大阪市平野区
喜連瓜破駅から歩いて10分
まんだいピアノ教室
万代理恵です
私
スマホのバイブレーション音とか
「おかあ!携帯鳴ってるで!」
って子供に言われるまで
気付かなかったり
家電話のメロディ音も
ちょっとしたタイミングで
洗面所行ってるとか?
あんまり聴こえてない感じな
高音域を聴き取る力
めっちゃ衰えてるわーと
自覚していますけど
モスキート音なんかへっちゃらに聴こえない
老衰絶対音感ですが
音を聴き取る力はまだあり
音の美しさとかも
まだわかるつもりでは
いるのですが
こんなこと書くと
ピアノの先生として
信用失ってしまうかも
しれませんが
あの
一流格付けクイズみたいな
どっちが
1000万円の楽器でしょう?
みたいなのが
あんまり
自信ないです

生で一曲まるまる聴くとわかるかもー
余談ですが
全然グルメじゃないので
冷やご飯好き
高級ワインと300円ワイン
どっちも美味しいと
思ってしまうし
柔軟剤売り場で
匂いサンプル嗅ぎしても
3種類嗅いだら
もう
一番目の匂い忘れてるしで

まんだい
向かない職業ランキング
ソムリエ上位
と思ってます

1位はIT関係?2位営業?
話戻しまして
ピアノという楽器の良し悪しも…
正直あんまり
わかんないッス

うちの2台のピアノくらい
大きさとか機種が違ってると
音の違いもわかりますが
例えば
ヤマハさんとカワイさんの
最高機種同士
とか
どっちもええやんレベルになると
弾く人を選ぶよね…?

ってなります。
弾く人によっても
弾く曲によっても
置く場所によっても
調律の仕方によっても
その日の気候によっても
体調や気持ちによっても
聴こえ方が
変わってくるものを
購入のための選定とか
家に連れて帰って
数日共に暮らしてみないと
わからなくない?
となって
ものすごく消耗します。
今のピアノを買う時も
新幹線に乗って
選定に行きましたが
3台弾き比べましたが
どれもベストな状態に
調律されたてホヤホヤで
それまで弾いてきた
自分のピアノに比べたら
どれも
すこぶるいい訳で
それが
実際家で弾くと
どう聴こえるかなんて
考えても考えても
想像つかず
さんざん迷った挙げ句
これから
歳をとれば
指も耳も弱る一方だろうからと
思い切って
きらびやかな音色のを
選んだところ
実際
家で弾くには
ちょっと
派手過ぎた感じはあります

調律で調整してもらっています
結局
一台一台の個性によっても
変わってくるのに
〇〇(ブランド)のピアノが
一番好きとかも
言えないし
一定期間
毎日弾き比べられるものなら
まだ
音やタッチの好き嫌いが
はっきりしてくるのかも
しれないけど
日を変えて
別の楽器を試弾に行っても
なんかもう
前の実感薄れてるし
この子に惚れた!絶対この子!
っていう情熱とかは
私の演奏技術ごときでは
持てない…

ピアノ様の前では
「私が弾くんですが
よろしくお願いします」
って
なってしまうのです。
私がまだ
育児に追われていた頃の
教室の発表会で
大学時代の
めっちゃ上手い同級生
尊敬するYっちゃんが
私と
連弾してくれることになり
私が
育児中ということもあり
Yっちゃんが
うちに来てくれて
合わせる練習をしたことが
あるんですが
毎日の生活に追われて
マメな調律もできてない
うちのピアノを
Yっちゃんが弾いたら
え…どなたのピアノですか?

と思うくらい
めちゃめちゃキレイな音がして
それが
絶句するくらい
衝撃でですね…
ああ
楽器の問題じゃないんや…と
ビックリしたことがあって
自分のピアノに
申し訳ない気持ちも
感じたりして
結局のところは
弾き手次第なのね

と
痛感した
忘れられない経験が
あります。
そんなすごい
尊敬するYっちゃん
私のこんなブログを
読んでくれて
「りえちゃん、すごい
」

って
褒めてくれて
ええ人過ぎるで

それ以来
カンカンスコスコ?な
ピアノは
ちょっとしんどいけど
楽器の前では
謙虚でいよう
みたいな思いが

ずっと
私にはありますよ
