毎年9月に入るか入らんかという頃から
「ひやおろし」という名の酒が酒蔵や酒販店から
売り出されます。
まだ、はーえーだろう。
季節外れもいいとこだっちゃ!
と感じております。
皆さんはどう感じますか?
で、当店は10月に入ってから
ひやおろしという酒を販売します。
そのうちの一本
福井県大野市の花垣米ずくの
ひやおろしを開けてから約三週間が過ぎ
今日で最後の一杯が終わりました。
最初に開けた一杯と比べると
色も付いており、味はかなり円やかさ
というか熟成の味わいも増してきました。
お燗で美味しくいただきました。
“ひやおろし”という酒は
一回火入れだけあって
やっぱりデリケートなようです。
こんな酒を残暑が残る9月上旬から
売り出すのは間違いです。
涼しくなった秋に二度目の熱処理をせずに
冷やのまま出荷する=卸す
のが冷やおろしの本来の形なんです。
皆さん、何でもかんでも先に先にではなく
季節に応じた日本酒の楽しみ方をマスターしましょう。
10月の声を聴く前にもう新酒が出たりもしますが・・・
季節感が狂っているような気がします。
慌てない慌てない。
佐渡 伊藤酒店の
晩酌一合一餌プロぐ版からでした。