もわかってませんけど
とにかく
この世の終わりのような響きの
ゲシュタルト崩壊

だって崩壊やで?

あー
突然

今までどう弾いてたかわからん
みたいに
直前になって

結構
音跳躍するんですが
10度和音とかで
これまで
難なくミスなく跳べていた
鍵盤距離が測れなくなるし
速いパッセージの指遣いも
なぜか行方不明となり
これには
アガリ経験豊富な自分でも
引きました

で
一生懸命
立て直してるうちに
ふと
我が子より若い
10代の子と対等に
必死に音楽頑張ってる自分って
なんか幸せよな?
って
思ったんですよね

ブログ読んでくれてる
大学時代の友達が
メールをくれて
青春真っ只中に見える
って
言ってくれてたのも思い出し
実際
当日会場に行ったら
頑張ってる高校生たちに混ざって
真剣に音楽やろうとしてる
自分がいて
隣のホールでは
純烈のコンサートやってて
本来なら
純烈マダムの列の方に
係の人に
誘導されそうな歳なのに
高校生と励まし合って
頑張れてるなんて
HAPPYなことじゃないのさ



と
思ったら
大分落ち着きました

これまで
タイミング合わなかったなー
と思ってた箇所が
最後は多分
合わせられたような
気がしました

必死だったので定かではない
こうして
私の青春の日々は
終わった訳なのですが
この日も
生徒さんのお友達たちが
「ピアノの人めっちゃ上手かった」
と
言ってくれてたそうで

非常に稀な出来事なんで自慢しときます
いやホンマに
上手いなんて言われたことない
落ちこぼれ
ピアノ人生やったんで
一周ニ周回って
今頃になって
こんなこともあるんや
って

しみじみしました

年齢も時代も越えて
真剣に向き合い楽しめる
音楽って
ホンマに素晴らしいなと
思います

音楽やっててしんどいのは
真剣になるからだし
コンクールとかの結果よりも
後になって
真剣に向き合って来たものは
ずっと自分の中に残ってて
やって良かったな!と
思う時が来ると思います

だから音楽続けよう!
良い若返り経験を
させて貰いました
