大阪市平野区
喜連瓜破駅から歩いて10分
まんだいピアノ教室

万代理恵です
ユキヤナギ満開
楽器末なので
間違い
学期末なので
いろいろあるかと思いましたが
今のところ
教室卒業生徒さん
1名です。
7年以上通ってくれた…
結構うちは
みんな長く続けてくれて
ありがたく思っているのですが
6年前くらいの
発表会のプログラムを見たら
あれ?
メンバー
わりと入れ替わってるやん



と
思いました。
ま、
年に1人か2人卒業か退会されて
6年前となると
そんなものですかね

そりゃあ
生徒さんたち
中学生になっても
高校、大学、社会人と
成長されても
細々とでも
一緒にピアノ弾いていけたら
いいな

と
思ってますし
そうなる事を目指して
レッスンしていますし
そうなるためには
どんな指導をしていけばいいのかと
いつも考えてます。
そして
考えているといつも
最終的には
ネガティブまんだい登場

ピアノの先生が
こんな事を言ったら
もう元も子もないんですが
全員が
いつまでも
ピアノ止めたくないようにするのは
そら
限りなく不可能



もし
そんなことが可能なら
ピアノ人口爆発、
ピアノ教室どこも満席で
なかなか入会できず
ってなりませんか

みんなどこかで
区切りをつけていくので
少しずつ
生徒さんは入れ替わって
いくのです。
先生を変わりたい場合は前向きなので良し!
その区切りについて
生徒さんそれぞれが
出した結論なので
異論は全くないのですが…
私は
小5で先生を変わって
自分がめっちゃ
遅れてるやん、下手やん
って

気が付いた訳ですけども
ソナチネをヨタヨタレベル
「弾けない」はつまり
「そんなに練習もしたくない」
ですから
英語塾と公文にも
通ってましたし
だからといって
勉強もしませんが
練習も1時間位しか
してなくて
下手で練習その程度ですから
当然
先生に怒られることはあっても
褒められることもなく
子供も多い時代ですから
先生にとっても
いてもいなくても
どうってことない
生徒だったと思いますが
だから
中学、高校生になって
ピアノ辞めたい、
そろそろ辞めて
他のことやろか…とは
これっぽっちも
思わなかったのは
何故だったのだろうか?と
今になって
思いますよね…

知らんがな?
当時は
当然のように
自分の中に
辞めるという選択が
なかったので
今になって
はて?なんで
大して弾けもしないのに
辞めなかったのか?
と
不思議に思いますよ。
同じように
親がピアノを買って
同じように
ピアノを習い始めて
同じように
先生をかわった
周りの子たちは
気が付いたら
多分小学生のうちに
みんな辞めてました。
私より上手かった子も
辞めていました。
でも
私には辞めるという道は
全然無かった。
私の頃には
もう受験戦争みたいなのは
始まってましたけど
入江塾とか行ってる男子いたわー。
↑丸坊主&テキストぎっしり激重黒鞄で
通わされる当時のスパルタ塾
テストだからレッスン休むとか
思いもしなくて
レッスン休んでもどうせ勉強しないし
当時そんなこと言ったら破門
下手なので
音大に行きたいとも
思ってなかったけど
辞める気はさらさら無く
だからといって
練習頑張る訳でもなく
ただ
辞めたいという気持ちが
全く無かったのです。
何年も毎日
そんなに練習しないとはいえ
頑張って続けて来て
それが
日常となっているものを
0にしてしまう勇気も無かったし
長年継続したものを
0にすることで得られる
他の良いものって
何なのかわからなかったし
勉強して良い学校へ行ったとして
そして
自分に何ができるか
全くわからんかったし
やりたいことも浮かばなかったし
ただ
自分は弾けなかったけど
ピアノ
上手くなれるといいなと
ずっと思っていたし
上手い人のピアノを聴くと
いいな、すごいなと思ったし
英雄ポロネーズとか
テンペストとか
謝肉祭とか
めっちゃカッコええな♡
弾きたいな♡と
思ってたし
↑はい、赤い激流ハマり世代

緒形拳のシーンでかかる
ベートーヴェンの英雄の二楽章が
子供心にズーンって来てさー、
緒形拳のピアニスト写真が
めっちゃそれっぽいのよ

水谷豊も演技上手かったけど
宇津井健はピアノ弾くシーンあった?
もう一回見たいわーって
どんだけ長々激流について喋るねん
とにかく
ピアノは好きでした。
辞めろと言われたら
泣いたと思う。
だから
自分より上手い人は
たくさんいるから
自分に才能無いから
音大には行かないから
忙しいから
そろそろ辞める
っていうのが
私にはよくわからないんです

弾けな過ぎて大学受験は
やめようとはしましたがね
ピアノが好きかどうか
練習はともかく

音楽に感動してしまうかどうか
辞めたくないかどうか
ピアノを習い続ける理由って
それだけだと思っていて
辞められる勇気があるなら
ピアノに対する気持ちは
そこまでってことじゃないかな?
って思っています。
コンクールで成績残してても
成績が目的になってる人は
それを得られなくなった時に
辞めると思ってますし
辛くて辞めたとしても
未練があったら
何らかの形で
絶対戻って来ると思います。
辞めてしまいたくないと
思える人だけが
残っていく世界だと思います。
ブログ界でも
大人になっても
アマチュアさんで
ピアノ頑張っておられる方
たくさんいますよね。
素敵だなと思います。
好きと思ってたら
なんか違っていたり
大恋愛してても
別れてしまうことも
多々あるように
習った人全員の気持ちを
引き止め続けるのは
そもそも不可能。
残る人の方が少ないから
そこに価値があると思いますし
生徒さんとは
ピアノが好きな者同士だから
この仕事を
楽しめているのです

もし嫌いになったら
無理に引き止めはしないわよ〜
何が言いたいのか
よくわかりませんが
ピアノを続けてしまった人の
長い呟きでした。