大阪市平野区
喜連瓜破駅から歩いて10分
まんだいピアノ教室
万代理恵です

ホワイトチョコ柿の種LOVE♡


「いきなりなんですけどね
生徒さんがね、
レッスン中
めっちゃ機嫌悪いのよ」


「え、それどんな状況?
一緒に考えてあげるから
どうしたか言うてみて」


「付点4分音符と8分音符の
リズム打ちを
一回でできなくて
怒り出したのよ」


「それ、ピアノ嫌いで
数え方
忘れてんのと違う?」

「うん、忘れたんかな思て
聞いてみたら
ちゃんと覚えてんのよ」


「あー、ほな
ピアノ嫌いなんと違うかぁ」


「両手違うリズムの
ややこしい練習やから
一緒に数えてあげるから言うて
2回ほど練習してんけどな。

やっぱり
すぐにはできなくて
めっちゃ怒るのよ」

「おー、その状態は
完全にピアノ嫌いやないかい」


「そやねん。そんな嫌やったら
また今度にしよかって
言うてんけどな

やりたい!
言うてまた怒るのよ」


「ほな、ピアノ嫌いと違うかぁ」


「そやねん。
それで結局ちゃんとできたし
誉めたのよ。
でもその後もまたわかれへんねん」


「何がわかれへんの」


「リズムちゃんとできたし
次に
テキストやってもらってんけどな、

右手だけ練習してみて
って言うたら
まためっちゃ怒って泣くのよ」


「そら、ピアノ嫌いやないかい
そんなもん」


「そやねんそやねん。
だから
嫌やったらまた今度にしよか
言うねんけどな、
やる!言うてまた泣くねん。
でも家でも毎日
ちゃんと練習してるらしいのよ。」


「ほな、ピアノ嫌と違うかぁ…。
生徒側からしたら
嫌いやったら
毎日練習せえへんもんやから
ピアノはそういうもんやねん。
ほなピアノ嫌いちゃうがな」


「そやねん」

「ほなもうちょっと
詳しく教えてくれる?」


「きちんと弾けてるから
もっと素敵になるようにと思って
表現方法をアドバイスしたら
また怒るのよ」


「ピアノ嫌なんやないかい。
先生に言われたように弾くのが
嫌なんやったら
ピアノ嫌いやん」



「でもわかれへんのよ」


「なんでわかれへんの、これで。
ピアノ嫌いなんよ」


「でも生徒さんが言うには
実は
私のアドバイス通り
そこをもう一回
頑張って弾いてみようと
思ってたらしいのよ」


「ほなピアノ嫌いと
違うやないかい、
できるまでやろうとしてる
頑張り屋さんやないかい」


「そやねん。
でもわかれへんのよ…。
また思うように弾けなくて
泣きながら玄関行って
もう靴履いてるのよ」


「ピアノ嫌いやないかい、
もう家帰りたいんや、それ」


「私もそう思ってんけどな。
また戻って来て
テキスト開いて弾こうとするのよ」


「ほなピアノ嫌いちゃうやないかい」


「そやねん、
自分でも
ちゃんとやりたいとは
思ってるのに
感情の整理が
つけへんねやろなぁ。

結局は私のアドバイスも聞いて
宿題全部合格やってん。
なんや最終的には頑張るから
カワイイんやけど」


「なんや、良かったやないかい」


「うん、でも
こんな風にブログに書いても
怒られへんかなーと
心配になって来て…」


「いや、今更もう
遅いやろ。もうええわパー


ありがとうございましたー。


ホンマにふざけてすみません。
レッスン実話なのですが
どうしても
ミルクボーイのツッコミが
浮かんでしまい…笑い泣き