ご覧いただきありがとうございます。
世田谷区の筋肉治療院【フィジカルテックス】の松岡です。
今回は、先日のブログでお話した舌についてです。
その時は、自分の舌の位置を確認してもらいました。
今回は、あなたの舌の形を確認してもらいましょう。
まずは正常な状態ですね。
本当は、表面のコケや色合いなど他にも見るポイントはあるのですが、今日は簡単に形だけで。
さて、2枚目の写真
1枚目との違いは何でしょう?
なんだかボテッとしていて膨らんだように大きいと思いませんか?
東洋医学的には“湿”が溜まっている状態と考えますが、
要は身体の水分代謝(血の循環も含む)が悪く、余計な水分が舌に溜まっている状態です。
さあ、まだまだ続きます。
3枚目です。
今度はどうでしょう?
舌の周りがギザギザになってますねー。
これは、型抜きのように歯型がついてしまった状態です。
東洋医学的には、水分が溜まって風船のように膨らんだ舌が、行き場をなくして歯に押し付けられたものと考えられています。
しかし、この前お伝えしたように、舌を下あごの狭いスペースに収納しているとどうでしょう?
同じように歯型がつくと思いませんか?
舌は牛タンに代表されるように、筋肉でできています。
そのため、肩こりや腰痛と同じように、コリが発生します。
コリが発生すると、当然血の巡りは悪くなり、舌は浮腫んで腫れぼったくなりますよね(写真2)
舌の筋肉が付着する舌骨には、首や肩甲骨の筋肉もつきますから、当然肩こり、首こりが起こります。
実際に、東洋医学的にもこのような舌がみられた時の症状として、肩こりなどが挙げられてます。
さらに、舌の位置が悪いと、余計に舌の筋肉は緊張して固くなるわけですから、なかなか良くならず、慢性化してしまいます。
さあ、鏡の前であなたの舌の形を見てください。
ボテッとしていたり、歯型がついていたりしていませんか?
PS
簡単な対処法は、
●舌の位置を正しくする
●タンロール等の舌の運動(分からない方はググって)
●首回りを温めて循環を良くする
です。
肩こりなどの自覚症状が出ている場合は、一度専門家に診てもらいましょう。
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