と……、その前に
前回の記事にお祝いの言葉を
書き忘れてしまったので
もっくん、ソロデビュー
3周年おめでとう
これからもいっぱいいっぱい
聞かせてもらいます
🔻前回の記事
さて
ソロデビュー 第1弾は
2021年2月24日にリリースされた
Digital EP「French」です
「French」
「メメント・モリ」
「わたしの音」
の3曲が収録されてます
EP＝シングル以上アルバム以下の作品
今日は
タイトル曲「French」について
歌詞に思いを巡らせて
考察を書きたいと思います
「French」はソロ曲の中で
「わたしの音」の次に大好き
良かったらみなさんも
私の中のもときの世界で
遊んで行って下さいね
↑あくまで私の中の…です
では…
「French」
作詞、作曲 大森元貴
第一印象は
誇り高く犯し難い空気感の中に
切なる思いを覗かせている楽曲
儚げでミステリアスな雰囲気…
しかし
歌詞にちゃんと
向き合ってみたら印象変わりました…
解釈が難しい曲なので
割と妄想主体で書きます
あしからず…
フレンチ＝フランス料理と解釈
フレンチのコースでは
数多くのお料理が次々と提供されます
シェフにとって
料理はまさに作品
この曲は
作品を世に生み出していく
もっくんのアーティスト人生を
フレンチのように…と重ねて
表現しているではないかと思います
何にも参考にしていない
まっさらな状態での私の解釈です…
今日はそんな私の世界観で
お楽しみ頂けたらと思います
では、歌詞見ていきます
♪闇に呑まれて 悲しみは朧げ
フレンチのような厳格なマナー
蟻に誘われて この星のコアは鮮明で
フレンチのように正に晩餐会
《解釈》
1番は、活動休止時の自分の心情と
人生観を唄っていると思います
闇に呑まれて悲しみを感じるけど
自分の人生には厳格なマナーがある
目標達成の為の内なる思いは鮮明で
フレンチのように作品が並べられた
晩餐会よう
蟻には、目標達成という
スピリチュアルな意味があるそうです
♪忘れては無い
忘れては居ない
擦れては無い
ズレては居ない
私の世界はいつ終わるのでしょう
《解釈》
いずれすべて
忘れては無くなる
忘れては居なくなる
擦れては無くなる
ズレては居なくなる
私の世界はいつ終わるのでしょう
サビは
この世の無常を嘆くように…
そして認めるように…唄っています
♪忘れては無い
忘れては居ない
擦れては無い
全ては無い？
君との昨日を抱きしめて眠りたい
《解釈》
いずれすべて
忘れては無くなる
忘れては居なくなる
擦れては無くなる
全ては無くなる？
ならば、君との昨日を抱きしめながら眠りたい
♪先に読まれて 蕾達は幸せ
フレンチのようにクリームな罠
鍵を掛けられた この胞子の泡は幻想で
人の家のように正に展覧会
《解釈》
2番は、自分の作品に対する想いを
唄っていると思います
過去に生み出した作品は
蕾になって幸せそう
それは僕が仕掛けた甘い罠だ
鍵が掛けられている
世に出てない作品はまだ幻想で
自分のものじゃない展覧会のよう
♪期待はしたく無い
言わせたく無い
どれもが夢で
終わりたく無い
私の思い出はいつ実るのでしょう
《解釈》
未来に期待はしたく無い
失望したと言わせたく無い
どれもが夢で終わりたく無い
私がこれまでしてきた事は
いつ実るのでしょう
♪忘れては無い
忘れては居ない
擦れては無い
全てじゃ無い
君との時間を抱きしめて腐りたい
《解釈》
いずれすべて
忘れては無くなる
忘れては居なくなる
擦れては無くなる
しかし、全て無くなる訳じゃ無い
君との時間を抱きしめて死んでいきたい
♪愛に慣れてしまう
君と私の正解なの
薄味だって
味わえればいいんだ
大きな壁にボールを打ち付ける
そんな恋でも重くても
どうか
《解釈》
愛を感じなくなっても
正解だと思って欲しい
一方的な恋のように
重いと感じても
どうか(そばに居て欲しい)
♪数奇な運命
変だねって笑える今日が
愛おしくて堪らないんだ僕は
数奇な運命
出会えたねって言える今日をいつか
忘れてしまうなら
どうか
《解釈》
不運な運命かもしれない
しかし、一緒に笑える今日が
愛おしくて堪らないんだ僕は
不運な運命だとしても
出会いを喜べている
そんな今日もいつか忘れてしまうなら
どうか(そばに居て欲しい)
以上です
私は、この曲中に登場する君は
特定の想い人ではなく
自分の仕事に関わってくれてる人
のことを指していると思っています
なのでこの曲は
もっくんのアーティストとしての
姿勢や作品に対する想いが
綴られると共に
自分の人生に
欠かせない周囲の人々に向けての
切なる願いを唄っている曲
なのではないかと思うのです…
最後だけ一人称が「僕」になるのは
飾る事のない素直な心の声の
表れではないでしょうか❓
↑「僕は」は私のキュン死ポイント
彼はいつだって
終わりを直視しながら
今の事を唄っている…
いつかは灰になる
いつかは亡くなる
しかし
それまでどうか関わっていて欲しい…
僕は君にそばに居てほしい…
そう願うように祈るように
綴っているのではないかと感じます
もし生まれ変わるなら
今世で関わった人とまた関わりたい
そうもっくんは言ってました
↑雑誌のインタビューで
活動休止後の第一作目なので
込めた想いも
別格だと思うのです
自分の大切な作品と
大切な仲間に向けた
表現者、大森元貴の渾身の一曲
以上が
私の勝手な解釈でした
音や声、映像
何をとっても
しびれる程に洗練されていて…
歌詞から
感じ取れる生き方や考え方が
うっとりする程に美しい…
狂おしい程に好きな曲
知らない方も
是非一度聞いてみて下さい
素敵ですよ
本日も長々とお付き合い
下さった方がいたら
ありがとうございました
