大阪市平野区
喜連瓜破駅から歩いて10分

まんだいピアノ教室
万代理恵です
ミャクミャクした地下鉄
この連休は
生徒さんの全国大会で
東京行ったり
なんと
またまた伴奏したりの
コンクール祭りでした

伴奏でですが
連チャンコンクールを
自分も経験してみて
気持ちの持続って
難しいもんだなあと
思いました

人間だもの
全然
気持ち緩ませてるつもりもなく
疲れてる意識もなく
前回同様に
真面目に
合わせていたのですが
一度やり遂げた後って
なんか
気持ち
次は
どう持っていったらいいのか
彷徨うというか
前回
上手くいかなかったのなら
挽回一直線なのですが
上手くいった後に
もう一度
同じ感じを狙うっていうのは
生徒さんの様子を見てて
難しいものだなと
思いました…

別にそう話してた訳ではないのですが
雰囲気的に
そんな彷徨いからか
今回は生徒さん
演奏前から
落ち着かない印象で
私は前回よりはマシ
本番も
全然のびのびできなかった
みたいで
思うように吹けなかったと
とても疲れた様子で
お母様に励まされてましたが
それでも
予選通過の連絡来まして
ホッ


管楽器コンクール
私は全く知識無くて
今回やってみたら
ピアノとは違うことが
わりとあり
規定時間に合わせて
曲を
自由にカットしても良かったり
直前まで
音を出せる部屋が
用意されてあるのは
ええなと思ったり
ピアノはぶっつけやもんなー
演奏前のお辞儀
しなくてもええんや
とか

いろいろ
新鮮でした。
で
緊張のコンクール伴奏も
2回目ってことで
前回ビビってしまった箇所など
念入りに確認もして
今回は
落ち着いて
サポートできるようにと
かなり気持ち整えて
気合も入れて
舞台に出たんですが
舞台出てみたら
椅子が…椅子が…

…!
ピアニストがリサイタルで使う
上等のアレ

革張りの
厚みあって重そうな
オットマンみたいなやつ。
あんなに呼吸整えて
いざ行かむと出て来たのに
まんだい
呼吸止まり頻脈

前の伴奏者も
普通の女性やったと思うけど
え、普通にじゃなく
めっちゃ低い

めっちゃ上げたいけど
どっちに回したら
上がるのか?
とりあえず3回ほど
適当に回してみるも
上がってるか下がってるか
全くわからん

このまま何回も回して
どんどん下がってたら
また何回も回し直して
上げなあかんことになる。
え?どうする??
あれだけ
メンタル落ち着かせるための
セルフトークしてきたのに
ピアノ椅子のことは
全くの
アウトオブ脳内やったわ…
まさかの椅子パニック…
え、タイム入場時から
測られてたら
どうするん?
モタモタして
生徒さん動揺させたら
審査員
待たせてイライラさせたら…
え、どうする??
どうする??
となり
結局
「低
」

と思いながら
弾き始めてしまい
こんなん…
グールド状態なって
ミスって迷惑かけるとか
絶対アカンやん…
何がなんでも弾き切らな、
弾き切ってみせる!
もう
音楽内容より
グールドになって弾き切る!
しか
考えてなかったので
ちゃんと弾けてたんか
わかりません

生徒さんも緊張し
私も決死の演奏でしたが
無事に通過できたので
書きました

これからは必ず
事前に椅子を確認し
「トムソン椅子で弾きたいです」
と
係の人に伝えることにします。
まんだいは一つ賢くなった