これはレビューではなくて思い出。

この当時日本では「少林寺」が大ブレイク(ブレイクとは言わなかった)。
それでおなじような(少林寺と名のつく)カンフー映画がいくつか上映された。

そのうちの一つ、いまとなっては名作と呼ばれるのがこの「三十六房」。
たしかテレビで観たんだと思うけど....。
「三十六房を知らずして少林寺は語れない!」がキャッチコピーだった。
そんなわけねぇだろ!とか中学生だった自分たちはエセ拳法仲間とよく議論したもの。

この映画の楽しいところは各修行房のシーンで、人体の各部位をパーツごとに鍛錬している様が、とても愉快に描かれている。
中学生の自分たちはそのかっこうを真似、笑いころげたっけ。

いちばん愉快なのが「頭力房」か「眼力房」か決め難いけれど、ものすごく笑っちゃう。中学生の自分たちはそのしぐさを克明に真似、お互いを観て笑いあったっけ。

主演のリューチァフィーは少林寺のリーリンチェイ(あえて当時の名前で)よりもお坊さん顔だし、なんせばっちりはまってる。
今見ると、愉快な修行房のシーンだけじゃなくてオープニングで鍛錬用の腕環つけて「シャリ~ん」とかいわせながら演舞してる彼ったらもう最高!
めちゃくちゃかっこいい。

感動的な「三節棍」開発秘話。
池の丸太でのお粥。
おっきなハンマーは根元をもって使うといいぞ!っていう
ナイスなアドバイス。
ほんとにみんないい思い出。

いいとかわるいではなくて、これは愛だね。
自分はこの映画を愛していると思う。