【名古屋市天白区】理学療法士がいるパーソナルジム×ピラティス&ボディメンテナンス『Physio Conditioning Lab.』

【名古屋市天白区】理学療法士がいるパーソナルジム×ピラティス&ボディメンテナンス『Physio Conditioning Lab.』

Physio Conditioning Lab.は、「痛みの改善」と「動ける身体づくり」を同時に実現するパーソナルトレーニングジムです。

理学療法士の国家資格を持つトレーナーが、医学的な知識と運動指導を組み合わせ、完全オーダーメイドのトレーニングを行います。

 

 

名古屋市天白区にあるPhysio Conditioning Lab.(フィジオコンディショニングラボ)|パーソナルトレーニング×ピラティス&ボディメンテナンス 理学療法士トレーナーの柴田です。

 

自己紹介の詳細

 

はじめに

「股関節唇損傷と言われたけど、これからどうすればいい?」

「運動すると悪化しそうで怖い」

「手術をしないと治らないの?」

「股関節を動かしても大丈夫?」

「痛みがあるけれど、筋トレやピラティスをしてもいい?」

 

股関節の痛みで病院を受診し、MRIなどの検査で「股関節唇損傷」と説明されると、不安になる方は少なくありません。

 

特に「損傷」という言葉を聞くと、

「股関節を動かしてはいけない」

「運動するとさらに傷つく」

と考えてしまうかもしれません。

 

しかし、股関節唇損傷と診断されたからといって、すべての人が同じ経過をたどるわけではありません。

 

症状の程度、股関節の形態、活動量、筋力、動作の特徴、日常生活などによって、必要な対応は異なります。

 

そして非常に重要なのが、

「画像で損傷があること」と「現在感じている痛みのすべて」が必ずしも同じではない

ということです。

 

今回は、股関節唇損傷と言われた方に知っておいてほしいことを、理学療法士の視点から解説します。


そもそも股関節唇とは何?

股関節は、骨盤側の「寛骨臼」という受け皿に、大腿骨の先端にある「大腿骨頭」がはまり込む構造になっています。

 

股関節唇は、寛骨臼の縁にある線維性の組織です。

 

股関節の関節を取り囲むように存在し、

股関節の安定性や荷重への対応などに関係しています。

 

この股関節唇に損傷が生じた状態が、股関節唇損傷です。

 

ただし、

「股関節唇が損傷している」

という画像上の所見だけで、必ず強い痛みが出るとは限りません。

 

ここは非常に重要なポイントです。


「損傷がある=痛みの原因」とは限らない

MRIなどで股関節唇の異常を指摘されると、

「この傷が痛みの原因なんだ」

と思ってしまいます。

 

もちろん、股関節唇損傷が症状に関係しているケースはあります。

 

しかし、股関節の痛みには、

 

股関節唇。

関節軟骨。

大腿骨と寛骨臼の形態。

関節周囲の筋肉。

腱。

滑液包。

腰椎。

仙腸関節。

 

など、さまざまな要素が関係する可能性があります。

 

そのため、

「画像で異常が見つかった=痛みの原因が100%決まった」

とは考えないことが大切です。

 

症状と画像所見、身体機能を総合的に判断する必要があります。


股関節唇損傷で出やすい症状とは?

股関節唇損傷では、股関節周辺に痛みや違和感を感じることがあります。

 

特に、

 

股関節の前側。

鼠径部。

股関節の深い部分。

 

などに症状を感じる方がいます。

 

また、

 

歩く。

階段を上る。

しゃがむ。

車の乗り降り。

椅子から立ち上がる。

脚をひねる。

運動動作。

 

などで痛みが出ることがあります。

 

「股関節が引っかかる」

「クリックする感じがある」

「詰まる感じがする」

 

といった感覚を訴える方もいます。

 

ただし、これらの症状があるからといって、必ず股関節唇損傷とは限りません。

 

症状だけで自己判断するのではなく、医療機関で評価を受けることが重要です。


股関節唇損傷と言われたら、まず「何をすると痛いのか」を確認する

ここからがリハビリや運動を考えるうえで重要です。

 

「股関節唇損傷だから股関節を動かさない」

という考え方ではなく、

「どの動作で症状が出るのか?」

を確認します。

 

例えば、

 

深くしゃがむと痛い。

浅いスクワットなら問題ない。

 

という場合があります。

 

また、

 

脚を大きく開くと痛い。

日常生活の範囲では問題ない。

 

という場合もあります。

 

つまり、

「股関節を動かすこと」そのものが問題なのではなく、特定の角度や負荷、動作条件で症状が出ている

可能性があります。

 

そのため、運動を一律に禁止するのではなく、症状に合わせて動作を調整することが重要です。


「股関節を動かさない」は必ずしも正解ではない

痛みがあると、

「股関節を休ませよう」

と考えます。

 

急性の強い症状や医師から運動制限を指示されている場合は、その指示に従う必要があります。

 

一方で、長期間にわたって必要以上に身体を動かさない状態になると、

 

筋力が低下する。

体力が低下する。

股関節周囲の筋肉を使う機会が減る。

身体活動量が低下する。

運動への不安が強くなる。

 

といった問題につながる可能性があります。

 

そのため、

「完全に動かさない」から「症状を確認しながら動かす」

という考え方が重要になる場合があります。


股関節唇損傷では「股関節だけ」を見るのも危険

股関節に痛みがあると、当然ながら股関節ばかりを気にしてしまいます。

 

しかし、歩く・走る・しゃがむといった動作では、股関節だけが動いているわけではありません。

 

足部。

足関節。

膝。

股関節。

骨盤。

腰椎。

胸郭。

 

などが連動しています。

 

例えば、股関節の動きが不足しているからといって、

「股関節をもっと動かしましょう」

だけで解決するとは限りません。

 

逆に、

股関節が動きすぎていて、周囲の筋肉によるコントロールが不足している

というケースもあります。

 

そのため、

「硬いから動かす」

だけではなく、

「その人の股関節が、どのように動いているのか?」

を見ることが重要です。


股関節唇損傷と「股関節周囲の筋力」

股関節を安定させるためには、周囲の筋肉も重要です。

 

特に、

 

臀部。

股関節外旋筋群。

股関節外転筋群。

大腿部の筋群。

体幹。

 

などは、立つ・歩く・片脚で支えるといった動作に関係します。

 

ただし、

「股関節唇損傷=お尻を鍛えれば治る」

という単純な話ではありません。

 

筋力が十分でも、動作のタイミングや身体の使い方に問題がある可能性があります。

 

そのため、

筋力の量だけではなく、「その筋肉を適切に使えるか」

を見ることが大切です。


「股関節が硬いからストレッチ」は慎重に

股関節の痛みがあると、

「股関節が硬いからストレッチしよう」

と考える方もいます。

 

しかし、股関節唇損傷が疑われる場合、

痛みが出る方向へ無理にストレッチすることはおすすめできません。

 

特に、

 

深い股関節屈曲。

強い内旋。

強い内転。

 

など、特定の動作で症状が誘発される場合は、無理に可動域を広げようとするのではなく、まず症状が出る条件を確認する必要があります。

 

「硬い=もっと伸ばす」

とは限りません。


股関節唇損傷では「動かし方」も重要

同じスクワットでも、

 

膝の向き。

股関節の角度。

足の位置。

骨盤の動き。

体幹の傾き。

動作の深さ。

速度。

 

などによって、身体への負荷は変化します。

 

そのため、

「スクワットは股関節唇損傷に悪い」

と一括りにすることはできません。

 

重要なのは、

「どのようなスクワットなら症状が出にくいのか?」

を探すことです。

 

これはスクワットだけではありません。

 

階段。

歩行。

ランニング。

日常生活。

 

すべて同じ考え方ができます。


「手術をしないと治らない」と決めつけない

股関節唇損傷と診断されると、

「手術が必要なのでは?」

と不安になる方もいます。

 

しかし、治療方針は症状や原因、身体活動レベルなどによって異なります。

 

保存療法が選択されるケースもありますし、症状によっては手術が検討されることもあります。

 

したがって、

「股関節唇損傷=必ず手術」

ではありません。

 

一方で、

「絶対に手術は必要ない」

とも言えません。

 

痛みが長期間続く、日常生活や運動に大きな支障があるなどの場合には、整形外科の専門医に相談し、治療方針を検討することが重要です。


保存療法では何をするの?

保存療法では、症状に応じて、

 

活動量の調整。

痛みを誘発する動作の修正。

股関節周囲の筋力トレーニング。

体幹トレーニング。

関節可動域へのアプローチ。

動作練習。

姿勢や身体の使い方の改善。

 

などが行われることがあります。

 

重要なのは、

「股関節唇を直接治す運動」という考え方ではなく、「股関節にかかる負担を調整しながら、身体機能を高める」

という考え方です。

 


「痛くない運動」だけを続ければいいわけではない

痛みを避けることは重要です。

 

しかし、

「痛くないことだけを永遠に続ける」

という考え方にも注意が必要です。

 

身体機能を高めるためには、状態に応じて少しずつ負荷を高める必要があります。

 

例えば、

 

痛みの少ない運動。

少し負荷を上げる。

動作範囲を広げる。

複雑な動作を行う。

日常生活・運動動作に近づける。

 

というように、

段階的に身体へ刺激を与えていくこと

が大切です。


股関節唇損傷と言われた人ほど「診断名」だけで判断しない

これは今回、一番伝えたいことです。

 

「股関節唇損傷」

という診断名を聞くと、

「自分の股関節は壊れている」

と考えてしまうかもしれません。

 

しかし、診断名だけでは、

 

今どの動作で痛いのか。

どの程度の負荷なら可能なのか。

どの筋肉が弱いのか。

股関節はどの程度動くのか。

体幹や骨盤はどう動くのか。

歩き方に問題があるのか。

 

などは分かりません。

 

だからこそ、

診断名+症状+身体機能+生活状況

を総合的に考える必要があります。


よくある質問(FAQ)

Q. 股関節唇損傷と言われたら運動をやめるべきですか?

必ずしもすべての運動を中止する必要があるわけではありません。

ただし、症状や損傷の状態、医師からの指示によって対応は異なります。

痛みを悪化させない範囲で、運動内容や負荷を調整することが重要です。

 

Q. 股関節唇損傷は筋トレで改善しますか?

股関節唇そのものを筋トレだけで修復するという意味ではありません。

しかし、股関節周囲や体幹の筋力・身体のコントロールを高め、動作時の負担を調整することは、保存療法の一部として検討されることがあります。

 

Q. 股関節唇損傷にはストレッチが必要ですか?

必要な場合もありますが、痛みを無視して股関節を強く伸ばすことはおすすめできません。

特に特定の方向で痛みが出る場合は、可動域を無理に広げる前に、症状と身体機能を確認することが重要です。

 

Q. 股関節唇損傷ならスクワットはしてはいけませんか?

必ずしも禁止ではありません。

スクワットの深さ、足の位置、動作速度、負荷などを調整することで実施できる場合があります。

ただし、痛みが強くなる場合や医師から制限されている場合は行わないでください。

 

Q. 股関節唇損傷は手術しないと治りませんか?

すべてのケースで手術が必要になるわけではありません。

症状や股関節の構造、活動レベル、保存療法への反応などを考慮して治療方針が決まります。

手術の必要性については整形外科の専門医に相談することが大切です。

 

Q. MRIで股関節唇損傷が見つかりました。必ず痛みの原因ですか?

必ずしもそうとは限りません。

画像所見と症状が一致する場合もありますが、股関節周囲の筋肉や腱、関節軟骨、腰椎など、ほかの要因が症状に関係する可能性もあります。

画像だけで判断せず、症状や身体機能を総合的に評価することが重要です。

 

Q. 股関節唇損傷でもピラティスはできますか?

状態によっては可能です。

ただし、股関節を深く曲げる、強くひねるなど、症状を誘発する動作がある場合は内容を調整する必要があります。

診断名だけで運動を決めるのではなく、現在の症状や身体機能に合わせて行うことが重要です。


まとめ|股関節唇損傷と言われても「もう動けない」と考えないでください

股関節唇損傷という診断を受けると、不安になるのは当然です。

 

しかし、

「損傷がある=股関節を動かしてはいけない」

とは限りません。

 

また、

「画像に異常がある=痛みの原因がすべて股関節唇にある」

とも限りません。

 

大切なのは、

 

どの動作で痛いのか。

どの程度なら動けるのか。

股関節はどのように動いているのか。

股関節周囲の筋力はどうなのか。

体幹や骨盤はどう動いているのか。

日常生活でどの程度身体を使っているのか。

運動ではどの動作で症状が出るのか。

 

などを総合的に確認することです。

 

そして、

「痛いから何もしない」でも「痛くても我慢する」でもなく、現在の身体に合わせて運動を調整すること。

 

これが非常に重要です。

 

股関節唇損傷と診断されたからといって、

 

旅行を諦める。

運動を諦める。

運動を諦める。

 

という必要があるとは限りません。

 

もちろん、症状や状態によっては医師の指示に従って活動を制限する必要があります。

 

そのうえで、身体の状態を正しく評価し、できることから段階的に身体機能を高めていくことが大切です。

 

「診断名」だけで自分の未来を決めないこと。

これを、股関節唇損傷と言われた方にはぜひ知っておいてほしいと思います。


フィジオコンディショニングラボが考える股関節唇損傷へのアプローチ

当施設では、「股関節唇損傷だからこの運動」という単純な考え方はしません。

 

理学療法士として、

 

股関節の可動域。

股関節周囲の筋力。

骨盤の動き。

体幹機能。

足部・足関節。

膝関節。

歩行。

スクワットなどの日常動作。

痛みが出る角度や動作。

運動後の症状変化。

 

などを確認します。

 

そのうえで、

「今の身体で何ができるのか?」

「どこを改善すれば、股関節への負担を調整できるのか?」

を考えます。

 

必要に応じて、パーソナルトレーニングやピラティス、コンディショニングなどを組み合わせ、日常生活や運動への復帰をサポートします。

 

「股関節唇損傷と言われて運動が怖い」

「手術をするか迷っている」

「手術後の身体をしっかり戻したい」

「痛みを減らしながら運動を続けたい」

 

という方は、まず自分の身体の状態を正しく知ることから始めてみてください。

 

当ジム・治療院では、理学療法士が医学的根拠に基づき、股関節唇損傷に伴う痛みや身体機能を評価し、一人ひとりの状態に合わせた運動・コンディショニングプログラムを提供しています。

 

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