大阪市平野区
喜連瓜破駅から歩いて10分

まんだいピアノ教室
万代理恵です
日頃
レッスンしながら
あれこれ考えてることを
こんなん書いて
真面目に読んでくれてはる人
おんねやろか?
と思いながらも
ブログに長々書くと
書くことによって
なんか
いろいろ小さな気付きが
出てくるもんでございます

譜読みについて
音名より鍵盤を意識して
いつも
弾いているのでは?と
書いてから
ピアノ弾いていると
いや、やっぱり
音名も脳内に流れてるよな…
と
感じたり

でも
音名で脳内に登場してくるのは
主要なメロディーで
メロディーの音名に埋もれて
左手伴奏などは
音名としては意識してないような…
音名で意識してないから
暗譜抜ける時って
左手が多いんか?
↓
だから
左手だけの練習って
重要なんやな…
↓
でも
インヴェンションとかは
左右同時に
音名が鳴ってるような気が
しますけど?
↓
いや、それは
音そのものを
名前として認識してるのであって
音名を意識している訳ではなく
その音が
勝手に音名になって聴こえてきてる
という
耳の問題なのでは?
…



一体私は何を言っているのか?
ということで
とにかく
ピアノを弾くって
ものすごい処理を
脳がやってるんやなー
と
思いますね

聴音苦手な人は一体
どうやって弾いているのだろう
普段
そんなこと
何も考えずに弾いてますが
こうして
わざわざ書いてみたら
楽譜の音を見たら
脳内で音が鳴る
ということが
譜読みする上で
一番大事な能力のような気が
してきました。
てことは階名唱をやらねばか…

楽譜を見て歌えるってことは
音程と上がる下がるが
わかってるってこと
ですもんね

つらつらと考えてると
いろんな要素が
繋がってきて
そんな気づきから
生徒さんに対しても
限りなく真面目に
これが良き!と思うことを
一生懸命
伝え、指導させてもらっている
つもりなのですが
そんなこと
求めてない生徒さんも
いるわな…と
ふと思ふ



とにかく生徒さんは
弾けるようになりたいと
思って
ピアノ教室に
通ってると思うので
面倒くさい音程の話なんかより
さっさと
弾き方教えてくれたら
早いのにって
思ってるんやろなと
勝手に想像しつつ
「なんで音程考えたり
いちいち片手ずつ
譜読み確認せなアカンのかって
音名書きこんだり
指番号アテにしてても
まあまあ弾けたやん
ってなるけどな、
メトードローズの
指番号書かれ過ぎ問題が問題と思ってる
こう弾くんやでって
弾き方教えてあげたら
すぐ弾けることも知ってるけどな、
先生は
バスティンとかメトードローズを
弾けるようになるために
レッスンしてるんと
ちゃうねんで。
バスティンやメトードローズに
書いてあることが
わかってなかったら
ショパンとか
モーツァルトとか
弾きたい流行ってる曲とか
学校の伴奏とか
弾きたいと思った曲の楽譜見ても
弾き方がわかるようには
ならへんから
バスティンとかやってんねやで?
1年生で習う漢字を
覚えられてないのに
6年生の教科書
読めるようにならへん
みたいなことやん。
一通りの仕組みを学べるので
バスティンは
ピアノの小学校やでと言うてます
忙しいし遊びたい中
何年も毎週
ピアノに通ったのに
結局
ピアノの1年生のまま
誰かに教えて貰うか
YouTubeのマネすることでしか
弾かれへんってなるのが
先生は心配やねん…」
と
切々と熱く
よく語っているのですが

多分
オババ先生の小言と
思われてると思う

ハイハイどうせ練習不足ですよ的な
生徒さんたちは
弾けるようになるのが
練習と思ってて
楽譜広げたら弾かな!
と思ってて
楽譜じゃなくて
音符を弾こうしてて
音部記号や調号などは見えない
なんとなくこんな感じじゃね?的
譜読みだから
あれこれ間違えてしまって
先生に指摘されて
難しいって言うけどさ

楽譜に何が書かれているかを
じっくり調べる前に
弾いてしまうから
弾けてないだけで
でも譜読みを手伝ったら
習ったことを
覚えてない訳でも
わかってない訳でもない場合が
とても多いので

そこのジレンマよ

ほぼ意識の問題だと思うのよ
みんな
漢字ドリルとかの宿題は
毎日ちゃんとやってると
思うし
ピアノドリルみたいな
機械的に読んで書いて
毎日弾くみたいな
テキスト作りたいんですが
そんなん出版して
YAMAHAに並んでるのを
ニヤニヤして眺めるのが
My Dream



ということで
例え
テキストの進みが
遅れようとも
生徒さんが楽しくなさそうで
これでいいのかと
ふと不安になろうとも
譜読みと音楽作りへの拘りは
捨てられないのでした

譜読み作業が向いてなさ過ぎて
あまりにも早々に潔く辞めてく子と
(でもそれはそれで正解!)
間違えても
「あー、そうかー
ここ4度や〜
」


って
全く嫌そうになく
譜読みアドバイス受けてくれてる子と
辛そうながら
コツコツ耐え忍んでやってる真面目な子と
また先生なんか言うてるわーな子が
います
