またひとつ、大切なものを失いました。
Albertです。

先ほど、Ubuntu9.10のカーネルをアップデートしました。
すると、最新のカーネルで起動してくれないUbuntu君。

話す言葉はイミフで、
error:You need to load the kernel first
Press any key to continue
といったもの。
単純にカーネルの読み込みを失敗しているらしい。
ちゃんとupdate-grubしたんだけどなー。

で、古いカーネルで起動。
これはなんとか起動しました。
しかし気持ち悪い。

ネットを徘徊すると
「/boot/grubgrub.cfgを編集したらいい」
という方もおられましたが、読み込み専門ファイルなのでなんとも・・・。

で、update-grub2というコマンドがあることを知る。
さっそくTry!!!

これが運のつき。
Ubuntuが起動しない・・・。
GRUB>...
という表示のまま。
Live CDで回復させれるらしいが、残念ながらミニノートなのでDVDドライブが存在しない。
仕方なくあきらめることに。

ファイルのバックアップはしてたからよかったものの、これじゃなんとも・・・。
これからまだまだTeXを使う機会は多いので、新しいUbuntu 10.4をいまからいれます。
すでに使ったこともあるので安心ですが、またこのような事態になるのは困るなー。

では。

p.s.
学会発表の日程(初日)と、夏休みの講義の日程(最終日)が見事に被ってました・・・。


こんばんは。
Albertです。

今回もResdyBoostについて。

さっそくUSBとSDカード買ってきました。
今回買ってきたのは、以下の2品
TDK USBメモリ 8GB セキュリティ対応 ホワイト UFD8GS-TWA/TDK Media

¥2,980
Amazon.co.jp

microSD HAGIWARA SYS-COM HNT-MR2GM

microSDの書き込み速度等は不明。

この2品を選んだ理由は値段(笑)
セールで、2品購入しても2500円程度でした。

で、早速試しました。
1.microSD
 体感速度は・・・。
 別に早くなった気がしない。
 むしろ、遅くなった気すら・・・。

 それだけならまだしも、キャッシュの読み込みに失敗してPCが落ちる始末
 (ブルースクリーンになる。)
 Google先生曰く、(別の製品でも)多くの方が同じ症状になったらしい。

 MicroSoftもカメラ用のSDカードの使用を薦めていないし、まぁ仕方ないかな。
 ReadyBoost用には不採用。
 (SDスロットに常に入れて入れておけるので、バックアップ用にします。)

2.USB Flash Memory
 「早くなったんじゃない?」って程度。
 昨日ためしたやつのほうが速く感じたなー。
 まぁ、多少は早くなったんで、少し使ってみました。
 しかしながら、USB特有の“書き込む際にUSBが光る”のが目に入って、

 「こうやって書き込み回数が増えていくのか・・・。
  あと何日の命だろうか。」

 
 なんて考えてしまって、集中できません。

 なので、採用しません。
 普通にUSBとして使っていきます。

[結論]
 ResdyBoost使う必要があるぐらいなら、いいPC買え!

本格的にデスクトップを買う必要があるかも。

では。

こんばんは。

Albertです。

今回は、いまさらながらReadyBoostについてです。

これはWindows Vistaから搭載された機能です。
簡単に言うと、キャッシュの保存場所をUSBやSDにして、アプリケーションの起動を早くするというもの。
(搭載メモリの増設と同じと、よく言われてます)

今までXPユーザーだった僕は、この機能を試すことはありませんでした。
研究室のVistaも4GB載ってるので十分でした。

しかしながら、自宅のノートは2台とも2GBしかない(載せられない)。
研究室のPCのスペックが当たり前になり、今のままでは満足できない。

そこで、自宅PCのWindows 7(ノート)で試したわけです。
当てたのは4GB分。
I-O DATA社製のUSBを使いました。

結果のみ言いましょう。
劇的に早いっす!!!!!!!!
速度とか測ってないですが、あからさまに違います。

ノートが2GBなので、合計6GBを搭載しているのと同様のスペック。
遅いわけがない。

今回試したのはUSBなのですが、近々SDカードでも試そうと思います。
USBが指しっぱなしはかっこ悪いし、SDは内臓スロットがあるので挿しっぱなしに出来ます。
結果はあまり期待はできませんが。
(ReadyBoostはUSBを用いることを前提にしています。ランダムにキャッシュを書き込むからです)

ただ、内臓SDスロットの書き込み速度も調べないといけないし、SDカードはUSBほど安くない。
バッファローの5mmしか出ないUSBもありますが、値段が高い。
BUFFALO マイクロUSBメモリー ブラック 8GB RUF2-PS8G-BK/バッファロー

¥価格不明
Amazon.co.jp
しかも、同じバッファロー社のUSBより書き込み速度も遅いらしい。

いろいろ悩むなー。
USBには書き込み回数に上限あるしね。
いっそのこと、メモリ6G載せたデスクトップでも買おうかしら(笑)

では。


p.s.
上の製品はmicroSDという書き込みを発見しました。
しかもClass4のもの。
あまり期待できないかも。

こんばんは。

Albertです。

今回はフォントの埋め込みについて。

TeXで日本語フォントを埋め込むことは結構重要。

なにせ、フォントを埋め込まないと違うフォントに置き換えられる。

そんなんじゃ、文章がかっこ悪くなるよー。

学会発表でも使えるフォントが限られているからこそ、使いたいフォントは埋め込まなきゃ!
(フォントによってはライセンスの都合上、埋め込みがダメなものもあるそうです。)

で、方法。

Google先生に尋ねれば、
 dvipdfmx -f hoge.map hoge.dvi
と打てと答えてくれます。

ここで言うmpaファイルは、どのフォントを使うか書き記したもの。

最悪自分で作成できます。

作業ディレクトリに作成するのも可能。
(その際、TeXのパスが通っているところに作成すれば、今後も使えます)

(例)
rml H :0:M+1P_IPAG-circle.ttf
gbm H :0:M+1P_IPAG-circle.ttf
rmlv V :0:M+1P_IPAG-circle.ttf
gbmv V :0:M+1P_IPAG-circle.ttf

で、ここからが大事。

多くのサイトではこれを書けばOKといっているが、それは英語の場合。

実際日本語を使うときは、
rml-jis H :0:M+1P_IPAG-circle.ttf
gbm-jis H :0:M+1P_IPAG-circle.ttf
rmlv-jis V :0:M+1P_IPAG-circle.ttf
gbmv-jis V :0:M+1P_IPAG-circle.ttf
としなければいけないらしい。
(-jisをつけるだけ。)

これを忘れていたために、日本語フォントが一切埋め込まれず、3時間以上悩んでしまった(苦笑)

[参考にしたサイト]
http://www10.atwiki.jp/shirayuu/pages/16.html#id_850c5349


ではでは。


おはようございます。

Albertです。

本日のネタはOTFパッケージの導入です。
(OTFについては、ここを参照)

なぜ急にそんなことをしたのかといいますと、
今度学会発表の際に概要原稿を提出するのですが、その際にフォントが指定されているんですよ。

ただ、埋め込みなら指定されたフォント以外も使えるとのこと。

さすがに、よくネットで見かける“みかちゃんフォント”といった、かわいい系フォントは使いませんが、
TeXユーザーの私は、
「少しでもかっこよく」
をモットーにしているものですから、フォント選びにも力を入れたいわけです。
(“みかちゃんフォント”については、ここを参照。)

で、恒例のGoogle先生にどうしたらいいか質問。
解答としては、
1.必要なパッケージ(otfdevel.tar.bz2)をダウンロード
2.その後解凍し、/usr/local/share/texmf に展開
3./etc/texmf/dvipdfm/cid-x.mapに以下の項目を書き加える
 hminr-h H Ryumin-Light
 hminr-v V Ryumin-Light
 otf-ujmr-h UniJIS-UTF16-H Ryumin-Light
 otf-ujmr-v UniJIS-UTF16-V Ryumin-Light
 otf-cjmr-h Adobe-Japan1-6 Ryumin-Light
 otf-cjmr-v Identity-V Ryumin-Light

 hgothr-h H GothicBBB-Medium
 hgothr-v V GothicBBB-Medium
 otf-ujgr-h UniJIS-UTF16-H GothicBBB-Medium
 otf-ujgr-v UniJIS-UTF16-V GothicBBB-Medium
 otf-cjgr-h Adobe-Japan1-6 GothicBBB-Medium
 otf-cjgr-v Identity-V GothicBBB-Medium
4.mktexlsrを実行
と以外に簡単。

さっそくUbuntu 9.10でも実行。

難なくクリア。

次にVine 4.2で実行。

ここで問題。
3.に書いた、/etc/texmf/dvipdfm/以下に“cid-x.map”が存在していない!
/use/share/texmf/dvipdfmにも存在していない。
$TEXMF/fonts/map/dvipdfm/base以下にも存在していない。

???

もういちどGoogle先生に尋ねたが、いつものようなスマートな解答を教えてくれない。

はてさて、どうしたものか。

大学のVineでは、
/usr/share/texmf/dvipdfm/config
以下に、存在しています。

OSによって、異なるのか・・・。

そこで、苦渋の決断。

dvipdfmxを再インストール。

すると、見事に日本語を含むファイルのコンパイルが出来ない(笑)

エラーメッセージ等を確認すると、dvipdfmxで必要なファイルを開けないとのこと。

さらに調べてみると、インストール先がVineの定義した場所と違う場所になっている。
(/use/local/share/以下)

そこで、インストールディレクトリをVine規定の場所に移す。
(パスを再定義でもいけるはず。)

すると、見事に成功!!!

dvipdfmxがちゃんと動いてくれました。

あー疲れた(笑)

そして、先ほどなかったと言ったcid-x.mapも、ちゃんと
/usr/share/texmf/fonts/map/dvipdfmx
以下に作ってくれてました。

ここで、先ほど記したおまじない(?)を書き込むと、otfパッケージが使えます。

使いかたは、
\usepackage{otf}
でOK

ではでは。