
6.光のうた
りょうちゃんにスポットライトが当たり
神秘的で優しいイントロが流れます…🎹
え…?この曲って…?
あの曲だよね…?
胸がざわざわする私…
床は幻想的な藤色の光で埋め尽くされ
ソファに座ったまま歌い出す
もときくん…
♪出来れば あそこが沈む時に
1隻の船を差し出そう
「光のうた」はもっくんが
中学3年生の時に描いた曲で
純粋に導かれる感じて歌詞を綴ったと
インタビューでおっしゃってました
歌詞を読むと
私には「Part of me」のように
自分の生きる道を
素直に綴っているようにみえます…
♪優しさを感じてもらうために
無理に繕う 僕だけど
冒頭の4行にもあるように
そんな人間になりたいの
冒頭の4行:
あなたが助かればいいの
私はこの曲こそ
もっくんの純度100%の曲なのでは
と感じちゃいます…
混じりけのない
大人になる前の透き通った心から
迷いなくすっと出てきた言葉たち…
なんだか特別な曲のような
気がしてしまうけど…
ハーモニーで唄う事にしたんだね
でも、どうしてなんだろ…
楽器が充実していて
音にこだわることができるから?
いや、違う…
私はそれだけじゃない気がしました…
なぜって…
だってもっくん…
観客を見ずに本を見ながら
唄っているんだもん…
なんすか…?
このシチュエーション?
絶対意味があるでしょ?
恐らくこの曲は
個人的な思いや心の深部にある
ピュアな部分を唄っている…
だから、他の楽曲と同じように
観客に向かって披露するのではなく
なんらかの差異を
つけたかったのではないかと思います…
もっくん…
どんな気持ちで唄っているんだろ…
今、どこに思いを馳せて唄っていますか…?
そんな事を考えながら聴いていたら
私の顔はこんな感じ
ただならぬ空気を感じて
口の中はパッサパサ…
今回は、全曲モニターに
歌詞が表示されていましたね
詞を見ながら楽曲に浸ることも
音楽体験において
とても重要な事なのでしょう…
彼が言葉に託した
孤独から生まれた大きな愛は
きっと多くの人の心に届いたはず…
当時の大森少年に伝えたいね
そして私は、この曲を皮切りに
「このLIVEの大義名分が何なのか?」
それを考えながら
この先の展開をしっかり見届けよう
そう心に決めたのでした…
…ねぇ…こんなJAM'S他にいんの?
我ながら頭オカシイと思うぞ…
7.soFt-dRink
本を片手に立ち上がり
スタンドマイクで唄い始めるもっくん
♪どこもおかしくはないよ
午前5時には日は昇り
硬くなった身体を 解す様に眠る
爽やかで心地のよいメロディと
憂いを帯びた歌詞
♪泡の様に 脆く全ては去って
甘味の様に 時に笑ったって
気持ちがいいことばっかじゃない
使い余した青春は
沸き立つ炭酸のように華やかな青春は
思い通りに使えずに
持て余してしまう…
人との関わりの中で
甘味を感じるような高揚もあれば
死にたくなるほど滅入る事もある
輝かしい青春の中に居たとしても
炭酸とは裏腹なもので
躰は沈むほどに重く感じたりもする
♪いつかは酸化して
使えなくなるんだろうな
いつかは零れて
忘れていくんだろうな
儚く美しい青春は
いつかは酸化する
いつかは零れて忘れていく
本をギュッと
抱きしめて唄うもっくん…
そう言えば、フェーズ1は
僕の青春と言っていたっけ…
今、何を思って唄ってるの…?
こっちまで胸がギュッとなる…
で、私はまたまたこんな顔…
間奏でひろぱがもっくんに
お水を入れたコップを渡していました
これ毎回やってるんですかね?
全部確認出来てないのだけど
毎回だとしたら絶対意味があると思う…
そう思って、ずーっと考えてたのですが
ピンのくるものが見当たらない…
でも、ただ1つだけ
もしかしたらと思うものがありました…
それはMVを見て思ったんです
徐々に減って無くなる
瓶の中の炭酸水が
ラスサビ前で満タンに注がれる…
ラスサビ前のCメロ歌唱中でした
ごくりと1口飲んでから
ラスサビを歌い上げるもっくん
MVに倣って
ひろぱが彼の中の炭酸を満タンにしたのかな?
そういう演出だったと
考えるのはどうでしょう?
なんて、全然違ったらごめんなさい
自分がどんだけ的外れな事を言っているのか
Xや他の人の考察をまだ見てないから分からない
ちなみに…
タイトル「soFt-dRink」の
「F」と「R」が大文字の理由も考えました…
♪感じてよ もう真実は
目の前にあるんだよ
どうか その若さで
描いてみせてよ
この曲は、Cメロに
一際メッセージ性を感じる…
そう思ってたら発見
「Feel」=感じる
「Really」=真実
ではないでしょうか?
そうでしょ?もっくん
違ったら恥ずかしいからぶん殴ってくれ…
青春には終わりが来る
避けられない真実はもう目の前…
今を感じて行動を起こそうよという
優しいメッセージを
タイトルにも込めてくれたんだよね
きっと
♪泡の様に 脆く全ては去って
甘味の様に 時に笑ったって
死にたくなる事ばっかじゃない
炭酸の様な青春は
いつかは酸化して
さよならが来るんだろうな
だけども 今はさ
考えたくないな
さよならは必ず来る
それは分かっているけど
考えたくない、噛みしめていたい…
多感な時期に描かれた
憂いを帯びた1曲ですが
今を大事に抱きしめるような
温かい曲でもあります
情感のこもった歌唱に
グッと心を持っていかれました
私の青春はとっくに終わっているけど…
彼らの楽曲を聴くと
キラキラ、シュワシュワ、ひりひりと
炭酸のような何かを感じるから…
かけがえのない今と、そう感じる心を
大事に過ごしたいなと思いました🍏
8.ア・プリオリ
そして間髪入れずに始まるこの曲…
♪あれだけ言ったのにバカね
期待をしたら惨めなだけと
バイオリンの音色が
楽曲のスケール感を広げて
訴えかけれるような迫力を感じました
この曲は
不満や失望、嫌気を
当てこするように唄われる攻撃的な楽曲
メンバーは
気持ち悪い曲だと言っていました…
もっくん自身も
すごい事を言っちゃってる(サイコ)
と自覚して描いたようです
♪ねぇ 君はなんでそんな
楽しそうに生きられるの?
人気者なのね 広く浅いの代名詞ね
感じ方は受け取り手次第
「自分の事だと思う人」も居れば
「共感して救われる人」も居るでしょう
しかし私は、感情より先に
思考が優先されてしまう人間なので
意味を分析した上で、なるほどなと
冷静に聴いちゃうタイプ
皮肉の効いた歌詞の裏には
人の弱さや希望が隠れている…
何かを信じて期待して
惨めになって、傷ついて…
懲りずに恋をするのと同じように
希望と失望を人は繰り返す
結果が分かりきったことを
嘆きながら人は繰り返す
「ア•プリオリ」=
その意味さえ分かれば誰でも
それが真か偽か瞬時に理解できる知識のこと
♪悪い人ではなく弱い人
その違いが君には解るかな
虚しさの中で溺れる世は
こんな歌をまだ唄わせる
ホワイトラウンジの「ツキマシテハ」を
彷彿とするような
感情を露わにした歌い方
ボーカルとしてではなく
表現者としてそこに立っているよう…
♪あれだけ言ったのにバカね
汚い窓で何を眺める?
人の心はいつの時代も何かが足りない
諦めそうだ
意図的に声を歪ませたり、つぶしたり
言ってしまえば怒号のような歌声
呆れや憤りという負の感情を使って
人が気づかずにいる事を
啓発するように唄われていました
全身全霊で
必死に表現してくれたもっくん
この曲は「うんうん」と
頷きながら聴きたいのだけど
鬼気迫るものがあり怖かった…
狂暴もときから
もっと何か受け取らなきゃって
必死になって疲れましたよ…
9.Dear
ここの繋ぎは
精神世界から人間界に戻ったきたような
安堵感に包まれて
なんとも言えない感情に襲われました
とはいえ
地獄絵図からの希望の扉は
なかなか頭が追いつかない…
もとき「楽しんでますか?ハーモニー」
ニコニコ笑顔で
グットポーズするもっくん
ズコーーーーー!
この人さっきの人と同一人物ですか?
思わずつっこみを入れながら
「そうか今私は
ミセスのLIVEに来てたんだったぁ~」
と、彼のお陰で無事
正気を取り戻せました
いやいや
危うくエンペラーの星に連れてかれるとこだった…
♪扉の先には
何があるかわからないけど
この曲は「生きる」ことを唄った
愛の溢れる楽曲です
ギターを抱えて
力強く愛を唄う大森元貴くん
頭を抱えて狂ったように
皮肉を吐き散らすのも大森元貴くん
彼は「僕の全部」をぶつけてくるよね
♪9月の花の色の準えて
強く誓う 愛したい
この曲は、私の考察でいうところの
宇宙ソング2曲目
自分の左胸の鼓動と
広く果てしない愛と宇宙
そして
我らがミセスと大森元貴さまを感じて
聴き入りました🍏←怖い
ここまで、ほぼMCなく突き進んで
「このLIVEは一体なんなんだ〜!」と
頭の片隅で思いながらも
されるがままに感情を揺さぶられて
気づけば中盤です
残り10曲
さて、私の中で
このLIVEの答えは出たのでしょうか?
後半もお楽しみに
次回に続く
つーか、LIVEに答えもへったくれもねーわ
すいません、こんな見方しか出来なくて
長々とお付き合いして
下さった方がいたら大変恐縮でした
うわ~4000字超えだ…
いつもお読み下さり
ありがとうございます
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