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ブログ全然更新できてないのに
連日アクセス数が3桁…

少しオロオロしてます

生徒さんと
譜読みシリーズです。
前回は
前の部分からの
つながりをわかっていないと
譜読みになりませんよ
と

書きましたが
今日のレッスンでは
音や指づかいはわかっていて
それを
つなげようとしたために
かえって弾けない状況が
発生いたしました

右手がメロディで
左手が伴奏みたいな曲ではなく
両手に別々の動きをする
旋律があり
右手には指くぐりが
左手には同音の指替えが
しかも臨時記号だらけ

みたいな箇所で
生徒さんは
一つずつ音と指を
迷いながら追っています

わかる、わかるわ

先生に任せなさい

曲にもよりますが
こういう場合は
まず時間の流れを止めて
弾きやすい単位に
分解してしまいます

まず
そんなに大変でない
3小節目だけを片手ずつ→両手
+
すでに弾けている4小節目
をつなげて練習
それをひとまず
置いといて



次に
1小節目から2小節目の3拍目まで
は自力で楽勝

先程置いといた部分と
自力で楽勝部分をつなぐ
2小節目の4拍目の音と指遣いが
生徒さんを混乱させていますが
このやっかいな4拍目だけも
取り出してみたら
左右一つずつの音なので
冷静にゆっくり準備したら
どうってことはないのです。
が
その前後の部分と
無理につなげようとしたために
なんや、この難しい動きは

となっている訳なのです。
この4拍目音だけを
ゆっくり用意してから弾いて
そこから
さっきやった3小節目を
思い出して弾いてみると…
弾ける

この4拍目は
接続詞として考えるのが
ポイントなのですね

じゃ
楽勝の1〜2小節目を弾いて
ゆっくり考えながら
接続詞の音を弾いて
それから
残りの3小節目以降を弾くと
「お前はもう弾けている
」状態なので

あとは
時間の流れを復活させたら
出来上がりなのですね

生徒さん
同じようなもう1箇所も
練習しようとしてくれたところで
時間切れと
なってしまいましたので
お家で自分でやって来れるかな?
と
楽しみです

難しい箇所だったのに
次々やろうとするところが
偉いなぁ

という訳で
敢えて分解して切り離すと
わかりやすくなる箇所も
ありますというお話でした。
✳分解の仕方はコツが要ります