ということが(私とピアノ①〜⑤)
ありまして
新しい先生のもと









チェルニーやソナチネから
ヨロヨロと
やり直していった私ですが
先生が変わったからといって
すぐに弾き方が変わり
あっと言う間に
テクニックがつくものでもなく
たぶん先生には
大変ご苦労をかけていたことと
思います。
遅れてるんだから
人よりたくさん練習すべき!と
頭では理解していても
そもそも
弾ける弾き方(?)が
わからないから
こうなってる訳で
先の見えない努力を
人の何倍もなんて
凡人の私には
到底無理でございました…

それでも
結果ピアノで大学に行き
今こうして
ピアノを教えているのは
どうしてなのか

それは
辞めなかったから

としか言えない。
やる気の出ない時期も
自分にできるだけの練習はして
レッスンに通い続けました。
幸い
耳は良くて
絶対音感もありましたし
人の演奏を聴くのも大好きで
ソルフェージュのクラスでは
『聴音だけなら
東京藝大も行けそうなのにねぇ』
なんて先生に言われながら
和声の聴音なんかも
得意だったことは
ピアノを続ける助けに
なっていたかもしれません。
何回か
私には無理!

絶対もう辞める!!
と

暴れたことも(?)ありましたが
そのたびに
母に引き止められ
現在があります。
先生が
見捨てることなく
根気強く導いてくださったことにも
感謝です。
辞めなかったから
今も弾いています。
高校に入った頃
『(音楽系)大学に進む?』
と
先生の方から尋ねてくださり
「私でも可能性あるんだ
」

と
とても嬉しかったのを
覚えています。
全然無理だと思っていたので。
(そこから涙の受験物語が
始まるとも知らず…)
高学年になってから
勉強し直しているという
コンプレックスをずっと
拭えずに来ましたが
初めから
きちんと指導を受けていたとしても
下手だったかもしれないし
まぁこれが自分の実力だなと
今では思っています。
こうして長々と
自分の(黒)歴史を語ってきたのは
この経験が
私の指導の原点になっている
ということを
言いたかったからです

私のような遠回りを
絶対させないレッスン。
これがモットー。
次回は
私とピアノ〜指導編〜に
移りたいと思います

(まだ続くんか)












春休み中
ほぼ自力で仕上げて来たので
素晴らしい✨と
動画撮りました


