ご友人のご紹介にてご来店されました。
胸肋鎖骨肥厚症と診断され、左の鎖骨周辺がずっと痛みがあり、酷い時には起き上がるの辛いほどの症状があるそうでした。そして登山をするようになってから、膝が慢性的にずっと痛いそうです。
そんな状態でも基本は崩さず立っての背骨・肩甲骨の位置・動きを見ていきます。そうすることで身体の全身状態が把握しやすいのですが
検査中に腰痛もあり、腰も痛い事がわかりました。
さて検査をしていくと身体の歪み（癖）がそこそこ多く、ただ一方では芯となる悪さよりも、まずは庇った状態の痛みが目に付きました。
いつも必ず行いますが、こういった表面的な一過性の痛みには深呼吸がとても有効です。行う際に体幹の非常に痛む・硬くなる場所は手をあてますが、じっくりと深呼吸を行うと・・・
痛みのほとんどが消えて行きました（腰痛はこの時点で行らない）
さぁここからが本番。
この状態でもしつこく痛みがどこにあるかをチェックしてもらうと、首の付け根や何回もしゃがむと膝に痛みが出始めます。これがこの方の芯の痛み。
首に関しては左の腕の硬結が首にストレスをかけているようでした（全身のバランスが整っている状態なので、悪い部分はそのまま目立ちます）
その腕を施術するだけで、首回りの痛みは消え去りました。
次に膝ですが、曲げると少し渋い感じが。
この方は関節が非常に柔らかい方のため、ちょっとでも抵抗感のある関節の動きは問題になります。
ただこの膝も脛の骨を内側に捻りながら曲げると抵抗感がありません。つまり脛の骨を外に回すどこかの筋がこの膝に悪さをかけている事になります。
今回は足のアーチを構成する筋肉に問題が（母趾外転筋・後脛骨筋）ここをゆるめると、膝にはもう何も問題はなくなりました。
ただこれで終わりではありません。再発予防のために、この２つをしっかりと自宅でもできるよう体操をお伝えします。
体操後はさらに動きがスムーズになり、あれだけ痛かった関節は本来の動きを取り戻し、痛みは無くなってしまいました。
後は体操を継続するだけ。
今度の改善が期待されますね。
～札幌市円山公園の整体院～
フィジオウェルネスマルヤマ