「キルビル」の元ネタだっていうからDVD買って観た。

そこにはカンフー映画の「精神」があった。

っていうか、そんなこと自分が言うのもおこがましいけれど、
このカンフー映画作る人たちってのは素敵。

もうこの映画の作られる時点で、もうかなりネタに詰ってしまって困ってる
のがなんとなく伝わってくる。
それでもこんな映画しゃあしゃあと作っちゃうんだから素敵。

このおふざけ映画を自覚的に作ってるというその精神。
カンフー映画制作の歴史の深さ。
そういうことを考えさせられる。

この映画、全体的には言うなれば「パンクロックな精神」がただよってる。
だいたいタイトルで流れてる主題歌というかミュージックが、
かなりイケテル。
素敵。

こういうカンフー映画出てる人たちっていうのは大半が本物の武術家だし、
そういう人たちって技や自分の流派に自信もってる。
必殺技だってある。(と思う)
でも映画っていうのは架空のエンタテインメントで、それを作るとき、
けっこうマジ入ってやってると思う。
それに、こんなふうにできたらすごいぞ、とか、練習しだいでは
こんなこともできそうだ、とかけっこうまじめに考えていたりすると思う。
だから、こういうかなりアイデア先行型な映画に見えても、実はかなり
リアリティを感じながら作ってるんだと思う。
そこがすごい。

そんな気持ちで日本人が格闘映画を作れるだろうか?
作れはしない。きっと。
アクションそのものはなんとか近いものは出来ると思うけれど、
絶対になにかが違ってしまっているし、なにか足りないものがあるはず。

カンフー映画って、ほんとに独特の世界。