連休も終盤となりました

長いお休み中に
したいと思っていた事
結局まだまだやり残して
お盆休みに繰り越しです

私は8連休でしたが
やっぱり
普段よりは時間に余裕があったので
じっくりピアノを弾いたりして
ハッ
と気付いたら

2時間くらいすぐ経ってる

子供の頃は
2時間もどーやって
練習できるのさ?!と
思ってたけれど
今は一瞬

やるべきことを練習してたら
2〜3時間では足らん
って

今は当たり前に思えますが
子供の時って
ピアノの練習中
なんであんなに時間経つのが
遅くて苦痛だったんでしょう。
そこまでは
ピアノ好きちゃうし

とか
上手い人は
上手いから何時間も弾けるねん

とか
思っていたな…

お恥ずかしいですが
有効で効率的な練習が
本当にわかって来たのは
教えるようになってからのように
思います

○時間練習とか
○回弾くとか
弾けるまで弾き続ける!とか
昔はそんな漠然とした目標だけで
練習していたかも

今は
どんな風に音楽が作られてる?
なかなか弾けない理由は何?
楽に弾くためにはどうすべき?
こんな方法は?
こうしてみるのはどう?
って
自分への問いかけが
無限にあるので
何度も何度も
チャレンジしてみたくなり
2時間なんて一瞬です。
たぶん
曲への探求心さえ持てれば
練習は
苦じゃなくなるんじゃないかと
思うんですが…

弾きたいと思うだけだと
弾けるまで弾くしかなくなるけれど
弾こうとする曲が
どんなメロディと
どんな伴奏が
どんな風に組み合わさって
どこまでが一区切りで
それがどうつながって
一つの曲になっているのか…
それをどう弾くと美しく聴こえるのか…
っていう
興味から練習を始めたら
先生に
「片手ずつやりなさい!」
って言われなくても
片手ずつの音を
何度も聴きたくなるはずだし
自然に
積み重ね練習に
なっていくのではと
思うんですが
真面目な生徒さんほど
理想に近づこうと
がむしゃらに
何度も両手で弾いていて
弾けるようになった時には
ほぼ丸暗記できていて
その頑張りは
ホントにすごいし
確かに
暗記(暗譜)も必要なんだけど
そんな練習方法では
いつかきっと疲れて
心折れてしまうのでは…
と
心配になるのです。
初めから
まだ曲らしくなんて
弾けなくていいので
ワンフレーズずつ
片手ずつゆっくりじっくり
どんな部分たちから
その曲ができているのか
そんな事を見つけていくことが
大切なのになって思います。
とにかく一気に
完成形に近付こうと
部分を見ないで
ひたすらできるまで一時間弾く!
とかは
そりゃしんどいです。
短時間の実のある部分練習を
たくさん組み合わせてる方が
ずっと楽だし
そこからまだ
曲を深めて完成させていくという
次の段階の練習も残っているので
時間なんていくらあっても
足りないです

とはいっても…
いつもそうアドバイスしていても
子供はどうしても
一足飛びに
弾けてしまいたいから
練習が嫌なのよね

練習しなさいと言うのは簡単。
細部に意識を向かせて
こうしたら
こう考えたら
わりと弾けるで〜っていう
具体的な練習方法を
伝えていくのが
指導者の腕なのではないかと
日々悩み続ける訳なのです
