足が痛くなる革靴をピッタリに調整しました | 札幌市円山公園駅の腰痛肩こりなど痛みに特化した整体院

札幌市円山公園駅の腰痛肩こりなど痛みに特化した整体院

▪︎西洋と東洋を合わせ、関節痛を原因から施術しております
▪︎靴を加工・インソールと併せオーダーメイド化し、フィット感と歩きやすさをご提供
▪︎整形外科にてフットケアカウンセリングを担当
▪︎靴や発達足育セミナー講師

 

 

主訴:履いていると足の指が痛くなる
   履いていると足の甲が痛くなる
   履きたいけど履けない
 
同業者である理学療法士の方が、当店の見学も含めご来店されました
 
ご持参された靴は、履いていると足の甲が痛くなり
長く履いていると足の指も痛くなるため
気に入っている靴で履きたいけど履けないという状態
 
これはなんとかしなくてはと
原因も考えつつ対応いたしました
 
まず、痛みがすぐに出る甲を見てみましたが
履いた状態では甲と靴は当たっていません
 
そのため、履いていると痛くなる原因としては
 
【履いている最中に、徐々に甲への圧迫が強くなっている】
 
事が想定されました。
 
これは往々にして起こることですが
履く方の足の細かいパーツが合っていることがとても稀なため
既成靴では頻繁に起こる問題です
  
まず一つ目は
  
靴の坂形状と、足の坂形状が合っていない事があげられます
 
踵の長さ、土踏まずの長さ、足の指の長さ
  
これら全てがしっかりとあっている事は
ほとんど奇跡に近い事なんですが
 
この現象のため、履いていると足が靴内で前滑りを起こします
  
今回の方も、例にもれずその事がひとつの原因でした
 
また、現状の靴は「内振り」といい、
先端が内側に曲がっております
  
我々日本人の足の形状は真っすぐが多く
この内振り形状に足が合っていないため
  
履くと直ちに小指が当たってしまいます
  
そのため、小指の痛みを回避するためか
小指を浮かせて、親指側に捻りこむように体重を乗せていきます
  
おそらくはこの二点で、足の甲がぶつかり、擦れていると判断しました
 
また、細かい点では中敷きを出して足を乗せていただくと
足の指が中敷きからはみ出しておりました
さらに、そのはみ出した周囲には硬い刺繍が入っております
  
この点はかなり問題で、
どんなに坂形状を合わせても
刺繍部分は伸びずらいため
 
慣れて来てもぶつかってしまう問題はあります
 
ある程度の伸ばしはポイントストレッチャーという道具で
補正はできますが
 
2時間以上の連続した使用では
残念ながら指の衝突が起こってしまうかと思います
  
その点をご理解いただき
  
靴を調整し、インソールパッドを用いながら
足と靴を合わせていき・・・
    
結果としてはピッタリとなったのですが
ここで新たな問題が出ます
  
「甲の痛みはなくなりましたが、左足がなんか踵が脱げる感じがあり、圧迫感があります」
 
との事
 
そこで、じ~~~~っと歩きを見ていると
なんだか左足を蹴る時だけ、妙に足が動いていました
靴と足はピッタリとしてのに、左足だけ違和感が・・・・ 
   
これはアンクルロッカーという
足が前に倒れて推進する機能が落ちてしまっている
事が考えれました
    
つまりは靴の問題ではなく、足首に問題がありそうで
軽い整体を行い、足首の動きを出していくと
  
しっかりとしたフィット感が生まれ
違和感も消えました
 
このように、原因はすべてケースバイケースで起こるため
パターンの他に、その場その場で考えなくてはならない事もあります
 
気に入っているけど何が原因で合わないかわからない革靴
そんなお悩みも是非ご相談ください
 
札幌市円山公園の整体院
フィジオウェルネスマルヤマ
 
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