長々と何日もかけて
私のピアノ話を
語ってしまいましたが

脳内タイムマシーンは
また平成と令和の間に
帰って来ました

こんなに長く語れるほど
生きてしまったなぁ
と

しみじみしてみたり
思い出すにも昔のこと過ぎて
我ながら
「これ誰の話?」みたいな
妙な気分にもなりました

私は
大阪市の片隅で
大した経歴も持たずに
ひっそりと
でもわりと真面目に
生きてるおばちゃんですが

一つのことを
ここまで続けて来た
ということだけは
唯一ちょっと自慢できるかな

だから
今ピアノを頑張っている
子供さん達も
思うように上達できなくて
もう無理
と思う時は

何回も来ると思うけれど
大人になった時
バリバリの
ピアニストになれなくたって
こんな風に
幸せに感じてる例も
身近にあるよってことで
もし迷った時は
もうちょっとだけ
ゆっくりペースでもいいので
続けてみて欲しいです。
他に
これや!!ってことが
見つかったなら
それを頑張ればいいと思うけど
音楽が好きで
音楽に感動できる心を
持っているなら
努力し続けてみる価値は
あると信じます

私の母の台詞じゃないですが
子供時代に十分やっていないと
身につかない要素が
音楽には多いので
学生のうちに少しでも長く
頑張っていれば
きっと
一生楽しめるようになりますよ

苦しい時や悲しい時にも
音楽は寄り添ってくれます

ピアノ以外へ楽器転向も
音楽療法方面や
教育方面に行くとかも大いに有りで
音楽はぜひぜひ続けて欲しい

私の先生に
ピアノを教えていることを
伝えた時
「晩学で苦労した人はね、
いい指導者になるわよ」
と言われました。
「生徒が途切れないのは
良い先生ってことよ」
とも

世の中には
すごい先生や
一生懸命な指導者の方がたくさんいて
自分の力不足を感じる時もあり
果たしてどこまで
ピアノの先生として
貢献出来ているかは
わかりませんが
インターネットにも出さず
(このブログが初めて
)

前に看板出してるだけの
特に募集活動もしたことのない教室に
多くの方が
長く通って下さり
何十年も続けて来れたので
多少はお役に立てているのかなと
思っています

長々お話してきたことから
①頑張ってもなかなか上手く弾けない時の気持ちがわかる
②実は弾けていないこととちゃんと弾けていることの違いを知っている
③子供の頃からの基礎が大切なことを実感している
そんなピアノの先生だと
捉えて頂けたら
恥ずかしながらの経歴を
大公開した甲斐もございます

私は
ピアノをちゃんと弾けるように
なってもらいたい。
やっぱりピアノ教室なんで。
ちゃんと弾けたら
本当に楽しくなるからね

ちゃんとというのは
コンクール入賞せよ

ということではないですよ。
愛ある演奏ができるかどうか

聴いている人(特にご家族)が
幸せを感じられるような
心のこもった演奏のできる人に
なってもらうのが目標です

そのためには
譜読み力もテクニックも
どうしても必要

できるところから少しずつ
頑張ってもらえるような
アドバイスを
しているつもりですので
なかなか練習できない時でも
最低限
レッスンに来ている間だけでも
良い演奏を目指す気持ちを
持っていて欲しいと思ってます。
ということで
締めくくり

縁あって
私の教室に来てくださっている
生徒さんとは
自分の子供時代を
もう一度やり直しているつもりで
一緒に頑張っています

生徒さんが
昔の私のように
あまり弾けなかった時は
次のレッスンまで
ずっと悩んで考えるし
上手く弾けた時は
昔の私に代わって
演奏してくれたようで嬉しくて
いろんな人に聴いて欲しくて
ブログに載せちゃったりします

長いことかかって
ようやく私の教室の紹介が
完了致しました

もしよろしければ
これからも
ブログを読んで頂き
教室の様子を
覗いて頂ければと思います
