大阪市平野区
喜連瓜破駅から歩いて10分
まんだいピアノ教室
万代理恵です
地味譜
メトードローズの
写真のページ6番↑が
宿題だった生徒ちゃんが
いました

右手と左手
違うポジションで弾く練習で
バスティンには
ないパターンの練習なので
まんだい的カリキュラムでは
音列の理解を確実にし
ポリフォニーマスターへの
一歩となる
必須課題!としております

ただメトードローズ
指番号書き込まれ過ぎやねんな…
生徒ちゃん
一生懸命音を追って
「宿題だから頑張ってます」
という感じで
トボトボと
弾いていました

そこで
まず右手だけを練習。
音符を線で繋いでみたら
メロディラインが
わかりやすくなりますので
色鉛筆でまずラインを描いて
ラインの波に合わせて
特に

きれいに歌おうか
と

アドバイスしたら
ものすごく素敵に歌えてる

この曲の左手はなー
右手の歌の
お手伝いだけじゃなくて
左手も
歌いたい〜って
めっちゃ言うてんねん

ラインがクニャクニャしてるやろ?
そう説明してから
左手だけも弾いてみー
って弾いてみたら
これまた素敵に歌えてる

特に2〜3小節目とか♡
ほなら!
また両手で弾いてみよかと
弾いてみたら
両手のメロディラインが
美しく対話して
一回目の演奏とは別物のように
素敵になりました

そしたら
生徒ちゃんが予期せず
「この曲…綺麗やな…
この曲、好き
」

と
言ったので



そうやねん!
子供向けの可愛い絵とか
タイトルとか
何も描かれてない
地味な白黒の楽譜やけど
子供でも
音符だけで感動できるやろ??
それが
音楽がわかるってことやねん!
音楽の良さ
わかってるやん

もう仲間やん

って
心の中で
一人ものすごく感動して
レッスン終わって
家事しなからも
ええ、↑1週間分溜まってますわ

生徒ちゃんのその言葉を
何度も
頭の中で反芻しては
喜びを抑えきれない
ワタクシなのでありました

そういう事を
伝えられるレッスンが
理想なので

教本の中の
たくさんの勉強用の曲の中に
ポッ
と

好きやなー
と思える曲が

潜んでいることが
ありますよね。
この曲のように単に6番とかいう存在で
反対に
何やねん
って曲も

ありますけどねー

ショパンとかモーツァルトとか
大作曲家の曲じゃない
初級教本の中の
自分にとっての名曲

大人になっても
やたら心に残ってたりしますよ
