先日ですね、私がほぼ毎朝通勤途中で立ち寄るコーヒー屋さんが店内？店外？をリニューアルしたんです。
何年も通ってるけど、店内に入ったの初めてです！
いつもろくさんと一緒でテイクアウトなので…
そうだ！ちょこっとしたお花でも持って行こう！
と近くの花屋を検索して、お花買いに行ったんです。
凄く小さな花屋で、お花のショーケースもたいして無くて…
思わず「ここお花屋さんですか？」って聞いてしまいました
店員さんに『ご予算は？』と聞かれ
『1000円位の小っちゃいちょこっとしたので良いです』
『お色はいかがなさいますか？』
と言いながら奥のお花の保管庫？を覗く店員さん。
『えっと…何色がいいかな…男性なので…』
心の声(てか、どんなお花あるのか見たいな…)
『黄色とかオレンジとか？』
『そうですね。じゃあそんな感じで！』
『こんな感じでいかがですか？』と店員さんが選んだ花が…
(えっ…なんかダサい…オバサンくさい…)
『えっと…あ〜…もうちょっとこう…シンプルで小っちゃくていいんですけど…』
ブルーのカーネーション2本に黄色とオレンジのヒラヒラした花が1本ずつ…
(黄色とオレンジって言いながらブルーのカーネーションがメインになってますけど？)
『すみません。この黄色とオレンジの花あまり好きじゃなくて…ブルーのカーネーションメインで良いのでもっとシンプルな感じでいいです。』
『じゃあ…どうしましょう…』と言いながらまた保管庫へ入る店員さん。
(私にもどんな花があるか見せて欲しいんだけど…)
保管庫にお客さんが入れる感じではなかったので、
『ブルーのカーネーションにかすみ草とか緑の葉っぱ系つける感じで…』
『これでいかがですか？』
(いや…なんかちょっと違うんだが…)
『ちゃんとお包みするともっと良くなりますよ。』
(そう言われると…これ以上言えないよな…)
『じゃあ、それでお願いします。』
『長さはどれくらい？これくらい？』
『もっと短く…』
『これくらい？』
『あっ、いや、もうちょい…』
『これくらい？』
(てか、包み方次第でバランスとかあるんじゃ…)
『あぁ、じゃあ、それくらいで…』
『包装紙は何色が良いですか？』
『えっと…その薄い黄色で…』
『リボンは？』
『じゃあ、その黄色で…』
で、出来上がった花束が…
ダサイ！
いや、もうね、早い段階でこれは絶対私のイメージと違うものが出来上がるな！って思ってたんですよ
どう舵を切っても戻れない方向に進んでるぞ！そして止めることもできんぞ！と。
一つ一つ確認してくれてるけど、そもそものイメージが全く伝わってないし、店員さんもゴールが見えずに作ってるな！ってわかるんだけど、あんまり口出しするのも悪いし、たかが1000円の花束にアレコレ注文するのも申し訳ないし…そもそもお花屋さんはプロで私は素人で…
でも、店員さんもわからないから私の言う通りに選んで「こんな花束で良いのかしら？」って思いながら作ったんだろうな…
テンション駄々下がりで
『すみません…色々とワガママ言って…』
と、お会計しました
おそらく、小さな花束作るような花屋さんじゃなかったんですよ。
ホテルのロビーの端っこにあって、パッと見て花屋なのかわからないくらいだし、きっとホテル内の豪華なお花や結婚式とかイベント用のアレジメントの注文をメインに扱うお花屋さんだったんですよ！
フラッと寄ってちょこっと買う感じの町の花屋さんではなかったんですよ！きっと！
近場で探さず、千葉駅の方のミニブーケ売ってるお花屋さんまで行けば良かったんですよ。
もしくはイメージ写真見せるとか、図々しく保管庫見せてもらうとか、ちゃんとはっきり「こういうの！」って言えば良かったんですよね。
どんな花があるかもわかんないし、花の名前もわかんないし、なんとなくでかすみ草とか言っちゃたのも間違いだったな…
で！思ったんです！
これと同じ事、美容室でもあるなぁって！
やりたい髪型はあるんだけど、伝えられない！
美容師さんにもわかってもらえない！
美容師さんもお客さんもなんだか良くわからないまま進んでっちゃう！
お互いになんか違うんだけど、はっきり言えない！
お客さんがイメージを伝える難しさ。
美容師とお客さんのイメージを合わせる大切さ。
イメージが曖昧だったり、説明が上手くできないお客さんをゴールに導く技量。
私もまだまだ修行が足らんな…。
そんな事をとても実感した出来事でした。
ちなみに私がイメージしてたのは青山フラワーマーケットさんとかの店頭にある500円位のミニブーケ。
↑こういうやつです！
結局…
買った花束はオシャレなコーヒー屋さんにあげるのは忍びなく…
家に持って帰りました
ろくさんも「あちゃー！」な顔してますww
ちなみに自分でちょっとだけ作り直してみたのがこちら↓です。
多少マシ？そうでもないか…
まぁ、花も髪も好みの問題だよな…
人それぞれ！
それでいーのだ！
多様性の時代だもの！
おしまい。
追伸。
夫が帰宅して『なにこのダッセー花！』って言うから『カクカクシカジカでダサくて渡せなかったの！』って説明したら、『んじゃ、ダセーってことで俺間違ってねーじゃん！』
そだね〜
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