大阪市平野区
喜連瓜破駅から歩いて10分

まんだいピアノ教室
万代理恵です
会場入った時には薔薇見る余裕無し
続きです。
ホールに入って
前の部の最後の方の方の演奏を
客席に座って聴きました。
みなさん
難曲をキラキラ弾かれています。
すごいなー…
もうすぐしたら
私もあそこで弾いてるんやで…
と
変に他人事のように
解説する自分が
脳内に登場して来ました。
初めての会場の
初めて参加する発表会に
一人で来ているので
「この緊張感…
全然要領のわからない
初めての会場での
上手い人ばっかり集まってる
ショパコンアジアの全国大会に
ついて行った時に似ている…
」

と
思いました。
ついて行っただけで緊張するアガリ症
ここに来てようやく
緊張の中演奏しなければならない
ということが
現実に感じられて来たのです。
「ほらな…
やっぱりめちゃ緊張するやろ…
ピアノの先生ばっかりやで…」
と
脳内一人会話です。
前の部が終わり
ほんまにみなさん偉いわ…
と
心から拍手を送り
集合写真を撮って
いよいよ
一人3分タイマーかけての
事前練習の順番が
回って来ます。
え…タイマーの使い方
先生送ってくれたのに
復習して来るん忘れた…
と
考えたら普通に使えるやろ



なことも
緊張のあまり
どないやった??と
慌ててLINE見返すくらいに
パニクっていたのですが
いい大人なので
一人耐えます

まだ練習の段階でこれである
劣化バッグから
靴を出して履き替えました。
心臓がボワンボワンして
椅子が揺れるのが
わかりました。
もういつ倒れるかわからんで
と思って
ピアノ頑張ろうと決めたのに
そのピアノの緊張で
血圧上がって倒れたら
本末転倒ってやつ?笑うで
あぁ、倒れる前に
下に見えてるさんふらわあで
いつか九州も行きたかったな…
こんな緊張するのに
コンクール出て
立派に弾いてくる
生徒ちゃんたちて
やっぱりすごいな…
何年経っても
自分の出番前になったら
手を洗いたくなるのは
何故なのか…拭き拭き

なんかサラサラしなくなります
などと
延々一人会話やってるうちに
順番が来ました。
なんか
家で練習してて
2回目に弾く時や
練習の終わりの方になると
「よっしゃ、まぁ出来たんちゃう?」
と思えるのに
練習の一回目って
なんかちゃうなー…
っていうのが続いていて
弾き慣れた自分のピアノでさえ
一回では
タッチ掴めないのに
3分間で
どれだけ
このピアノと
仲良くなれるのだろうか…
どうか仲良くしてくださいー

と
願いながら弾きましたが
やはり
イケる!とは
思えなかったです。
でも
みんな同じ条件なのに
弾ける方は弾けるんです。
そこが
弾ける人と自分との違いで
何がどう違うのだろうか?
というところが
永遠のテーマです。
果たしてメンタルだけの問題なのでしょうか
と
赤裸々に
出番前の心の内を
書いてみましたが
みなさんは出番前
何を思っておられるのでしょうか。
知りたいものです。
レッスンの時に先生に
「観客はみんな
響きを聴いてるんだから
響きを作ることに集中したらよくて
ミスすることなんか
考えなくていい。
響きを聴かない聴き方の方が
間違ってる。」
って言われたことが
すごく刺さっていて
先日の弾き合い会でも
教わった
姿勢やタッチのことを
考えていたら
思っていたより
フワフワせずに弾けたので
それだけでも成長や!
本番でも
失敗してもいいから
絶対にそこに集中しよう!
とは
心に決めていて
いざ本番

ビーチボール…
シャワー…
ネチネチ…
バレリーナの足…
ミルフィーユ…
教わったことを唱えながら
弾いていましたけども
ぷるぷるが止まらず
バレリーナは登場しませんでしたし
なんでそこで
急にでかい音鳴ってしまうかな

とか
ふと楽譜に目をやると
「え?ページ間違えて開いてない?
ちゃうわ!
勝手に2小節先見てるやん、
何ヶ月その楽譜で練習しとんねん
」

みたいな
弾きながら
自分の謎現象に
だんだん笑けて来て
弾き終わった時も
なんか
必死だった自分にウケてしまって
笑いながら
お辞儀をしてしまいました

私のあと
一人の方の演奏があり
休憩になりました。
やれやれ
いつまで経っても
やっぱり思うようには
弾けんよなー…
やっぱりみなさん上手いよなー
なんて
空と海を見つめてたら
なんと
「あのー、ブログ読んでます」
と
声をかけてくださった方現る

ビックリして
訳わからん返答を
してしまったような気がするけど
その方の名誉のため?
詳しく説明は書きませんが
知ってる方の少ない中
そんな風に
わざわざ
声をかけに来てくださる方がいて
発表会出て良かった!
と
なんか満足しました

わざわざすみません。嬉しかったです

そして
ほぅ
と一息ついてると

「理恵ちゃん!良かったよ!」
と
背後から声をかけられました

このシチュエーションで
私を理恵ちゃんと呼ぶとは
一体誰っ
?

と
相当ビックリしたのですが
大学時代の
尊敬するピアノ科の同級生が
私のブログを読んでくれていて
発表会に出ることを知って
なんと
ご主人と一緒に
聴きに来てくれていたのでした

ご主人には
「なすびのトゲは
もう大丈夫ですか?」
と
心配して頂きました

ご主人にも読んで頂けてるとは

ピアノが上手で
同級生だけど
あんな風に弾けるようになりたいと
ずっと憧れていて
そんな彼女に
「息の長〜い演奏で
来て欲しいように弾いてくれて
ホントに良かった」
と
言って貰えて
え、長い息でって
先生に
まずアドバイスされてたことやけど
そこに注目(耳?)するとは
さすが過ぎる…
と
相変わらず尊敬したのです。
ものすごく久しぶりに
会えたし
この年齢で
上手くもないけど
ピアノ頑張って弾いてたら
学生時代の友達が
わざわざ聴きに来てくれてたとか
嬉しくて
ピアノってええな…
同じことやってる
長年の友達がいるって
やっぱりええな…
と
なんだか感動して
涙出て来てしまいました

そして
上の妹、K先生も来られていて
私の演奏を聴いてくださり
写真も撮ってくださり
ほめてくださり
永遠に美味しい
シガールもくださり
また思いました

実はホントの?義妹も
応援に来てくれようと
していたのですが
恥ずかしいし
集中したくて
止めといて貰ったんです

なんか
私が勝手に
頑張ってみようと思っただけの
話なのに
応援してくれようとする人が
何人も現れたことにも
驚きと感謝と幸せを
感じました。
下の妹T先生も
S先生門下の
先輩になるので
出演されていたのですが
先輩らしく
やはり尊敬の演奏でした

T先生のお友達先生方も
やはりみなさんお上手で
キラキラ難曲弾かれていて
初めて参加の私の演奏を
ほめてくださり
たくさん
写真を撮ってくださったり
S先生門下
ええ人ばっかり

と
そこにも感動しました。
なんて言ったらいいのか
みんな
ピアノが好きで
それぞれに
頑張っている人たちが
集まっている空間って
まるで
大学時代に戻れたような
感じがして
一時
血圧上がって
倒れるんちゃう?と思ったけど
結果
すごく楽しかったです



そして
やはり
先生にほめて貰いたくて
頑張りました

ほめて貰えましたよー♡
それも
学生時代に戻れたような感覚で
楽しかったです。
〇〇に行ってきましたみたいな
華やかな記事は
なかなか書けない私ですが
こういう経験をして
いろいろと思ったり
感じたことは
忘れてしまいたくなかったので
長々と書きました。
会を主催された
先生のご苦労も
想像できましたので
朝からの長丁場で
すごくお疲れだと思うところ
最後の先生の演奏が
これまた
予測以上に
カッコ良すぎてシビレました

わっさーと植木鉢をひっくり返す時の
カッコ良さがこの時に蘇りました
先生
十何年もロシアピアニズム
勉強されてても
まだ勉強し続けておられて
すごいなー、深いなー、
難しいんやなー
と
思います。
ワタクシ
4ヶ月ではまだまだ
何も掴めてない感じですが
喜連瓜破から
稚内くらいまでは
ロシアに近づけてるのか?
まだ本州か?
なんていうか
↑こればっかり
ロシアピアニズムって
抽象的なものを
なんとか具体的に
あれこれ解説しようと
してるような
そんな勝手なイメージ
ありまして
私のような
よくわかってない者にも
解決のヒントになるような何かが
そこに見つけられるのかもー
なんて
感じています。
S先生の解説が親切だから
そう感じるのかも
しれないですが

発表会終わったけど
練習は永遠に…

引き続き頑張ってみます。
あと
最後にもう一つ
長年ピアノやってて
解決しない悩みが
あるのですが
舞台でお辞儀すると
わりとよろけます
