名古屋市天白区にあるPhysio Conditioning Lab.(フィジオコンディショニングラボ)|パーソナルトレーニング×ピラティス&ボディメンテナンス 理学療法士トレーナーの柴田です。
「ピラティスって女性向けのエクササイズでしょ?」
最近では、
- ダイエット
- ボディメイク
- 姿勢改善
のイメージが強いピラティス。
そのため、
「運動が得意な人がやるもの」
「女性向けのエクササイズ」
と思われることも少なくありません。
しかし実は、
ピラティスの原点はリハビリにあります。
理学療法士としてピラティスを指導している理由も、まさにそこにあります。
今回は、
ピラティスがなぜリハビリと相性が良いのかについて解説します。
ピラティスはもともとリハビリとして生まれた
ピラティスを考案したのは、Joseph Pilatesです。
第一次世界大戦中、負傷した兵士たちの身体機能回復のために考案された運動が、現在のピラティスの原型と言われています。
当時は、
病院のベッドにスプリングを取り付け、
寝たままでも運動できるよう工夫されていました。
これが現在のマシンピラティスの原点です。
つまり、
ピラティスは最初から
「身体を鍛えるため」ではなく、
「身体機能を回復させるため」
に作られた運動だったのです。
リハビリで最も大切なのは「正しく動くこと」
多くの方は、
リハビリ=筋力トレーニング
と思っています。
もちろん筋力は大切です。
しかし実際の臨床現場では、
筋力以上に重要なものがあります。
それが、
「身体を正しくコントロールする能力」
です。
例えば、
- 歩く
- 立つ
- 座る
- 階段を上る
- 物を持つ
こうした動作は、
単純な筋力だけでは成立しません。
姿勢やバランス、
体幹の安定性、
関節の協調的な動きが必要です。
ピラティスは、
まさにこの部分を改善するための運動です。
なぜピラティスはリハビリに向いているのか?
① 負担が少ない
一般的な筋トレは、
ある程度の筋力や関節機能が必要です。
一方でピラティスは、
スプリングの補助を利用しながら動けるため、
身体への負担を抑えながら運動できます。
そのため、
- 運動初心者
- 高齢者
- 術後の方
- 慢性的な痛みがある方
でも取り組みやすいのが特徴です。
② 体幹機能を改善できる
リハビリで重要なテーマの一つが、
体幹の安定性です。
腰痛や肩こり、
膝痛などを抱える方の多くは、
体幹機能が低下しているケースがあります。
ピラティスでは、
呼吸と連動しながら体幹をコントロールするため、
自然と身体を支える能力が向上します。
③ 身体の使い方を再学習できる
痛みが長引く人ほど、
無意識のうちに身体の使い方が変わっています。
例えば、
腰痛の人は腰をかばう。
膝痛の人は反対側に体重を乗せる。
こうした代償動作が続くと、
さらに不調が増えていきます。
ピラティスでは、
ゆっくりと動作を確認しながら行うため、
身体の使い方を再学習できます。
これはリハビリにおいて非常に重要な要素です。
理学療法士がピラティスを指導する意味
ピラティスは素晴らしい運動です。
しかし、
どんな運動でも、
身体の状態に合っていなければ効果は半減します。
例えば、
- なぜ腰痛が起きているのか
- なぜ肩こりが続くのか
- なぜ姿勢が崩れるのか
こうした原因を評価せずに運動すると、
改善しないこともあります。
理学療法士は、
身体の構造や機能を専門的に学んでいます。
そのため、
評価をもとに、
その人に必要なピラティスを提供できることが強みです。
リハビリは「治す」ではなく「取り戻す」
リハビリという言葉を聞くと、
怪我や手術後をイメージする方が多いかもしれません。
しかし本来のリハビリとは、
単に治療することではありません。
「本来の身体機能を取り戻すこと」
です。
- 昔より疲れやすくなった
- 姿勢が悪くなった
- 腰痛を繰り返している
- 身体が思うように動かない
こうした状態も、
広い意味では機能低下と言えます。
そして、
その改善にピラティスは非常に有効です。
まとめ|ピラティスは“動ける身体”を取り戻すための運動
ピラティスは流行のエクササイズではありません。
もともとは、
リハビリのために生まれた運動です。
だからこそ、
- 姿勢改善
- 腰痛予防
- 肩こり改善
- 術後の機能回復
- 身体機能向上
との相性が非常に良いのです。
Physio Conditioning Lab.では、理学療法士としての評価をもとに、
一人ひとりの身体の状態に合わせたピラティス指導を行っています。
「運動した方がいいのはわかるけど不安」
「痛みがあるから何をすればいいかわからない」
そんな方こそ、
ピラティスをリハビリの一つとして活用してみてください。
