前作「the ghost in the shell」は草薙素子が出ていたのでジミながらも華のあるアニメであった。
イノセンスはそれ考えるとかなりチャレンジャーな作品だと言える。
バトーとトグサしか出てこないからさらにジミな作品。
CGがばりばり使われてる。
オープニングの義体の製造工程のCGはかなり繊細で綺麗だし。
まあ、普通って言えば普通なんだけど、でもやっぱしよくできてると思うよ。
前作もそういえばオープニングは義体の製造工程だった。
あのころのCG技術は今から見ると稚拙なんだけど、そんなことは問題じゃない。
セルにはセルにしか出せない良さがあって、CGにはCGならではの効果的な使い道があると思う。
最近のアニメは省力化という意味でおそらく3DCGを使っていると思うけれど、
それはどうかと思う。
なんか人物がセルで乗り物とか建物とか3DCGっていうのは、ちょっと興ざめしちゃうような気がする。
これをまた上手に効果的に融合させようとすると、これは逆に制作コストがかかってしまうんだろう。
常にフラストレーション。
3DCGでのアニメーションは、ソフトボディなアニメーションがなされていたとしても、
全体としては正確な剛体運動になっているので、人の感覚はすぐにそれを感知して
「お、3DCGじゃん」と理解してしまう。
この剛体感が感覚的に顕著だと「CGっぽい」とか言われておしまい。
セルアニメっていうのは逆に、「剛体感を表現する」、というプロセスをたどる。
そうすると、「すごいね、これ」って感じる。
理不尽だけど、人間の感覚にはまるのはいまのところセルかなぁ。
押井守監督もだからセルの人だと思う。
基本的に。
「アヴァロン」って実写あったけど、ちらっと観ただけで、なんだかよくわからなかった。
モノトーンなところは「トロン」的だと感じた。
「トロン」も当時3DCGが10数分ほど使われていたので、自分なんかはもううれしくてたまらなかったが、
世間一般ではあまりうけず、興行は失敗ということだったらしい。(作品自体は名作だと思う)
やっぱりいろんな意味でディズニーもセルなんだ。
押井守監督もおなじ。
「アヴァロン」は「トロン」のときからするとCGやら合成技術やらぜんぜん高度にできるわけだけど、
やっぱり実写に対してあからさまな加工を施してなにかの表現とすることを主眼に置くという方法論自体
「トロン」と同じでまず人は違和感を強く感じてしまう。
またあとでよく観てみるつもりだけど、「アヴァロン」はどうもそんな映画だと思う。(外野から言わせてもらえば)
だから押井監督はセルがいいんだよ!
セルのほうの映画には、いわゆるマーシャルアンプで作った壁から発生する音圧のような圧力を画面に感じる。
日本のできのいいアニメ映画はみんなそういう味がする。
ジャパニメーションのわりといい部分。
しかし、このアニメの原作はなかなかすごい。
予言的というか、妄想に近い気がしなくもないけれど、ひきこまれる。
脳が脳のことを追いかけるのは「ドグラマグラ」だと思う。
それのハイテク版といえる。
だから甲殻機動隊はドグラマグラのリメイクなんだなぁ.....。
魅力の正体も、似たような、怪しげで危なげな雰囲気で退廃的な部分を、
理屈を幾重にもおりかさねた中から抽出してる。
実際イノセンスでは堂々巡りが描かれる。
堂々巡りなんてあんまり面白いとは思えないんだけど、ハッキングされちゃったら!?
って思うとそんな要素も入れる必要があるんだろうなぁ、とは思う。
でもお話の流れという点では、かなり独特のテンポというか、「メリハリ」が薄いというか、
アンチ「メリハリ」的な意識が作品の味をかもし出しているようなところあるから、
文句言う筋合いでは、きっと無い。
でも普通、一般的にいったらテンポはよくない気がする。
でも最近このCFとかテレビ番組やらミュージッククリップみたいな映像で、ある種の
「テンポ良く」って概念を植えつけられて馴らされてるから、こういう「アンチ」な表現は実は
もっとあっていいと思う。
どんどんテンポ悪くやってほしいと思う。
テンポばかりよくたってしょうがないじゃん。
テンポってなに?
誰のためのもの?
???
イノセンスはそれ考えるとかなりチャレンジャーな作品だと言える。
バトーとトグサしか出てこないからさらにジミな作品。
CGがばりばり使われてる。
オープニングの義体の製造工程のCGはかなり繊細で綺麗だし。
まあ、普通って言えば普通なんだけど、でもやっぱしよくできてると思うよ。
前作もそういえばオープニングは義体の製造工程だった。
あのころのCG技術は今から見ると稚拙なんだけど、そんなことは問題じゃない。
セルにはセルにしか出せない良さがあって、CGにはCGならではの効果的な使い道があると思う。
最近のアニメは省力化という意味でおそらく3DCGを使っていると思うけれど、
それはどうかと思う。
なんか人物がセルで乗り物とか建物とか3DCGっていうのは、ちょっと興ざめしちゃうような気がする。
これをまた上手に効果的に融合させようとすると、これは逆に制作コストがかかってしまうんだろう。
常にフラストレーション。
3DCGでのアニメーションは、ソフトボディなアニメーションがなされていたとしても、
全体としては正確な剛体運動になっているので、人の感覚はすぐにそれを感知して
「お、3DCGじゃん」と理解してしまう。
この剛体感が感覚的に顕著だと「CGっぽい」とか言われておしまい。
セルアニメっていうのは逆に、「剛体感を表現する」、というプロセスをたどる。
そうすると、「すごいね、これ」って感じる。
理不尽だけど、人間の感覚にはまるのはいまのところセルかなぁ。
押井守監督もだからセルの人だと思う。
基本的に。
「アヴァロン」って実写あったけど、ちらっと観ただけで、なんだかよくわからなかった。
モノトーンなところは「トロン」的だと感じた。
「トロン」も当時3DCGが10数分ほど使われていたので、自分なんかはもううれしくてたまらなかったが、
世間一般ではあまりうけず、興行は失敗ということだったらしい。(作品自体は名作だと思う)
やっぱりいろんな意味でディズニーもセルなんだ。
押井守監督もおなじ。
「アヴァロン」は「トロン」のときからするとCGやら合成技術やらぜんぜん高度にできるわけだけど、
やっぱり実写に対してあからさまな加工を施してなにかの表現とすることを主眼に置くという方法論自体
「トロン」と同じでまず人は違和感を強く感じてしまう。
またあとでよく観てみるつもりだけど、「アヴァロン」はどうもそんな映画だと思う。(外野から言わせてもらえば)
だから押井監督はセルがいいんだよ!
セルのほうの映画には、いわゆるマーシャルアンプで作った壁から発生する音圧のような圧力を画面に感じる。
日本のできのいいアニメ映画はみんなそういう味がする。
ジャパニメーションのわりといい部分。
しかし、このアニメの原作はなかなかすごい。
予言的というか、妄想に近い気がしなくもないけれど、ひきこまれる。
脳が脳のことを追いかけるのは「ドグラマグラ」だと思う。
それのハイテク版といえる。
だから甲殻機動隊はドグラマグラのリメイクなんだなぁ.....。
魅力の正体も、似たような、怪しげで危なげな雰囲気で退廃的な部分を、
理屈を幾重にもおりかさねた中から抽出してる。
実際イノセンスでは堂々巡りが描かれる。
堂々巡りなんてあんまり面白いとは思えないんだけど、ハッキングされちゃったら!?
って思うとそんな要素も入れる必要があるんだろうなぁ、とは思う。
でもお話の流れという点では、かなり独特のテンポというか、「メリハリ」が薄いというか、
アンチ「メリハリ」的な意識が作品の味をかもし出しているようなところあるから、
文句言う筋合いでは、きっと無い。
でも普通、一般的にいったらテンポはよくない気がする。
でも最近このCFとかテレビ番組やらミュージッククリップみたいな映像で、ある種の
「テンポ良く」って概念を植えつけられて馴らされてるから、こういう「アンチ」な表現は実は
もっとあっていいと思う。
どんどんテンポ悪くやってほしいと思う。
テンポばかりよくたってしょうがないじゃん。
テンポってなに?
誰のためのもの?
???