大阪市平野区

喜連瓜破駅から歩いて10分

まんだいピアノ教室

万代理恵です


息子の卒業式がありましてね…


卒業式で
皆勤賞、精勤賞の生徒さんって
心の底から偉いわぁ…キラキラ
って思います。
親御さんも偉い。

勉強・スポーツなど
いろんな事で
たくさん生徒を表彰してくれる
高校なのですが

もちろん
息子が表彰されるようなことは
何もなく


保護者席から
表彰されてる生徒さんたちを
尊敬と羨望の眼差しで
眺めるのみの私でしたが


ただただ
卒業できたと
いうだけの息子なのですが
no勉強なのに成績最下位にならなかったことを
表彰して欲しい


式後
友達と楽しそうに
笑ったり写真を撮ったり
している様子を見ていたら


まぁええやんか、これでキラキラ

思いました照れ


「皆勤って
ホンマにすごいよな」
素直に感心できてたり

まだ入試が残っている友達に
「マジで勉強頑張れよ」と
応援したりできる息子では
あるので


いつか
勉強ではないすごい何かを
成し遂げて
めっちゃ親孝行してくれるかも
しれませんよっ笑い泣き
そのすごい何かとは何なのか


息子
小学校の卒業式は
大手術をして入院してたので
出られませんでした。
病室に校長先生来てくれて証書貰うってやつね


無事に
卒業式に出席できるだけでも
ありがたい話なのです。


卒業証書
久々に来たフォーマルワンピースが
キツくなってたことが泣けた卒業式



そんなこんなの
なかなか書けなかった
「バッハコン指導への道」
前回の続きですが。


初めての
インヴェンションでの
バッハコン
どうしたものかと
悩んでいましたら


お友達先生が
たくさん
本を貸してくれたりもして

いろいろ読んでみたりも
するんですが

内容は
なるほどなるほどなんですが


これがテーマでそれが対旋律で
和声の変化はこうで
転調からの
ゼクエンツになってての
そうできてるんですね
って

自力で
大体わかることも書かれてるし
分析より感性で理解のまんだい


調号や拍子や音形に
隠された意味?的なものも
ほう!深いね!キョロキョロ
って
感心もするんですが


何度読んでみても

だから
どう弾くのが正解なんスか?

って
具体的な弾き方は
誰も教えてくれない訳ですよ魂が抜ける


バッハの楽譜には
何も書かれてなくて

全て
演奏者に任されてる割に
そこには
ガッチリ
暗黙の?ルールがあり真顔


自由!と見せかけての
それは違うでおいでという掟の
存在の恐ろしさよ…


テンポにしろ
アーティキュレーションにしろ
トリル一つにしろ
「ええの?これでええのか?あせる
わからな過ぎて
お腹痛くなるし
即興的にトリル入れるとか神


解説読んでも
「こう考えてみるのも
興味深いでしょうキラキラ
とか

「〜とするのは
いかがでしょうか?にやり
とか

結局
「自分で考えな物申す」と
突き放されて終わるので


本を閉じて
うなだれるしかなくネガティブ


てな訳で

より具体性を求めて

予選で頂いた講評や
これまでに受けたコンクールの
講評でのアドバイスを
思い出しては
噛み締めてみるのですが


これまた
単に鵜呑みにして

「もっとバランスを考えましょう」
と言われたので
左右差作ってみたら

「対位法ですから
対旋律も歌いましょう」
と言われ


一生懸命歌ってみたら

「振り回されないように」
とか言われる始末指差しハートブレイク
大切なのは加減センス


途方に暮れるまんだい


ご飯作りながら
洗濯干しながら
考えに考えて

ある時ふと
神?からのお告げがありました真顔気づき


わからないなら
自分で
とにかく弾いてみるべしと。


バッハに限らず
自分が弾くことでしか
指導のための気付きも
ないのではないかと
思いまして


今は幸せなことに
You Tubeで
いろんな人の演奏を聴いて 
比べることが
タダでできますから

そこから
好きな弾き方や
なるほどね!と思う表現を
参考にして

影響を受けながら
弾いてみてると

これまたラブ!という
ちょっとした発見が
あるんですよね。
ほんの小さなフレーズの処理とか
音楽の動く方向とか


そういうのを
レッスンで伝えていくと


生徒さんの理解と感性によって
少しずつ変化してくるので
そこからまた
新たな改善点が見つかり…


生徒さんも
気がつけば
前とは
テンポが違って来てたりして


私も
前はああ言ったけど
もう少しこうしてとか


正しいのかどうかは
わからないまま
不安ではありましたが


精一杯
自分が美しいと思えるものを
ギリギリまで
作り込んでいくしかなく


「こう弾いてる人の方が多いけど
この方がイケてると思うから
それがアカンて言われたら
先生のせいやから」
と言ったものの

ガクブルですし


舞台袖でも
前に弾いてる人達の音が
パリパリ聴こてくる気がして

「そんなに頑張らん方が
きれいに響きそうやで」
って
声をかけて送り出したものの

客席で聴いたら
果たしてどないやねんという
ガクブル不安


もう
東京まで来てんのに…
コンクール怖いねんて!!!!!!


入賞しましたって
知らせを聞くまで
どれだけ
恐ろしかったことかネガティブ


そして先日
生徒さんたちの
最終結果が揃いまして

金賞・銀賞

という
良い結果を頂くことが
できましてえーん


あー、怖かった。
ホンマに良かったあせる
これでまだ二声やからな…魂が抜ける


いやしかし

威厳ある先生に
私はいつの日にか
なれるのでしょうか。



入賞した生徒さんたちに
「先生、すごい!」
って
反対に
誉めてもらいました泣き笑い
ありがとー、先生頑張ったよ♡


バッハコンへの道、
まだあと一回
続くと思います滝汗