人気学参『高校物理発想法』著者 大阪で物理化学の家庭教師を行っています。生徒募集中! -11ページ目

人気学参『高校物理発想法』著者 大阪で物理化学の家庭教師を行っています。生徒募集中!

人気学習参考書『高校物理発想法』の著者です。大阪で高校物理・化学の家庭教師を行っています。本質を的確に教える指導が好評です。なかなか学参執筆者の指導を直接マンツーマンで受けられる機会はありません。関心がある方はメッセージください。

令和4年共通テスト化学の解説です。


今回は第5問問2b


熱化学方程式の問題ですが、すべての反応を熱化学方程式にするのは手間がかかり過ぎるので、工夫したいところ。


すべての生成熱が与えられていたら、簡単に解けるのですが、SO₂とSO₃は生成熱が与えられていません。そこで…




SO₂とSO₃の生成熱をそれぞれq₁、q₂とおいて



このように解けます。


この生成熱がすべて分かっているパターンの「単体」で済ませてしまうやり方は使えます。


こちらを参考に



すべての熱化学方程式を立てて、数学の方程式を解くように解く方法を採用している人は手こずったのでは。




共通テスト化学で私が気になった問題を解説します。


問題・解答はこちら




今回は化学第1問問3を解説します。


混合気体の分圧と密度の関係の問題。


これは密度ρをAの分圧Paで表してやれば良いですね。


温度一定、全圧一定だから


PV=nRT


から考えてn/Vが一定。つまり


na/V+nb/V=一定…①


ρ=(naMa+nbMb)/V…②


①を②に代入して


ρ=(Ma-Mb)na/V+k


(kは定数)


状態方程式

PaV=naRT


ρ=(Ma-Mb)Pa/RT+k…③



問題文に「元素Aの原子量が元素Bの原子量より小さいとき」とあるので


Ma-Mb<0


したがって③からPa-ρのグラフは傾き負の直線であることが分かります。


答えは④ですね。


無理矢理式にして関係を求めるという解き方をしてみました。


皆さん出来ましたか?






令和4年1月15日、16日、共通テストが行われました。


物理、化学をやってみましたが、広く指摘されている通り、思考力を問われる問題が多かったです。新テストの方向性を示したものと言えるでしょう。実際に実験できる問題が好まれたようです。


私的には、物理の第2問問6の選択肢に


「運動エネルギーの水平成分…」


という記述があるところに目が行きました。


エネルギーはスカラーで「水平成分」などというものはありません。しかし、誤解している生徒も多く、そこを突く問題です。


教育的で良い問題だと思いました。でも、実際試験を受けていたら、教育的だなあ、などと呑気なことは言ってられませんが😅


明日、物理・化学で気になったところを述べたいと思います。


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皆さん出来はどうでしたか?


できなかったという人も、済んだことは変えようがないので、落ち込み過ぎず切り替えましょう。


熟慮して出願先を決めてください。


最後まで走り抜きましょう❗️