"まず自分"


この言葉は植物療法のスクールで一番最初に

恩師の森田敦子先生から教わった言葉です。


自分に与えて、与えて、自分の中をいっぱいに満たしたら周りの人には自然に与えられるということ。


あー、そうありたいなーと心から思いました。


そんなに難しいことじゃないようにも思えたのに

他人を優先することが美徳だと教わってきた私にとってこれは本当に難しいことでした。



それに、何故かわたしには他人を優先したり、心配しなければならないことがおこるんだもん、

仕方ないんだもんと不貞腐れていました。


でも目を背けても、背けても

繰り返し、繰り返し

"まず自分"に突き当たるのでした。


今年の夏に出会った写真家の三宅みきさん。

今私が注目している人です👀❤️


私達が今いちばん欲しいものは

これからどんなことがおこっても

自分の感覚さえあれば大丈夫だと思えること。


という彼女の言葉がわたしの心を鷲づかみにしました。


そう!それだ!わたしが欲しいもの!


自分に圧倒的に足りないものはそれなのだとわかりました。


幼いころから成人するまで母が敷いてくれたレールの上をひたすら歩き。


結婚して子供を生んだ頃になって

やっと訪れた反抗期!


でもその後も母の代わりに指示をくれるひとに

出会い、その人の言うことが違うと思っても

自分の感覚を信じることが怖くてできませんでした。


なんか違うんじゃないかという不安な感覚をもったまま従い、挙げ句の果てにもう疲れ切って

お別れしなければならなくなっていました。



みきさんがいうには

自分の感覚を取り戻すためには

まず自分に集中することなのだと。



またしても、"まず自分"です!


トイレに行きたいのを我慢してない?


お店の中でエアコンが効きすぎて寒くても我慢してない?


というみきさんの質問に


いやーそれくらいはできてると思うと答えた私。


でもそれからしばらく自分を観察していると

どっちもびっくりするくらい我慢してました。

それに気づいてもないことにさすがにショックを受けました😱

どれだけ自分に集中していないか身に染みてわかりました。


夫や娘のことが心配で自分に集中できないと

みきさんに伝えると

それは私がわたしを見て欲しいと言っているサインなのだと。

そして私が自分の事に集中することが大切なひとを守ることになるのだと。


そうなんだ😭 そうだったんだ😆


この言葉に心の底からわたしは安心しました。


私の中のわたしも賛成して喜んでいるようでした。


心配していなければ守れない!


そう思っていました。



これはもう、先祖代々の呪縛のようなもの。



みきさんの言葉にわたしの頑固な思い込みが少しずつ溶けてなくなっていくのがわかりました。


みきさんは憧れの人吉野さやかさんを観察して研究してこられてるんですよね。


きっとみきさんが今にたどり着くのに苦労されたからこそ、みきさんはそれをわかりやすい言葉にすることができて、わたしはそれを消化しやすかったのでしょうね。


ご飯を離乳食にしてもらった感じです!笑👶




そしてそれは現実にも少しずつ表れ始めています。



こんな風だった私が

植物療法士の仕事をしていて

身体の声を聴きましょう。

とかお客様に言ってたんですよ。🫣

おまえがな!って感じ。


そのせいかな?

わたしはなかなか自分から仕事の発信ができなかったんです。

今までの仕事はすべて、お客様の方から来て下さってました。

有難い😭🙏


でも自分がなかなかできなかったぶん

なかなかできない方にも

今度は私がこのことを消化しやすく離乳食にしてさしあげられたらと思っています。



こんなに身体が軽いのは

若い頃以来の感覚かもしれません

本当に楽なんですー😭


この身体の感覚にいつも戻れるように自分に集中して身体の声を聴いていようと思います。


ここで初めて生きる植物療法!


だから恩師は

"まず自分だ"と言っていたのですよね。


今、本当に腑に落ちた感じです。



わたしもこの体感を心を込めて伝えていきます。